あらすじ
「転職すると損をする」。転職業界の関係者、ほぼ全員が知っている事実だ。しかし、知らない人がただ一人いる……。転職希望者だ。転職ビジネスのカラクリを暴き、「一体いくら損をするのか?」数字で初めて示す!!
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Posted by ブクログ
新卒就職情報会社が転職を煽っている、という告発本。 取り繕う情報会社のコメントとその裏の意味。 大好きなパタン。
欄外の転職関連書籍の紹介がよい。
キャッチーなタイトルだから、1億円の内訳自体はまあいいか。 転職を繰り返さないなら確定拠出年金より従来型退職金の方が得だと思うけど。
Posted by ブクログ
この本を読んで転職しなくて良かったと思いました。
現在は若い人が減ってきていて売り手市場ですが、新入社員のかたは3年はその会社で頑張ってもらいたいと思います。
Posted by ブクログ
転職で1億損するかどうかはともかく、転職というマーケットを作り、大きくしていこうとしている企業についての解説だと思えば良書だと思った。
Posted by ブクログ
転職ブーム?に疑問を投げかける珍しい一冊。ページの下の方で関連する著書にコメントしまくっている。人材ビジネスの解説もわかりやすい。
1億というのは、退職金どころか交通費、年金保険まで入れて最大に乖離する場合の半分だから、表紙にありがちな嘘ではないと思う。
著者の経歴も少々怪しいが、これから就職する人や新人には一読の価値はあるかも。
Posted by ブクログ
高校生 大学生に参考になる内容だったと思う
早期退職者は 次を決めているのならまだしも
今の会社になじめないというような 一時的な理由で辞める場合
給料のデフレに入り込む可能性があることを忘れてはならない
実際 退職時に退職金がどうなるか
という問題もあるが
現状として
退職金システムがある今は 長く努めた方が
トータルの給料は多いのが大半である
一部 特殊な技術や
強い顧客網 などをもっていれば 給料アップにつながるが
はっきりとした能力のないひとは 一般に給料が下がるのが普通である
いやなこととはいえ 現実として
大手 大企業に新卒で入るのが
手当や待遇 環境でベストの可能性が大きい
大きければ 今の仕事がいやになっても
社内での移動で
勤続年数 給与などの変化なしに 転職と同じ効果を得らる
給与面以外となると
あとは 自己満足の部分によってくるといえる
各見開き左下に
就職 転職 仕事 についての本の紹介があった
これは 今までにない 紹介方法で
職に関する知識を 得ようとおもったときの参考になると思われた。
Posted by ブクログ
■Point
・転職は1億円損しない。「転職は」というより、「正社員は派遣社員より1億円トクをする」という内容に近い。
・会社員は退職金、健康保険、生命保険(団体扱い)、住宅補助、通勤費と給料以外にも1億円分の保障を受けている。
・「インターネット耳年増」カリスマ社長のblogより、上司の一言に耳を傾けろ。
・「社内転職」プロジェクトや異動で環境は変わる。
■Action
・転職基準→制度云々を考えられる余裕がある時は転職しない。自分が人生で成し遂げたいことが現在の職の延長にないと判断するか、環境が精神的・肉体的に耐えられないにも関わらず異動ができないときに転職する。
Posted by ブクログ
自分自身、転職して年収半減したので、タイトルを過激に感じて読みました。
1億円損するのは、大企業から転職するなら、間違っていない。今まで直視してこなかったが、痛感した。
1億円損してでも本当に転職したい、という前向きな転職は肯定するが、数年数ヶ月の安易な転職を否定している。同感。
しかし、その影には、就職情報会社、転職支援会社の策略があり、痛烈に批判している。それもまたビジネスなので、そういう裏側を見抜ける力を身に付けたいと思った。
Posted by ブクログ
奇数ページの欄外に記載されている転職・就職本に対する著者の一言コメントが面白い。半分ぐらいは、転職ビジネス批判の内容かな。まぁ、さもありなん。興味深い内容ではありました。転職希望者というよりも、就職活動中の大学生向けな印象。
Posted by ブクログ
結論ありきなのでだいぶ強引に話を進めている感じは否めない。ただ、そのあたりについては本人もある程度反論を予想づくで書いているフシもあるので、嫌なら読むなっちゅう話ですわな。ということであえて感情的になりそうな記述を避けてもっとアプローチを変えれば落ち着いた一冊になるであろう気はしますが、角川ということで敢えてエッジをきかせているのかも。就職情報会社各社への照会などライターだからこそできるアプローチと思えば評価できます。
Posted by ブクログ
最近、近しい先輩の理不尽な異動を目の当たりにしました。
組織に所属することは、安全なようでいて実はリスクが多い。
一方で、安易な転職も危険。
サラリーマンて難しい。
「気楽な稼業」などとはとても思えないのです。
Posted by ブクログ
軽く読める。
だけど、労働市場の流動性を上げることは個人にとっては損でも社会にとっては、いいこともあるはず。
今は中高年だけ得する仕組みになってる。
Posted by ブクログ
「転職すると損をする」これは転職ビジネスの常識。ところが、この事実を知らない人々がいる。転職希望者。特に20~30代の社会人だ。転職で成功したことを強調する本は、数限りない。その反面、転職で「一体、いくら損をするのか?」明かした本はない。本書を読めば絶対に得をする。
とのこと。
そういうことあるんじゃないですかねえ、やっぱり。
転職を応援する転職支援会社も金儲けでやってるので、不必要に煽ることも全然あると思いますよ。
転職は慎重に。って言って転職を煽るCMもありますし。
ご利用は計画的に。って言って借金を煽るCMみたいなもんでしょうか。
まあそれは家を買うのも証券を買うのもその他ありとあらゆるものを買うのにも同様に言えますが。
ヘッドハンティング系の会社で前に働いてたことがあるので、こういう話は聞くこともありました。
結構転職・就職ビジネスをガッツリ批判してますが、言われるのも仕方ないかもしれませんね。
ただ、転職は損といっても、ひとつの会社にずっといられるかというと今はそれも怪しくなってきているので、いざ転職市場に放り出されても大丈夫なようなスキルを磨いておくのがいいですよね。
今の社内で重宝されるスキルと、転職市場でニーズのあるスキルが違うこともあるので、そういう社会にニーズを見極めておくために転職サイトに目を通すだけ通してみるとかはいいと思います。
と、何故か言葉遣いが変わってしまった今日の日記でした。
以下メモ
実は法的には年俸制でも残業代は払う必要がある。
週刊誌等で転職の損を書こうとしても、そういう話は受けず、得の話じゃないとなかなか載らないらしい。
あとは転職系のスポンサーの御機嫌取りとか。
早期転職者のタイプでもいくつかあるが、本当に優秀でキャリアップしていくタイプと、自己成長願望だけタイプは違う。
自己成長願望タイプは、見通しが甘く、自分のどのスキルがどれくらい必要とされているか等分かっていない。影響されやすい。
カリスマベンチャー経営者のブログが溢れ、社内の上司・先輩が素直に尊敬できない。インターネット耳年増。
リクナビの先輩紹介から若手に声掛けるのは、ヘッドハンティングというよりダイレクトメール。大企業から移籍するのは勿体無いとヘッドハンターも。
就職情報会社は無用な自己分析で就職活動を長期化させ、就職後も転職を煽る。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「転職すると損をする」これは転職ビジネスの常識。
ところが、この事実を知らない人々がいる。
転職希望者。
特に20~30代の社会人だ。
転職で成功したことを強調する本は、数限りない。
その反面、転職で「一体、いくら損をするのか?」明かした本はない。
本書を読めば絶対に得をする。
[ 目次 ]
はじめに 転職すれば人生は変わる!望まない方向に
序章 転職で人生をムダにした!-早期退職者の大失敗
第1章 転職は1億円損をする-定年退職組と転職組の損得勘定
第2章 10分でわかる人材ビジネスのカラクリ-転職市場はこうして儲ける
第3章 転職があおられるカラクリ-四兆円ビジネスは焼き畑農業だった
第4章 間違いだらけの転職観-だから転職希望者はカモになる
第5章 転職サバイバル!-それでも転職したい人のために
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
転職は一億円損をする。という部分よりも大切なところがある。
それは転職をして成功をする人は今現在の職場でも成功しており、非常に優秀な人である。身も蓋もな言い方だが、そのようなひとは転職してもしなくても他の人よりは成功するのである。
Posted by ブクログ
■Point・転職は1億円損しない。「転職は」というより、「正社員は派遣社員より1億円トクをする」という内容に近い。・会社員は退職金、健康保険、生命保険(団体扱い)、住宅補助、通勤費と給料以外にも1億円分の保障を受けている。・「インターネット耳年増」カリスマ社長のblogより、上司の一言に耳を傾けろ。・「社内転職」プロジェクトや異動で環境は変わる。■Action・転職基準→制度云々を考えられる余裕がある時は転職しない。自分が人生で成し遂げたいことが現在の職の延長にないと判断するか、環境が精神的・肉体的に耐えられないにも関わらず異動ができないときに転職する。
Posted by ブクログ
1億円という数字の妥当性はともかく、インパクトのあるタイトル。
自身を振り返ると、現業に対する不満から転職に妄想を抱いた部分はあったかもしれない。特に真剣にも考えなかったものの、その実情を知りたいという興味は持っていた。
様々なタイプ分けが正しいかどうかはわからないが、転職者の考え方の一端に触れられたのは参考になる。
Posted by ブクログ
転職すると給与面やら手当やらが減ってとなんだかんだで1億円損するという話。(正社員から派遣とか自営業になるとたいてい激減)
安易な転職は勿論良くないとは思うが、今後は新卒正社員ってのが今の中高年ほどの価値はなくなるんじゃないかな。1億円も損しなくなる気がするし、そうなるべきだと思う。雇用の流動化ってのは重要。
Posted by ブクログ
人材ビジネスのからくりがよく分かりました。
ちなみに、転職した人すべてが1億円損するわけではありません。
私は今の会社に転職して正解だったと確信していますが、
一方で、転職支援会社に煽られ、安易に転職して失敗する人も
多いのが現実だと思います。
特に若手社員の早期転職は問題だと感じました。
転職は慎重に!!
(山)
Posted by ブクログ
やはり最初が肝心というところだろうか、新卒で勤めるところで定年まで働くのが一番金銭的に損しない働き方だというのが理解できた。それゆえ、ブラック企業に最初に入ってしまわないように気をつけたいと思った。また、就職情報サイトが、新入社員に対して就職後は転職を煽っているのは紛れもない事実だろう。ゆえに転職もこの時代儲かるビジネスになっているし、これからもその傾向は強くなっていくと考えた。シュガー社員etc今までなんとなく聞いているだけだった単語の意味も少し理解できた気がする。個人的には第二章の『10分でわかる人材ビジネスのカラクリ』は不要のように思われた。