原田曜平のレビュー一覧
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1977年東京出身の博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーによる現代日本若者論。著者には他に『ヤンキー経済』(幻冬舎、2014年)などの現代日本若者論が存在するが(「マイルドヤンキー」という言葉を生み出したのも著者である)、本書も「パリピ」(パーティーピープル)という切り口からの現代日本若者論となっている。
と言っても、本書は既に4年前の本なので、本書のパリピ像と現代のパリピ像はかなり異なっているだろう。それを承知の上でまとめると、パリピとは、「インターネットの発展によりマスメディアや広告代理店を通さずに、直接流行の発信者(フィクサー)に連なり、流行を最前線で享受する層」ということになりそ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ前半の事例はあっさりしていて、
もう少し掘り下げて欲しいなぁと思うところも。
後半のインタビューの極意部分がおもしろかった!
今後の取材に活かしたい。
〜メモ〜
定量調査=数値で集計できるもの
定性調査=調査対象者の発言や行動を収集するもの
グループインタビュー
デプスインタビュー=対象者一対一で行うインタビュー
参与観察=被観察者の行動を観察するもの
20代男性の8割は化粧水を使っているが、そのうちの9割が母親からの勧め
ビーンボール法
あえてKYな発言をぶつけて相手の本音をあぶり出す
ラポール形成法
信頼感を築くため本題と離れても様々な種類の質問を投げかける。
それでも心が開けない -
Posted by ブクログ
とある課題の参考資料として読んだ。
読む前は、若者を投票に行かせるには、なだめすかして、、、よりも、ビシッとガツンと一喝して目を覚まさせるのが解決法じゃないかと、カツテの若者である私は思っていたが、読んだら考えが変わった。
若者も政治に興味ない訳じゃないんやね。興味あるけど自分が投票なんておこがましい的な考えを持っていたのね。サトリ世代とか書かれてたけど。
私なんて、なーんも分かってないけど、投票直前に慌てて選挙公報みて、ザザッと投票してくる、て感じだけどね。
でも、私も若者の頃は行かなかったな。民主党に政権交代した、あの異様に盛り上がった選挙から、やっと投票するようになったんよね。
政治的に -
Posted by ブクログ
5年前の本だけれども、今も通用するのかしら。
正直、私は著者と同じロスジェネ世代でかつ、地元を出てしまっている人間なので、マイルドヤンキーと呼ばれる人たちの気持ちは理解できなくもないが、共感はできない。
著者はリテラシーとコミュニケーション能力と言う軸で、若者を「エリート」「オタク」「ギャルサー」「マイルドヤンキー」に分けるけれどもその比率ってどんなもんなんだろう?
地元に属さない私にはマイルドヤンキーはレアな存在に感じてしまう。EXILEは確かに売れていたが、購買層にマイルドヤンキーを含んだだけで、マイルドヤンキーでEXILEが売れたと言えるのだろうか。とかマイルドヤンキーへの訴求ってのが本 -
Posted by ブクログ
あれ?この表紙岩波新書?と一瞬思ってしまうが、幻冬社新書である。
昔、不良と言えば私の中では、横浜銀蝿と風雲たけし城に出てくる的場浩司率いる「バックれんなよ」のイメージだったのだが、おばさんになり勤めはじめた中学の俗に言うワルな子たちはエグザイルみたいでなんかホストみたい?かつてのあの不良たちは?この30年ほどに何が?と、経済の部分はさて置きその変遷がとても気になっていたのだが、本書を読んで大人の世情や経済的要因が、多感な時期の子どもに与える影響も垣間見えた。
子どもの頃、深夜、ヴーンヴーンという騒音が遠くから聞こえて目が覚めることがしばしばあり、あれは近くの産業道路を爆走する暴走族の爆音 -
Posted by ブクログ
広告作りとは、インサイトを表現化すること。インサイトとは、消費者の心のツボ、消費者の潜在ニーズのことをいい、顕在化していれば、思わず口をついて出る「そう、それ」。「そう、それ」をいかに喚起するかが本書のキーワード。インサイトを導き出すのがマーケティングの仕事であり、表現するのがクリエイティブの仕事。表面的でトレンディ―なキーワードだけではもはや若者は騙されなくなっている。本物のインサイトをつくことが肝要。インサイトをついている商品は皆、魅力的な「実は」を持っている。表現の面白さや突飛さのみを求める今の風潮。あらためて公告のあり方を改めて考え直させられた。
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