岩田健太郎のレビュー一覧

  • 1秒もムダに生きない~時間の上手な使い方~

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    タイムマネジメントが苦痛なものでなく、もっとゆったり捉えられそうな気がしてきました。要はガチガチの計画に縛られずに。

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    2014年03月09日
  • 99.9%が誤用の抗生物質~医者も知らないホントの話~

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    EBMの普及に伴い感染症学が大きく進展していること、それに伴い陳腐化しつつある従来の抗生物質の使用方法について、歴史社会的視点もふまえつつ批判し、新しいパラダイムへの切り替えを提唱している。

    昨今では筆者の提唱するごとく、感染症科を設置し、抗生物質の適正使用をコントロールしている施設も増えているようであり、今後は常識になりそうだ。

    具体的な抗生物質の使い分けノウハウについてはセフェム第三世代を主に取り上げているが、これは現場向けというよりは一般向け新書向けのひとつの実例提示だという印象。現場で使うために「抗菌薬の考え方、使い方」(共著、中外医学社)を別途購入してみた。

    標題はややポレミッ

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    2013年12月30日
  • 99.9%が誤用の抗生物質~医者も知らないホントの話~

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    抗生物質は本当に必要な時にしか、使ってはいけないということが、とってもよくわかりました。
    耐性菌の問題をもっと真剣に考えるべきですね。

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    2013年10月18日
  • 99.9%が誤用の抗生物質~医者も知らないホントの話~

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    ネタバレ

    抗生物質が悪い薬なのではなく、世界的に誤用されることで起こっている問題、日本国内での医療従事者の教育方法の問題、厚労省のシステムの問題を取り上げている。将来医学を志す人はもちろん、一般の人(文系出身者)にもオススメ。

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    2013年10月15日
  • 99.9%が誤用の抗生物質~医者も知らないホントの話~

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    友人に勧められて読んだ本です。わかりやすくお勉強になりました。
    この本を読んで、なぜ賢いはずの医師がMRごときに薦められた抗生物質を知的興味で処方するのかそこが気になります。

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    2013年08月17日
  • 予防接種は「効く」のか?~ワクチン嫌いを考える~

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    ワクチンについて科学的に説明しており良書.
    もっと統計的に分析した最新の結果が知りたい&別の方が書いたワクチン本も読みたい.

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    2013年05月06日
  • 主体性は教えられるか

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    主体性とはなんだ?と上司に問われ、そもそも主体性を教えることなんて出来るのか?と手にとった本。どうやら、主体性を衰えさせる教育のあり方も問題がありそう。
    主体的に学ぶという事は、自らが自分の意思で学ぶこと。思考停止に陥る事なく「本当にそうだろうか」と前提を疑い続け、考え続ける態度で学ぶことである。
    人が学ぼうと思う時はどんな時だろう。今の自分に絶望した時か?そんな時に手を差し伸べる事が出来る人間になりたい。

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    2013年03月06日
  • 予防接種は「効く」のか?~ワクチン嫌いを考える~

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    とてもわかりやすく、ワクチンの問題点と効果について書かれた本だった。
    ワクチン嫌いの人は私の周りにもいて、効かないから、とか、副作用が、あるいは、かかったほうが強い免疫が得られるから、という声が聞かれる。
    それにどう答えてよいものか、私も確信がなかったのでこの本を手にとった。

    筆者はこの本を通して、ワクチンは長い間を掛けて、確実に病気を減らしてきたこと、効果があることを述べている。
    また、効かないと主張した「前橋レポート」に関しても、その熱意は認めながらも説得性に反駁している。

    歴史的なワクチンの成功・失敗を挙げながら、長年にわたりワクチンが果たしてきた効果を知ると同時に、現在も残る問題点

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    2013年03月02日
  • 主体性は教えられるか

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    一教育者としての苦悩が記載されていると思います。
    自分自身”主体性“の定義は非常に曖昧なものだし、本書中の定義をそのままインプットするのは、そもそも“主体性”に欠けた行為のようにも感じました。

    随所にある「手段と目的の顚倒」については自分も臨床現場で感じることがあり、印象的だった。
    また、TBLについての学生とのやりとりは、大変興味深かった。

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    2013年01月14日
  • 1秒もムダに生きない~時間の上手な使い方~

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    ネタバレ

    教授でありながら、講演や執筆活動など、とても多忙にしている作者。どのように多くの仕事をこなしているのか疑問に思い購入。押し付けるわけではなく、フレキシブルに記載されている。納得のいく内容であり、3回通読。
    自分は忙しい、時間がないと思っていたが、自分のせいで忙しく、自分が時間を作っていなかった、ということがこの本を読んでよくわかった。いつも締め切りぎりぎりまであたふたしていたが、のってるときに仕事を仕上げ、本書を参考に時間を作っていきたい。そして、慈しむ時間を作っていきたい。
    職場では立場的に読まれない報告書の作成など無駄な仕事がまわってくる。うちの大学でもこの本を参照に無駄な仕事を減らそうと

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    2013年01月03日
  • 1秒もムダに生きない~時間の上手な使い方~

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    自分が医療系であること、また友人も医者が多いことから購入。
    文章はすごく読みやすいです。また、高圧的な書き方ではなく、「自分はこうしてます」的な文章で、参考になりました。
    時間を有効活用してむしり取っていっても、結局はいつかは死ぬのです。やっぱり、仕事も大事ですが、大切な人のために傍に少しでも長くいてあげた方がいいんじゃないかと改めて思いました。

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    2012年12月06日
  • 予防接種は「効く」のか?~ワクチン嫌いを考える~

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    作為過誤と不作為過誤のジレンマ.
    予防接種の効果と副作用のバランス.
    ゼロリスク希求症候群はヒステリックな議論になってしまうのである.
    「好悪と正邪のすり替え」には注意しないといけない.
    リスクとベネフィットをリアルにクールに議論し無くてはならない.

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    2012年11月27日
  • 「患者様」が医療を壊す

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    若手だが舌鋒鋭い岩田教授が「お医者様」ごっこを勧めています。医師と患者が対立関係になると医師は萎縮して治療が思うようにできなくなるので、「お医者様」ごっこをして患者さんは患者らしく振舞い医師をおだて、医師は医師らしくふるまうことでよい医療がやりやすくなると考えています(ピグマリオン効果)。
    また医療の世界でよくみられる対立構造が問題だと指摘しています。相手を説得すると恨みを買うことになるので、そうではなく自分の言っていることは正しいかと問いかけるかたちで対話をすることを勧めています。

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    2012年11月24日
  • 「患者様」が医療を壊す

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    特に第一章が白眉。
    「お医者さんごっこ」とは、何とも印象的なネーミングだった。
    「医療」を「教育」に言い換えれば、教育の本としても読める。

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    2012年08月03日
  • 主体性は教えられるか

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    ネタバレ

    本を読み進めて、やっと第5章や最終章で、筆者のいいたいことが伝わってくるようになる。読み始め 前半はやや冗長で、退屈な面もあった。現状批判がこれでもかと並ぶので、その物事両断的な筆致は賛成しかねる点もある。ただP.34の「主体性とやる気は違う。ぼくはそう考えている。 やる気はだれもが持っている。」との記述にドキッとさせられた。これは男子サッカーのラモス批判などに繋がっていくことになる。
    後半になって主体性とはなにかとの意見が形となってくる。それは自律性と周囲との調和性ということらしい。自律性は主体性のいいかえに近いので我を通したり逆に怠けたりしない周辺調和が大切ということか。さてこれを社会人指

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    2012年07月09日
  • 主体性は教えられるか

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    岩田氏が臨床医であることを理解できない方は、「結論を書け~」と思うことでしょう。自分自身としては、自分に部下が出来て、その部下が主体性を発揮し始めたときに、受け止めることができる度量を養っておこう、ということですかね。今自分が受け止めてもらっているように。

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    2012年05月15日
  • 1秒もムダに生きない~時間の上手な使い方~

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    医師である著者が時間の使い方を記した著書ですが、異常なほどの仕事量です。仕事のみならず、本もたくさん書いており、よくそんな時間があるなあと思います。

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    2012年05月06日
  • 予防接種は「効く」のか?~ワクチン嫌いを考える~

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    関係者必読。予防接種の作為過誤と不作為過誤の歴史やホメオパシー側の反予防接種の論理などよく整理されている。さすが岩田先生。関係者必読の「戦後行政の構造とディレンマ」「豚インフルエンザ事件と政策決断」二冊についてもしっかりと言及されている。個人的にはこれと並びで弘中弁護士の「安部英医師「薬害エイズ」事件の真実」も薦めたい。

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    2012年02月12日
  • 1秒もムダに生きない~時間の上手な使い方~

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    自分の気持ちに素直に生きればいいじゃない。という感覚が背中を押す。
    こういう考え方はとても好きで共感できます。

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    2012年01月15日
  • 「患者様」が医療を壊す

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     スマートな大人の対応、「お医者さんごっこ」をしましょう、という提案。
     着眼点が興味深く、成程と思わされるところが多々あった。
     書いてある内容は様々で、題名から離れているようで離れておらず、周囲を廻っている感じがした。良い意味で。

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    2011年12月21日