神田茜のレビュー一覧

  • ぼくの守る星
    ディスレクシア(読字障害)を持つ中学生男子、夏見翔と、その周りの人たちの、6つの物語です。
    困難を抱えて一生懸命生きている翔、息子を懸命にサポートしようとするお母さん、それぞれの問題を持つクラスメートたち。

    内容はけっこうヘビーというか、それぞれの人が抱えてるそれぞれの問題がけっこう深刻なのですが...続きを読む
  • ぼくの守る星
    みんな懸命に生きているのだと思いました。懸命が故、噛み合わないもどかしさも感じました。章ごとに語り手が代わり、色んな登場人物の悩みや心情がわかります。物語を通してそれぞれが殻を破っていく様子がいいです。最終章で作品名に辿り着いた時、ほっこりしました。素敵な作品です。
  • 七色結び
    主婦がある日アイドルに恋をする。
    その思いが日々のエネルギーに変わるのわかる。
    全然知らないPTAの世界の大変さもわかった。
    とにかくおもしろくて止められず一気に読んだ。
    水引の内職もやってみたい。
  • ぼくの守る星
    中学生の翔とその友人や家族の物語。
    人は皆不完全でどこか哀しいけれど愛おしい。
    読んでよかったです。
  • ぼくの守る星
    難読症を抱える中学二年生の翔と彼を取り巻く親や同級生の、それぞれの悩みと希望を描く連作小説。
    生きていくってことは、子どもも大人も男も女も辛いことなんだ。自身のコンプレックスに家庭の事情、社会的立場や組織内の立ち位置など、どんな人も悩みは尽きない。本作に登場する人々は、みんな前を向いて歩いている。止...続きを読む
  • ぼくの守る星
    ディスレクシアという読み書きが困難な障がいを持つ中2の主人公。その家族と、クラスメイトをとりまく連作短編。
    軽い内容ではないし、実際すごく大変なんだろうけど、テンポよくさらりと読ませてくれる。
    でも心に残る。よかった。
  • 女子芸人
    悲喜交々の芸人人生、挫折も苦悩も芸の肥やしにして逞しく成長していく女芸人”琴音”のコッテコテにエネルギッシュな生き方は清々しささえ感じました。
    華やかに巷で活躍する女子芸人も多い昨今ですが皆さんもこうした世界に揉まれているのでしょうね・・・
    その世界で生きてきた神田茜師匠だからこそ書ける渾身の一冊だ...続きを読む
  • 女子芸人
    講談師、神田茜の小説2作目。
    第6回新潮エンターテインメント大賞を受賞。

    琴音は就職しても続かず、ふと入ってみた話し方教室で教わった漫談家の平(たいら)の凡師匠に感銘を受け、弟子入りする。
    平のコトリという名を貰う。
    師匠の鞄持ちばかりしていたが、司会者紹介事務所に所属してから、司会の仕事も増やし...続きを読む
  • 七色結び
    40代になって推し活を楽しんでいる主人公と義母の楽しそうな様子と仲の良さが良い。PTA会長をせざるを得なくなるが前向きにできるところがすごい。楽しい本だった。
  • ぼくの守る星
    正直に言えば事前に障害がある少年の話と聞いて「お涙頂戴ものか」と批判的に構えていた。
    内容は1人の少年と彼を取り巻く家族や友人の群像劇である。
    やや最終章ありきの強引さやまとまりのなさを感じるが物語として程よい読後感がある。

    子ども達は子ども達の世界で傷つきながら成長していく。いや成長というのは大...続きを読む
  • 母のあしおと
    一人の女性の人生をどんどん過去に遡っていく。
    困った部分もあるけれど、憎めない。

    それが、母。

    最後まで読んで振り返った時、
    そういう人生だったんだねとしんみり思う。
  • しょっぱい夕陽
    「エフの壁」「肉巻きの力」「バナナの印」「もえぎの恋」「かみふぶきの空」
    中高年、同世代だから、あるある勘違いやら、これを目標に頑張れるってとこあるなあと
    そんな調子で読めました
  • しょっぱい夕陽
    人生の酸いも甘いも知っている40代後半。だけど、明日のことはわからない。それでも前を向いて歩いていく男女の心に優しい短編集。
    確実に人生のピークは過ぎているけど、まだまだ何かができると思うのがこの年代。体力的にも精神的にも多くは望めないからこその何かの達成感が欲しいのである。とても身近な登場人物たち...続きを読む
  • ぼくの守る星
    ディープな内容だけどあっさり読める。
    何か大きい出来事が起こるというよりは、作中で軽く、一石を投じる登場人物全員が愛おしくて。
    もがいてもがいて、白黒つかなくても、でも少し動けた!行動できた!っていう感覚。それが人を作っていくのかもしれない。
  • ふたり
    解離性同一性障害
    まさかね、と思いながら読み進めたが、実際にいるんだ、実際に。
    本人も周りも気が付いていないだけで、ストレス障害や人格障害を抱えて、なんとかごまかして社会の中で適応している人たちが。
  • 女子芸人
    女芸人「コトリ」
    20代~30代後半までの、悩みながら、もがきながらも
    たくましく生きる姿を軽快に描いた小説

    作者さんも、現役の講談師さんらしく
    すごくリアルなのに、軽いタッチで読みやすく
    面白かった!
  • 女子芸人
    電車の中で何度も笑いながら読みました。
    人生ってはたから見たら面白い。
    僕たちはそれを見てるだけで、
    芸人さんも悩んだり苦しんだり、
    やっぱり人生を生きてるんだなぁと思いました。
  • 女子芸人
    おもしろかった!
    作家さん本人も芸の人だからか、現実感もあてよかった。
    女性芸人の話、ということで「笑う招き猫」を思い出したけれど、また別のおもしろさ。
    先が楽しみで、読むことをやめられない、「読書っておもしろい!」と感じる本でした。
  • 女子芸人
    中学のときに二度と人前でしゃべるもんかっと思った琴音はなぜか芸人を目指して女漫談家平のコトリに。
    漫談家と講談家の違いはあるけどコトリのモデルは神田さん自身なんでしょうね。
    男性中心の芸人の世界で女性ならではのコンプレックスに悩み、葛藤しながら芸人として成長していく。
    ユーモアたっぷりでテンポもよく...続きを読む
  • 女子芸人
    思った以上に面白し
    藝の部分の「会話」がさすがだなぁ
    と 思う
    すべての登場人物が 救われる のがいいね

    ただ
    この「女子芸人」というタイトルは
    いかがなものか、とは思います