原田曜平のレビュー一覧
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現代の若者たちとのインタビューの会話をそのままの形でまとめた本。
バブル崩壊後に生まれ、深い付き合いがない中でネット内でのバーチャルな空間で成長してきたことによる様々な現象がまとめられている。
全てにおいて、目立たず回りに同調した生活様式。バーチャルワールドで情報過多となり経験した錯覚にはまり、わか...続きを読むPosted by ブクログ -
またまた若者批判の本かと思いきや、全くそんなことはない。筆者が10代半ば〜20代後半の若者約1000人に実際に会って、そこから見えてきた若者世代の生活や人間関係を客観的、分析的に綴った本。
私もこの若者世代になるが、理解できない同世代の妙な言動などを見ると若者批判される理由もよく分かるし、世間でもそ...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルからネガティブなイメージを抱くが、いざ読んでみると最近の若者の実状を紹介しているコトに気づく。実際に出会ってインタビューをしているのでリアリティがある。ただ、あくまで全体的なイメージでしかないというコトをお忘れなく。Posted by ブクログ
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自分もまだ若者だと思っていたが、知らなかったことが多すぎて驚く。。
こんなに中高生のネットワークが発達、進化しているなんて!!
超ネットワーカー凄すぎ。
著者のリアクションがいちいち良いw最後の第7章を読んでなんでこんな題名にしたのがわかり著者のメッセージが伝わる。
良書です。Posted by ブクログ -
・若者に有害なのはケータイそれ自体ではない。
ケータイによってもたらされた、「村社会の復活」が問題。
・ネット上で個人情報を知らず知らず流出してしまうのは、コミュニティの縮小(それに伴う行動範囲の縮小)による、「誰も自分のことを気にしていない」感が原因。
・近頃の若者には、「海外へのあこがれ」...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
今の20代後半以下の世代は、中学生、高校生くらいからケータイを持ち始めた、日本で初めての世代です。
イメージしてみてください。
自分が中高生のときに、もしも携帯電話や電子メールが存在していたら…。
生活は良くなっていたでしょうか?
友達との関係はどう変わっていたでしょうか?
著者は7年...続きを読むPosted by ブクログ -
かなり面白かったです。
この本はタイトルのように「今の若者はダメだ」と一方的に否定する内容ではありません。
携帯の普及による社会への影響の実情を、若者へのインタビュー中心に書かれています。
世間では「今の若者はダメだ」などと特集などが組まれるほどですが、昔の若者にはできないようなことも今の若...続きを読むPosted by ブクログ -
ケータイ嫌い、PC好き、社交性なしの自分は、ここで述べられている「若者」にはカテゴライズされなさそう。なもんで、余計にいわゆる「若者」の生態には興味を惹かれた。Posted by ブクログ
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タイトルから想像されるような「近頃の若いやつは(なんだかわからないけど)けしからん!」っていうような内容ではありません。10代や20代の頃からすでにケータイを手にしていた世代の若者たちをとりまく「ケータイネットワーク」の姿を、フィールドワークから読み解いた秀作。それ以前の世界では考えられないような膨...続きを読むPosted by ブクログ
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まず実際に「ケイタイ」ネットワークを使いこなしている若者がどの程度の割合いるのかが気になった。
最近の空気を読まなければいけないような感じは若者からなのか。
世の中の見方をちょっと変えてくれる面白い本。Posted by ブクログ -
「まったく、今時の若者は」と愚痴をこぼす前に、読んでおくべき本。携帯電話の普及により、コミュニケーションのあり方が30歳以上と10代20代では大きく異なり、その結果価値観の相違が生じている。
・空気を読むムラ社会の復活
・若者のほうが上の世代よりもコミュニケーションスキルが高い。
・論文課題は携帯で...続きを読むPosted by ブクログ -
いわゆる「近頃の若者」の生態を、地道なフィールドワークから抉り取った一冊。
さすが、フィールドワークからの考察なので、
リアリティが素晴らしいと思いました。
逆に、大して実態に迫ったわけでもないのに、
十把一絡げに「若者はこーだ!」みたいに丸めてしまっている論者が多すぎるからね。
とてもその点、価...続きを読むPosted by ブクログ -
今時の若者、teen層に関して、勉強になりました。
傍若無人な爺さん婆さん、買春しているサラリーマン、世の中、十人十色ではありますが、今時の子供はしっかりしているなあと感心してしまいました。Posted by ブクログ -
書評にあった本。一気に読み終えました。新村社会の到来、空気を読むという点では近頃の若者の方が日本人らしいという視点は面白いと思いました。個人的には、既視感というキーワードが気になりました。Posted by ブクログ
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僕もモットーとしている疑問系タイトルの本。
現代の若者の姿がよく見える。
僕自身は「じぶんらしく」という根幹は変わらなかった。Posted by ブクログ -
マーケティングする人が、若い人を理解するために読む本なんかな。
2020年の本なので、2023年末現在に買う本じゃなかった。タイトル買いすると、こういう失敗もあるね。
チル&ミーがキーワード。
チルってなんか、意識高い系の反対な気がした。出来るだけ労力をかけずに、少しでも成果を得る的な。Z世代のポッ...続きを読むPosted by ブクログ -
「ヒットしたものはすべて因数分解できる」博報堂の若者研究をしているマーケター、原田曜平さんの著書。何がそれを「そう、それ!」と言わせたのか。若者にやや偏っていますが、実例を含めた新しい発見のある内容でした。Posted by ブクログ
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私はZ世代の人間だけど、そもそもZ世代とはなんぞやと思ってたのでそこから説明があったのもなるほどと思ったし、著者のZ世代に対する分析がめちゃめちゃ刺さって面白かった。
Z世代よりZ世代を分かっている1冊!Posted by ブクログ -
デジタルネイティブのZ世代に対し、SNSや動画投稿サービスを駆使して如何に”バズらせる”かを解説した本です。各SNSや動画投稿サイトの利用者層や特徴について判り易く解説されたり、具体的なバズリ投稿例を挙げて頂いているので参考に出来ます。Z世代の間で人気のあるコムドットさん、ヘラヘラ三銃士さん、ジュキ...続きを読むPosted by ブクログ
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Z世代の特徴をまとめた一冊。
ジジババコロナ社会のせいで体温低めな感じ。気の毒にも思えてくるなあ。
・金が無いので消費離れ
・チル(まったり)がいい。藤井風みたいな感じか?
・SNSのせいで同調圧力。ヤラセいいね
・隠れた自己承認欲求。間接自慢と匂わせ
・twitter強し
・インフルエンサー未満が...続きを読むPosted by ブクログ