原田曜平のレビュー一覧
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良き友に囲まれ、身の丈にあった生活を営む人達を、そう上から見ることもないのではないかと思った。
著者は彼らを鈍いと感じ、イラッとくるものがあるのかな‥
人が都会に出てくる理由の一つに、地元に自分の居場所を見つけられなかったっていうのもあるのかもと思ってしまった。Posted by ブクログ -
「鏡月をボトルで」と言うと、酒飲みの僕は「そんなジュースみたいなもの飲むか!」となるが、仲間思いのマイルドヤンキー達にとっては、飲めない人も薄くして楽しめる仲間を思いやるベストな選択なのだということを知った。
本書は結論ありきで語られている嫌いがあるが、消費者のセグメントとしてマイルドヤンキーを提...続きを読むPosted by ブクログ -
こうして文字にされたものを読むと「さとり世代とかマジムカつく^^;」となるわけですけれども、実際に話したりするとまあ、違う印象を持つんでしょう…きっと…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、まだ大学生だからね…といった感じですかね。思えば僕ちんも社会に出る前、当時はもうネットもありましたか...続きを読むPosted by ブクログ -
うーん。良くも悪くも、リサーチ本、かなぁ。
面白いと言えば面白いけど、だから何?と言えば、だから何?になっちゃう感じ。本当に、新しいサービスを企画する人への調査で、それ以上でもそれ以下でもない感じが、読み物としてはどうよ?と思わなくもない。
20代の中でも、一番お金を使ってくれそうな層をリサーチして...続きを読むPosted by ブクログ -
博報堂で若者研究を専門に行っている原田氏と中国で日本人オピニオンリーダー的存在の加藤氏の対談本。
80後と90後での考え方・ファッション・人生観・ブランドに対する考え方の違いについては詳しく書かれています。
また、421構造(80後の前半の世代の多くが夫婦二人が一人の子供を育てながら、それぞ...続きを読むPosted by ブクログ -
さとり世代がさとらざるをえなくなったのは、不景気とSNSによることがわかった。最後のバブル世代とさとり世代との対談も、両者の価値観とか環境が違いすぎて笑えたけど、どっちの時代がいいとか悪いとかは一概に言えない気がする。ただ、さとり世代よりの自分としては、一度タイムマシンでバブル時代に行ってみたくなっ...続きを読むPosted by ブクログ
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さとり世代との対談集.バブル世代とさとり世代の中間の人間だけど,読んで見ると,価値観はさとり世代に近いものを感じる.本書を読むまでは,さとり世代には漠然と頼りない印象を抱いていたが,なかなかに堅実志向.そして消費に関心がないという印象も,誤解だったのだと考えを改めた.ただ「既視感」「一知半解」といっ...続きを読むPosted by ブクログ
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データ対象が首都圏の大学生という偏りはあるにせよ、これはこれで、ある集団の空気をスケッチしていると思う。いまいるグループの空気を読んで、他者と「同化」「差異化」を行っている、と。しかもかつてより繊細でミクロな「同化」「差異化」のゲームをしているんだろうなあ。
「意識高い系」とか「イタい」という感覚...続きを読むPosted by ブクログ -
博報堂の若者研究所の書籍制作が、データによるだけでなく、その世代参加型の体制でのぞんでいるので、大変だなとは思いました。臨場感があってオモシロいホンでした。プロジェクトメンバーが関東と大阪(桃山学院のみ)の大学生だったので、地方大学生、高卒で就職、専門学校生など、進路がばらばらだとまた議論が違ってく...続きを読むPosted by ブクログ
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今の若者って大変だなぁ、というのが率直な印象。
人のつながりが強すぎて、しんどそうだなぁ・・・。
結構ショッキング?な内容ではあったけど、でもまぁ今この世の中で若者やってたらそうなるよなぁ、と、納得はする感じもあった。
私も最近、いろいろ面倒だと思ったり、実際に経験しなくてもどうせこんなかんじでし...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の学生時代と比較しても本書の中で語られている「さとり世代」の若者達の言葉にはあまり差異が感じられないということは、どの世代にもある程度当てはまる普遍的な感性なのではないかと感じた。
本書の構成として非常に疑問に感じるところが、座談会で発話する学生の属性が「大学名、学年、性別」にて明示されている...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルだけ読むと若者批判の本のようですがそうではなく、若い世代の人との付き合い方をフィールドワークを中心にした取材でリアルに描いている内容で、若者への理解を深めることが出来た。Posted by ブクログ
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たまに聞く「近頃の若者は・・・」というフレーズ。
ダメな理由が書かれている本ではなく、なぜそう思われるのか?について、
携帯電話・インターネットの普及を切り口に時代を論じた本。
SNSがmixi中心の話題になっている点で既に時代遅れを感じてしまうが、
書かれている内容は大変面白かった。
特にネット...続きを読むPosted by ブクログ -
偏った意見も少しあったが、共感できる部分もあり楽しかった。
若者談義はどの年代にもあるものなのだとわかって安心した。Posted by ブクログ -
タイトルのように『近頃の若者』がどういった点で『ダメ』であるのかを分析した本ではない。というのも、若者を否定しているような記述が意外と少なかったからだ。
それよりかは最近の若者の生態系を研究し、まとめた本であるなと感じた。
題名と内容に差異があるが、十分楽しめる本。Posted by ブクログ -
タイトルとは反対に、若者の長所を謳っている。
自分のPCを持つ前に当たり前のように携帯を持っていた、と言う世代の価値観がわからない30代以上がターゲット。30代以上はモノや金を大事にするが、10代、20代の若者世代は人間を大切にするというジェネレーションギャップに気づくための本。著者の視点は面白い。Posted by ブクログ -
原田曜平著「近頃の若者はなぜダメなのか」光文社新書(2010)
*今の若者のコミュニケーション能力はかなり高い。今の若者は日本人的な日本人に戻り、この30年で廃れたはずの空気を読む「読空術」を使いこなすようになった。
*今の若者の特殊性はケータイ化ということにある。人間関係の多くは友人のようなもので...続きを読むPosted by ブクログ -
帯に男女それぞれ携帯電話を持っている写真が載っていた。「奇妙だな、、、、」と思ってパラパラと読んでみた。
「今の二十代後半から十代は中・高校時代から携帯電話を使っていて人間関係が希薄…」というような文章が書いていて「私、入ってる。。。」と思い、どんなものか気になった。
今の若者は人間関係に敏感で...続きを読むPosted by ブクログ -
携帯世代の若者論。携帯電話を持ったことで、常に友人とつながっている状態が続き、年齢を重ねるごとに友人や知り合いが増えることはメリットがある一方で常に反応することやつながりを求められて逃げられない世界でもある。自分自身は大学から携帯を持ち始めているため、登録されている友人とは適度な距離感があるが、小学...続きを読むPosted by ブクログ