神田茜のレビュー一覧

  • 下北沢であの日の君と待ち合わせ

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    ネタバレ

    1980年代、バブル真っ只中の下北沢が舞台にした女3人の友情物語。思い出したのが新橋烏森口青春篇。

    不器用で危うい暮らし。収入は不安定で乏しく、食事も睡眠も不規則不安定、横行する詐欺まがいに引っかかり、男に騙され、それでも夢と若さと体力で毎日を乗り切っていく。

    全力でぶつかった若い日の日々は、実となり傷となり自分の心身に刻み込まれ、栄養や味わいになって自分を形成していくんだなと。そこには効率とか数値化とかではないものがあって、俺たちにはそういうものも絶対必要なんだなと思えた。

    歳をとってしまった今では、ノスタルジーを味わうしかないのかも知れないが、俺たちにもギラギラでフワフワで危うく輝い

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    2022年10月17日
  • 下北沢であの日の君と待ち合わせ

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    懐かしい気持ちと切ない気持ちが心から溢れ涙を流しました。
    いま一度、青春を振り返りたい中年世代にオススメの一冊です。

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    2022年06月06日
  • 下北沢であの日の君と待ち合わせ

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    下北沢が、最も活気があったと思われる昭和の終わり頃。当時、下北沢で、女性専用のコーポ、と言えば聞こえはいいが、安下宿に住んでいた理夏は、バイト先だったパン屋が閉店するということで、30年振りに下北沢を訪れた。そして思い出す当時のこと。これは、理夏と同年代、同じく北海道出身で、服飾専門学校に通っていた神田さん自身の経験も反映されているのだろうか。かつて下北沢にアンゼリカという有名なパン屋があって、2017年に閉店になったというのは事実のよう。コーポに集う個性の強い友人たちの思い出が、楽しく、そしてほろ苦い。

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    2022年06月04日
  • 下北沢であの日の君と待ち合わせ

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    1度は挫折した人達の、パン屋アンゼリカを通してちょっとずつ進んでいく話。まさかのラブライブがあるとは思わなかった!

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    2022年04月19日
  • 下北沢であの日の君と待ち合わせ

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    何て不器用な人たち!
    理夏も秋子もちはるも、
    どの人とも、私は友達にはなれんなあ。

    でも、ちょっと離れたところから、
    不器用な友情をみていたかった、いつまでも。

    そんなこと無理だとわかっていても。

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    2022年01月28日
  • 七色結び

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    40代になって推し活を楽しんでいる主人公と義母の楽しそうな様子と仲の良さが良い。PTA会長をせざるを得なくなるが前向きにできるところがすごい。楽しい本だった。

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    2021年12月11日
  • ぼくの守る星

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    ネタバレ

    正直に言えば事前に障害がある少年の話と聞いて「お涙頂戴ものか」と批判的に構えていた。
    内容は1人の少年と彼を取り巻く家族や友人の群像劇である。
    やや最終章ありきの強引さやまとまりのなさを感じるが物語として程よい読後感がある。

    子ども達は子ども達の世界で傷つきながら成長していく。いや成長というのは大人が自分の経験と重ねて決めつけているものであって、私たちと同じように、その時その時でのどうなるか分からない不安な中での判断の連続に過ぎない。ただ大人はこうすれば安パイという振る舞いを経験的に知っているだけだ。それゆえに安パイから外れたことが起こった時、大人というロールから外された時、彼らは…私たちは

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    2021年09月30日
  • 母のあしおと

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    一人の女性の人生をどんどん過去に遡っていく。
    困った部分もあるけれど、憎めない。

    それが、母。

    最後まで読んで振り返った時、
    そういう人生だったんだねとしんみり思う。

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    2020年06月19日
  • しょっぱい夕陽

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    「エフの壁」「肉巻きの力」「バナナの印」「もえぎの恋」「かみふぶきの空」
    中高年、同世代だから、あるある勘違いやら、これを目標に頑張れるってとこあるなあと
    そんな調子で読めました

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    2019年05月28日
  • しょっぱい夕陽

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    人生の酸いも甘いも知っている40代後半。だけど、明日のことはわからない。それでも前を向いて歩いていく男女の心に優しい短編集。
    確実に人生のピークは過ぎているけど、まだまだ何かができると思うのがこの年代。体力的にも精神的にも多くは望めないからこその何かの達成感が欲しいのである。とても身近な登場人物たちに共感必至の一冊。

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    2018年05月13日
  • ぼくの守る星

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    ディープな内容だけどあっさり読める。
    何か大きい出来事が起こるというよりは、作中で軽く、一石を投じる登場人物全員が愛おしくて。
    もがいてもがいて、白黒つかなくても、でも少し動けた!行動できた!っていう感覚。それが人を作っていくのかもしれない。

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    2016年08月18日
  • 女子芸人

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    可愛らしいイラストとタイトルに惹かれて。喋りが苦手だった女芸人のお話。男社会の中で女だと馬鹿にされないように必死に生きる主人公は生き方ベタなんだろうなぁ。妹弟子のみゆきのように女であることを武器にしながら生きられないからみゆきとソリが合わなかったんだろうな、最初は。作者の神田茜さんの実体験を綴ったような作品なのかなと思う。女が男社会で生き抜くのは想像以上に辛く大変なのだろう。4章が好きだった。2011/625

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    2013年11月03日
  • ふたり

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    解離性同一性障害
    まさかね、と思いながら読み進めたが、実際にいるんだ、実際に。
    本人も周りも気が付いていないだけで、ストレス障害や人格障害を抱えて、なんとかごまかして社会の中で適応している人たちが。

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    2013年08月11日
  • 女子芸人

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    女芸人「コトリ」
    20代~30代後半までの、悩みながら、もがきながらも
    たくましく生きる姿を軽快に描いた小説

    作者さんも、現役の講談師さんらしく
    すごくリアルなのに、軽いタッチで読みやすく
    面白かった!

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    2012年10月09日
  • 女子芸人

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    電車の中で何度も笑いながら読みました。
    人生ってはたから見たら面白い。
    僕たちはそれを見てるだけで、
    芸人さんも悩んだり苦しんだり、
    やっぱり人生を生きてるんだなぁと思いました。

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    2012年01月25日
  • 女子芸人

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    おもしろかった!
    作家さん本人も芸の人だからか、現実感もあてよかった。
    女性芸人の話、ということで「笑う招き猫」を思い出したけれど、また別のおもしろさ。
    先が楽しみで、読むことをやめられない、「読書っておもしろい!」と感じる本でした。

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    2011年12月08日
  • 女子芸人

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    思った以上に面白し
    藝の部分の「会話」がさすがだなぁ
    と 思う
    すべての登場人物が 救われる のがいいね

    ただ
    この「女子芸人」というタイトルは
    いかがなものか、とは思います

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    2011年04月09日
  • 女子芸人

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    中学のときに二度と人前でしゃべるもんかっと思った琴音はなぜか芸人を目指して女漫談家平のコトリに。
    漫談家と講談家の違いはあるけどコトリのモデルは神田さん自身なんでしょうね。
    男性中心の芸人の世界で女性ならではのコンプレックスに悩み、葛藤しながら芸人として成長していく。
    ユーモアたっぷりでテンポもよくて読みやすかったんですがひとつひとつのエピソードにちょっと粗っぽさを感じるところもあったのが少し残念でしたがまずまず楽しめました。

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    2011年04月09日
  • 女子芸人

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    平のコトリ漫談家の弟子になって、アルバイトで司会業をしたり、ちょっと嬉しい出来事あり挫折あり、そうして漫才を、、というコトリの成長物語。

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    2011年02月25日
  • 女子芸人

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    著者は講談師ということだが、面白かった。最初の方ははつかみとして面白かったのが、だんだん芸人として生きていく主人公の気持ちの揺れや迷いとなり、最後はしっかりとした立ち位置をみつけていく。女性が芸人の世界の中で生きていくことのむつかしさを、そうなんだろうなぁと自然に思わせる運びとなっていて、上手い。やはり話芸で生きている人だ。

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    2011年07月17日