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Posted by ブクログ
ゆとり世代=さとり世代として、博報堂の若者研究室に集う大学生60名くらいに、自分たちの世代や価値観について語ってもらった本。大人数のディスカッションみたいになっているので、とても読みやすかった。
僕はポスト団塊世代ジュニアという年代になるのだが、さとり世代の若者たちの価値観にすごく共感出来た。彼らは何も特別ではなくて、ただ時代背景に即した考え方をしているだけだと思う。
それにネットやSNSが普及した後の世代特有の縛りなども影響しているらしい、このあたりは自分が学生時代にはなかったものなので、とても興味深かった。
読み物としても今の20代前後の若者たちの生態や価値観を知る意味でも、とても面白くて有用な本だと思います。
Posted by ブクログ
きょうの目からウロコの一冊。いまの大学生の空気感というか感覚がなんとなーくじわじわと感じられました。グループトーク形式なんですが、さとり世代とバブル世代とのすれ違う対話もおもしろい。
筆者が指摘していた、「不況、デフレ経済、コスパ感覚;低コストで何でもそこそこ良いものが手に入る(し、ネットで情報にもタダでアクセスできるので、それゆえに無駄はしたくない(≒行動しない)」と「ソーシャルメディア村;クローズドな仲間内でネタにできる話題やネタコミュニケーション(LINE・NAVERまとめの強力さ!)」はなるほどです。
ファスト企業、チェーン店、コンビニ、ショッピングモール、ネット動画、無料ゲームの行き着く先を少し垣間みたような、、、期待しない、行動しない、悟った(風の)彼ら/彼女たちのミライは。。。
Posted by ブクログ
微妙にさとり世代。
分かる…分かるよ、その通りだよ。
納得し過ぎて唸りながら読破。
なんでも「めんどくさい」し、「大してなにも欲しくない」から「あんまり頑張りたくないし」「ていうか、ぶっちゃけ普通でいいし。偉くもすごくも、なれなくてもいいし。それで幸せだし」
でもそれじゃダメだと思うんだよね。
こうやって客観的に分析されると、
この世代、このままじゃマジヤバイだろって思うよ…。
なんか…頑張らないのは楽でいいし
欲しがらなければ辛くないからそれで我慢出来るんだけど、
一生懸命になれないっていうのは苦しいな。
でもそういう夢を持てないのが今って時代なのかな、とか……。
いや別にそんな深刻な話じゃなかったんですけどねっ
楽しくサクッと読める今時の若者あるある本です。
Posted by ブクログ
さとり世代である大学生へのインタビューをまとめたもの。最後の章は、バブル時代に大学生だったバブル世代と現大学生の対談は面白かった。特に、通信手段の発展によって人間関係が変化したことを改めて思い知らされた。著者曰く、
「ケータイとソーシャルメディアが普及する中、小さい頃から彼らががんじがらめにつながった人間関係の中を生きてきたことを指しています。だから彼らはかつての若者のように、無性に目立ちたがったり、ビッグマウスになることはありません。それよりも、ソーシャルメディア村社会の中で、出る杭にならないことを好み、周りの村人から『イタイ』と思われないように、強い同調志向を持つようになっています。
こうした社会環境の大きな変化から自分の身を守るために、過剰に世の中に期待をして振り回されないために、ある種の処世術として、今の若者たちはあくまでクールに、客観的に、さとったような冷静沈着な態度をとるようになったのです。
これが『さとり世代』の誕生の真相です。」
それにしても、LINEの「既読」機能は、想像以上に若者の価値観に少なからぬ影響を与えていることが、生々しい彼らの言葉からよくわかった。
以下は、さとり世代の消費についてのまとめ。
「一番重要なのは、ソーシャルメディアが彼らの消費を大幅に変えてしまったということです。もちろん、長引く不景気により、お金自体がなくなっていること、世代論的に見れば、生まれた時点では最も裕福な世代であったこと(だから、もともとお金にがつがつしていない)、『安かろうそこそこ良かろう』のデフレ商品・サービスに触れて育ってきたので、お金を出さなくてもある程度満足した消費ができてしまっていること、なども彼らの消費スタイルに影響を与えているとは思います。しかし、それ以上に、ソーシャルメディアの影響が大きい、ということがわかってきました。
例えば、ソーシャルメディアの普及により、さとり世代の人間関係数やコミュニティ数が増えたので、彼らは男同士でもカフェをハシゴするなどの『お付き合い消費』がとても増えています。いわば、『少額ちょこちょこ消費』が増えてしまっています。このため、消費を切り詰め、ひたすら貯金をし、車を買う、海外旅行に行く、などといったかつての『高額単品消費』を行いにくくなっています。また、ソーシャルメディアにより、様々な口コミ情報が得られるようになっているので、買わなくても、行かなくても、わかったようなきになってしまう。さとり世代はいわば『既視感』に覆われていて、これも彼らの消費の阻害要因になっていることが分かりました。
ただし、ソーシャルメディアは、彼らの消費にマイナスの影響だけをもたらしているわけではありません。例えば、ソーシャルメディア上で友達から『いいね!』を貰いたいから消費をするといった『いいね!消費』。ソーシャルメディアでつながったたくさんの友達と行う『思い出消費』や『経験消費』。友達に笑ってもらうための『ネタ消費』などがこれにあたります。企業側はソーシャルメディアによって生み出されるさとり世代の新しい消費に着目し、新たなマーケティングの機会の創出をしていかないといけません。」
Posted by ブクログ
さとり世代の大学生との議論。
全体の代表ではないかもしれないが、SNSでつながっていることもあるので、そう差はない?
ゆとり世代と言われるだけで憎悪の炎が燃え上がる身としてはさとり世代という言葉がもっと広まってほしい。
経済は低迷し、SNSでつながっているのが常態化した結果、悟るしかなかったとのこと。
先は見えないし、同時に情報過多で先も見えるなら、当然の帰結とも言える。
自分もコスパやリスクをめちゃ気にするので頷けるところは多い。
SNSでつながるのすらイヤな身としては、そのへんはよくわからなかった。
女性の社会進出が叫ばれているが、悟り世代女子は大変なので別にしなくてもいいと思っている。
男が弱くなった、女が強くなったというのはいいことだと思う。
Posted by ブクログ
久々の新書でした。
私も88年生まれの「さとり世代」として、この本には共感するところが多くありました。
その中で、「さとり世代は受け入れ体質がある」というくだりがあって、当事者意識がないことの裏返しなのかもしれないけど、世の中を変えたいというより変わっていくものに対応していくというという特徴に深く同意。まさにこれから行われるであろう選挙に対する感覚が同じだった。
登場する大学生たちは私よりもさらに若く、デジタルネイティブというより「SNSネイティブ」だと思う。それぞれのサービスの使い方とか考え方とか多少違うし、自分が高校の時にLINEがなくてよかったって思いました。だって、面倒臭い。(←これもさとり世代の特徴)
同世代がこの本を読んでどういう感想を持つのか議論してみたい気はする。
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「キラキラシニア」という生き方 バブル世代・新人類世代 定年前後のライフシフト
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