原田曜平のレビュー一覧
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パリピ。
言葉としては耳にしてそう新しくはない。
格差社会の二極化が拡大し、車離れ、酒離れのゆとり世代更にはその下のさとり世代などの、消費意欲が著しく低い若者層。
そんな中、新たな市場開拓をする上で重要なパリピ。SNSの発展に伴い、かつて大手広告代理店やいわゆる業界がトレンドの時代は過去のもの...続きを読むPosted by ブクログ -
博報堂で若者の文化を研究してる著者が、座談会形式で「さとり世代」と語った一冊。
さとり世代について知るというよりは、今の若者の考えについて知るという感じ。Posted by ブクログ -
本書でインタビューの対象になっている世代よりは自分の方が上で異なりますが、自分が結婚したときに旦那さんにがっかりしないためにも、こういうサブカル的な部分を知っておく必要があるとおもった。本書でのマザコンとママっ子の違いの定義は仲良しだけども自律している点。男子にも友達親子というのがあるのだ!Posted by ブクログ
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社会学的なアプローチ?な感じがする。
フィールドワークに出て、マイルドヤンキーという族種の人たちがいる。
その人たちは、こんな人々。と語っている。
あくまでフィールドワークが中心であり、そこからの打ち手が描かれているが今ひとつピンとこない。
もっと数字を出してくれないと、この本を読んだからといって...続きを読むPosted by ブクログ -
現在のヤンキーは昔と比べ、ファッションも精神もマイルドな「マイルドヤンキー」というものに変わってきているらしい。彼らは地元愛に溢れ、限られた仲間と限られた場所での生活を望む。一旗揚げようという上昇志向も希薄で、悪く言えば、昔に比べ、保守的でゆるい感じ。
まあそれが決して悪いってことではないけど、ヤン...続きを読むPosted by ブクログ -
アクティブな成功感を持ったバブルママの感覚を子どもが信頼している関係性を具体的に知ることができました。反面、友だちに相談事を持ちかけると、SNSであっという間に情報が共有されるのではないかという懸念から、友だちとは当たり障りのないこと、それ以上にSNSで展開され羨望をあつめる効果のある体験でないと共...続きを読むPosted by ブクログ
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ヤンキーを通して、社会の変化を理解できた。
ヤンキー像が具体的で分かりやすかった。
ヤンキーのITスキルについては、意外だった。Posted by ブクログ -
うちの妹たちはマイルドヤンキーで、
地元で稼いで地元で使って、
それで幸せだから幸せ。
私がいた時だけはネットショッピングしてたが
異常にITを恐れている…Posted by ブクログ -
アメリカのミレ二アルズは人口の1/4を占める最大の人口群に比較すると日本の18歳選挙世代の影響は少ないものの、投票率の高い60代の影響を受けるシルバーデモクラシーと呼ばれることのないよう各世代の投票率をあげる工夫は必要だと思いました。若者が求めるリーダーが「いい人」。距離感の近い、生活感のある、わた...続きを読むPosted by ブクログ
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キャラとしてふるまえる程度にライトになった今のオタク。
ネットとSNSのおかげで、時間もお金をかけずに情報が集められ、
同好の士を見つけやすくなっている。
ライトになったからと言って、誰もがライトにふるまえるわけではないし、
繋がりやすくて、めんどくさいことが多そうな気がする。
まあ自分の好きなもの...続きを読むPosted by ブクログ -
少子高齢化の影響で若者の数が少なくなっている上、その若者世代を中心に消費が伸び悩んでいる現代社会。しかしながら企業はモノやサービスが売れてくれないと困るので、色んな方法でモノを売ろうとするわけで、その手助けをするのがいわゆる広告代理店とかである。
この本の筆者は博報堂という日本を代表する広告代理店...続きを読むPosted by ブクログ -
113さとり世代
・情報通で冷めた世代:情報が溢れ、ネット上で疑似体験ができる。思い込み力が減る
・欲望の総量は変わっていないけど、複数回の付き合いによる少額のちょこちょこ消費が増え、欲望の量が減ったように見える’Posted by ブクログ -
リア充オタクという言葉に代表されるように、悪いイメージを脱却してファッションアイテムと化した現代オタクの研究本。読んだ感想で自身のオタク度が分かりそう。個人的には「○○好き」程度の意味でオタクを名乗るのはやっぱり違う気がする。あと、エセオタクにだけはならないように注意しなければwPosted by ブクログ
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携帯世代の私も携帯がもたらす村社会感を聞き知っていて、それが面倒臭すぎて当時流行ったHPもMixiもSNSも、リアルな友達に向けては一つもできなかった。
携帯世代でもそうなのだから、今のスマホ世代はいったいどうなっているのだろう…と思うと、しんどいな。ただ、本書は悪い面ばかりではなく、良い面も書...続きを読むPosted by ブクログ -
消費に関する本を読むとでてくるキーワード”ヤンキー経済”についてまとめられている著書を読んでみた。80年代から現在までに至るヤンキー定義の変遷はなかなか説得力があるが、経済に関してはヤンキー特有なのか?と少々疑問符がついた。若者の大型ショッピングモール、地元の仲間、ハレの日消費などはよく言われている...続きを読むPosted by ブクログ
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言葉が独り歩きしてる感だし、これまでもあった概念を可視化しただけでは、という先入観は良い方向に裏切られた。ある程度類型化できそうな調査と考察に則っていて、多少仮定と推測が過ぎる箇所はあったが全体的には腑に落ちた。議論の軸足りうるのは良。Posted by ブクログ
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2015.04.04 今どきの若者の特徴をよく理解することができる。ただ、ヤンキーとそれ以外の比較なと、相対的な視点からのアプローチがあればさらによかった。Posted by ブクログ
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「さとり世代」(=さとった風世代)に焦点を当てた本。対談形式なので少し読みづらい。
「小額ちょこちょこ消費」「経験消費」「ネタ消費」などは今の私達30代にも通じるところがある気がする。「安かろうそこそこ良かろう」の商品が増えている今、「安かろう悪かろう」の「バブル世代」とは、消費の考え方が変わってし...続きを読むPosted by ブクログ -
まあでもこの本に出ているのはそこそこの大学に通う「いい子」だからね。ある世代のある階層についての特徴と思ったほうがいいかも。それにしても「ステレオって何ですか?」には参った。Posted by ブクログ
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モノが売れないと言われている現在でも、日本にはマイルドヤンキーという分厚い購買層があるのだ、という話。この本はあくまでマーケティングのために書かれている。
しかし、「いるよね、こーゆー奴ら」と、他者を蔑視することで自らのプライドを慰めようという読み方をされてるように見受けられるのが悲しい。
「人...続きを読むPosted by ブクログ