鈴木おさむのレビュー一覧
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副題「イエローハーツの物語」~高校時代の友達二人で始めたコンビ・イエローハーツが鳴かず飛ばずで30代に突入し、本音を話し合おうとツッコミの甲本が始めた交換日記。相方の田中は乗り気でなかったが、バイト先まで押しかけられて、いやいや始めると、最後のチャンスと云ってもよい、笑軍日本一決定戦に向けて、ネタ作りと稽古を重ね、準決勝に臨んで、後輩のコンビと対決するが・・・~読んでいて、オードリーのようだなぁと考えていたら、解説が若林。舞台化されて、田中役も務めたらしいが、本読みで号泣したと告白している。号泣はしないが、ちょっと目から液体が零れたね。若林の解説の最後に『(構成・吉田大助)』って書いてあるのは
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Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ・・・・
結成11年目、いまだ鳴かず飛ばずのお笑いコンビ
”イエローハーツ”。
これまでコンビの今後について真剣に話し合うことを避けてきたふたりも気がつけば30歳。お笑いに掛ける思いは本気。
でももう後が無い。
何とかして変わりたい。そう思った二人は「交換日記」を始めることにした。
お互いの本音をぶつけ合うために___。
交換日記形式でおりなされる、おかしくも切ない「絆」の物語。
話題になっていたので何となく手とって買っておいた本・・・
ニュースやらでさらに話題になり(ツイッター事件)
なぜか読む気が失せた私・・・・でも最近アメトーークで又その本に
ついての謝罪とかやってあ~この本そ -
Posted by ブクログ
映画を観てから読んだので、甲本が小出恵介くん、田中が伊藤淳史くんに変換されて出力されてしまう。
それをいったんはずして文字を追うと、切ない物語が浮かび上がってくる。
夢を持つことはいいことだとされている。でもその夢の内容にもよると思うのだ。その夢が、一般的にいってあまり認められないようなものだったら。
例えば歌手。たとえば役者。たとえば芸人。たとえば画家。たとえば作家。いわゆる「才能」と「運」がないとどうにもならない世界である。
それでもその世界にあこがれ、その世界で生きたいと願ってしまったら。
その夢に向かってがむしゃらに頑張ることは、世間一般の幸せから離れていくことでもある。
30歳という -
Posted by ブクログ
ネタバレ文章が低姿勢で、著者の身近な事例ばかりで、
それがちょっとバカっぽい例ばかりなのですらすら読んでしまいましたが、
ビジネス本よりずっと何度も見返したくなる。
なんでだろうと考えたのですが、
本のテーマ自体はビジネス本のあるある、な
デキる人とデキない人のちょっとした違い、とか、仕事でうまくやるテクニック、とか。あんまり目新しいわけじゃないんです。
結論も、
頭で考えるだけじゃなくて実際やってみるのがだいじ、とか、ルールを疑え、とか、よくビジネス本にのってるようなこと。
だけど、
それを、うまくやるために身につけてきた、っていうかんじがしない。よく、◯◯な場合のテクニック集、みたいなビジネス本 -
Posted by ブクログ
売れっ子放送作家のビジネス書なので、いろんなエピソードが盛り込まれて楽しく読める仕事論がいっぱいです。
ラジオで聞きましたが、アエラでの連載シリーズをまとめているのが本著なのですが、アエラは女性読者層が多いので女性を意識しるそうです。理屈っぽくなくてすんなり入ってくるのが女性向きなのかも。
最後の書き下ろしが『テレビの涙』なのですが『泣けるビジネス書』とキャッチコピーをつけるだけあり、涙なしでは読めない話です。
笑いと病気(死)は対極にあるようですがとても隣接している。その場面に遭遇した鈴木おさむさんの個人目線で書かれているのが涙を誘います。よく考えなくても理解できる内容の現代のビジネス書
と