石渡嶺司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ちょうどこれから就活を始めようとしている時期に本屋で見つけた本.
学生からすれば就活は学生が中心にいると思うが,もちろん採用するのは企業だし,就職情報サイトとして利用するリクナビやマイナビだって企業が運営しているサイトであるから,就活に関わっているのは学生だけではない.また,大学も最近は卒業生の就職先の如何によって大学を受ける受験生に影響を与えてしまうそうなので,大学生の就職活動を積極的にサポートしているらしい.
就職活動における企業・大学・学生それぞれの立場がわかる本である.リクナビやマイナビだってビジネスで運営されているサイトなのである.就活生は無料で登録できるが,決して学生のためのボランティアなサイトではないのである. -
Posted by ブクログ
この反感を買いやすいタイトルが、本当にこの本を読んでもらいたい人を遠ざけないか心配です。
学生の低学力を認めない大学こそアホ大学。必要なのが分数なら分数を、掛け算九九なら九九を教え、少しでも社会人として使える人になるようにするのが現代のよい大学。
今や大学はキャリア教育場所になったと、それがよく分かる1冊。
「分数計算が出来ない学生を大学に入れるな」というのは無理な話。文科省が大学設置基準をユルユルにした結果、大学の数はもう増えてしまった。
18歳人口が減り続けている今、(一部の難関校を除き)大概のつぶれたくない大学は、低学力学生を入れないわけにいきません。
学部は質のいい労働者を送り出してくれればいい。学問や研究は大学院でしてくれというのは文科省の方針ともいえます。 -
Posted by ブクログ
就活だけでなく採活(採用活動)についても書かれていて、就活してる本人と その親と 学校側と 採活してる企業側と、そしてそれらを食い物にしている就職情報会社の、奇妙な関係と不健全なバランスが見えてくる。不景気によって各企業とも採用者数を絞った事で就職率が低下。だが他社より先に優秀な学生を得たいがために、他社より早く採活を始めてしまったので、やはり学生達も周りからの遅れを恐れて学業やプライベートより就活を優先させてしまう。就職率が低下しているので保護者達は就職率が低い所には受験させない。学校側はそれらに翻弄されて就活を疎ましく感じているが強く言えない。一番タチが悪い就職情報会社は、うちの合同起業説明会に参加しないと・うちの紹介サイトに載せないと学生からの人気や知名度は下がり優秀な学生は得られないよ とのたまう。救いようが無い話だが今は早過ぎる就活・採活が禁止され始めたとの事…。
学業も夢もプライベートも中途半端なまま、周りからの遅れを恐れて早い段階で就活を始めて、学生時代に頑張った事や自分の強みを聞かれても薄っぺらになり、挙句に確認せず誤字のまま出し 常識を知らずに地雷的な質問を発し、イタイ自己分析と自己PRをする就活生が多いなんて悲し過ぎる。
学業が手薄になれば折角の自分の専門性を高める為の機会と費用を無駄にしている事になるし、プライベートを充実させなければ感性も磨けず経験も積めず人との出会いも減り、最も求められるコミュニケーション力など磨ける筈が無いし、夢と向き合わなければ就職後のヴィジョンが持てず 「何の為に」という自分の核が無いままなので一番悩まない筈の志望動機になんかに最も悩む結果となり、就職出来ても目的意識と向上心が無いので続かない結果となる。
企業は就職情報会社に振り回されない姿勢と、優秀な学生を得る事より 社員を優秀に育てていく事に力を注いで欲しいし
学生は周りに振り回されずに自分を持って、やりたい事をどんどんやって 自分の強みを見つけて磨いて、選ばれる側から自分を活かせる場を選ぶ側になって欲しい。 -
Posted by ブクログ
これは面白く、恐ろしい問題提起。
笑えるし、イライラするし、日本\(^o^)/と思えるし……
バカ大学、バカ学生、バカ親、バカ官僚を辛辣に書いているだけではない。
1兆5千億の税金が無駄に使われている実情
新入生の半数は学力を問わない推薦・AO入試
大学業界のデータ非公開による詐欺まがい行為
民間企業ではありえない業界人(教授・教員)
衝撃的な内容の連続だが、これは大学生・業界関係者だけの話ではない。
膨大な税金が定員割れの一部の赤字大学に無意味に使われているんだ
そんな本書の中でも
【第4章 大学の情報公開をめぐる二つの講演】は必見
嘘か真か、「大学潰せよ」と物申したくなる内容です。