神田茜のレビュー一覧

  • 女子芸人

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    芸人として生きていく女性の、成長?葛藤?覚悟、そして喜びの物語。
    妹弟子や後輩への嫉妬の描写が、リアルでイタイ…突き刺さる…

    連作短編で読みやすいが、作品ごとの年月経過ぎ分かりづらく、ちょっと戸惑う。

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    2014年09月06日
  • 女子芸人

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    芸人の世界というのは、こんなものなのか・・・

    性差によるハンディキャップは、こんなところにも潜んでいる。

    それにしても、いつの間にやら、
    年齢を重ねたりしていて、理解するのに時間がかかってしまった。

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    2013年11月17日
  • ふたり

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    乖離性人格障害の主人公・千絵と千絵の中の別人格モス、そして主治医の精神科医のパートからなる千絵の成長譚。著者の神田茜さんは『女子芸人』でしった現役の芸人さんである。本作より『女子芸人』のほうが私は好きだ。2013/352

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    2013年11月13日
  • ふたり

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    解離性障害で二つの人格…千絵とモスを持つ18歳の少女。服飾の専門学校、あやしい美容販売員を経て統合するまで。テーマはいいけど宗教団体だったというオチが。。

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    2013年07月20日
  • ふたり

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    自由奔放なモス、何事にも自信をもてない千絵、辛い過去を忘れることから生まれたフランクなどの多重人格をもつ患者と、その病気を治そうとする精神科医由加利との間の闘病記的な重い主題を扱った作品。

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    2013年06月10日
  • ふたり

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    若い女性の中に存在するいくつもの人格、多重性人格障害をめぐるストーリー。

    最初、読み始めた時は、高校を卒業し地方から東京の服飾デザイン学校へ入学した二人の少女の話かと思った。一人は引っ込み思案で、何をするにもおどおどと他人の目を気にする小林千絵。

    そしてもう一人は、大胆で独特の芸術的色彩感覚と行動的なファッション感覚を持つモス。ところが、次第にこの二人は一人の人格の中に存在する同じ人物の相反するキャラクターであることが分かり愕然とする。

    こうした二人(?)のやり取りと、やがていくつかの複合的な事件で服飾デザイン学校を飛び出した千絵のその後の行方をめぐってドラマが展開していく、、、そして、

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    2013年04月26日
  • ふたり

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    ネタバレ

    人格統合がわりに上手くいくのが少し違和感あるが、子供のころのトラウマの真実など予想外のこともあり、面白かった。だけどこの精神科医もはっきり言って病気ですね。でも、現実社会で果たして健康な人はどれほどいるのかと思う時、病気の人達で支え合うのもありだと思った。

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    2013年04月07日
  • ふたり

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    ネタバレ

    臆病でマイナス思考、殻に閉じこもりがちな千絵。明朗で超ポジティブ、才気煥発な人気者のモス。ふたりは、実は一人だった。幼少期に心に大きな傷を受け、それから逃れるために、いくつかの人格が現れる。
    この作品では個々人格の記憶が曖昧というか、記憶違いをしていて、記憶が二転三転としている。これまで、目にしたことのある多重人格を扱う作品では、その個々の記憶は明確だったと思うが、本当のところはどういうものなのだろう?
    女医もまた精神を病んでいるが、やはり幼い頃の経験をひきずっているのである。
    この二人は、経済的に裕福で、今では、周りの人も友好的で、自身の精神的な成長もあり、いい方向へ向かっていったが、同じよ

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    2013年04月07日
  • 女子芸人

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    冴えない女芸人。
    どこで、引退を考えるか。
    生涯芸人か。
    女性だから、とか、やっぱり思ってしまう。

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    2011年09月26日
  • 女子芸人

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    漫談家の神田茜さんの二作目。待ってました!

    コトリは、売れない漫談家。結婚式の仕事をしたりしながら食いつないでいた。ある日、司会をした結婚式で花嫁が失踪。しかし、披露宴は続行し・・・
    「おふ・・おひとりでの晴れやかな入場です」などなど、迷司会をくりひろげる。

    思わず電車のなかでもくすっと笑ってしまう読み物。
    働くってどの業界でもたいへんなことだ。

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    2011年06月17日
  • 女子芸人

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    女子芸人とは一番女子の凄味を感じさせる人だと思います。女が一人で生きていく、そのドロドロ感がリアルでした。かっこなんてつけていられない、でもつける、すると超かっこ悪い。年齢を経ていく流れでの、心境の変化がリアルでした。

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    2011年05月09日
  • 女子芸人

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    芸人と漫才師の違いがよくわかりませんし、男子芸人と女子芸人の環境の違いもわかりません。この本は女子芸人とうたってはいますが、歩んできた道筋には男女両方に通じるモノがあるように感じました。最初の頃のハプニングは面白いですよ。個人的には本書の登場人物の中では新郎の青山公太を応援しています。私には彼のような行動はできないな。

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    2011年07月16日
  • 女子芸人

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    2010年第6回新潮社エンターテイメント大賞を受賞した女性講談師・神田茜によるオンナ芸人のグローイング・ストーリー。現役の芸人が業界小説を書くということで、ヘタをすると単なる内輪の暴露話に陥りかねないところを、きちんと笑いあり涙ありの物語に仕立て上げているところはさすが。ストーリー作りにたけた講談師だからだろうか。いくつかの愛憎劇を経ての終盤のクライマックス「一人漫才」はちょっとスベリがちだけれど、芸歴16年「ことり」の真骨頂をしっかり発揮している。

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    2011年07月16日
  • 女子芸人

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    女性芸人の表の顔ではない普段の様子がわかって面白い。けど主人公が明るく前向き!という性格ではないのでなんだか重苦しかった・・・

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    2011年07月29日