諫山創のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めてすぐ、あれ?こんな展開だったっけ?と思った。他の漫画のように、前回のシーンから、ではないからだが・・・。
敵側の視点での対巨人戦ははじめてかなあ。解説が多いので、終わりが近い感じがする。その分、初めの頃と同じくらい考えて戦っているはずなのにはらはら感が少し薄れているような。
ところで団長の、自己中心的な目的で組織を動かしているのはとても好き。そもそも『敵』に抗うのは『自分のため』だし。
持てる全てを利用して抗うのはとてもかっこいいことだと思う。巨人戦メインだけど、一般兵の活躍が多いのも好き。死力を尽くしているってわかるし、組織で戦っていることがわかりやすく、それぞれのキャラを好きな -
Posted by ブクログ
遂に始まった人類と巨人側との総力戦。75話冒頭の見開きがいい味出してるね
今回の戦いは正に正面衝突。これまでの人類と巨人の戦いでは巨人に関する知識の差が人類側の不利を齎していたけど、今回ばかりは巨人に関する知識の差は問題にならず
単純に開戦までにどれだけの仕込みが出来たか、相手の戦術を理解できているかが問題となってくる
だから人類側は初手で絶対に奪われてはならないエレンを囮に使うなんて奇策に打って出ることも出来る。どちらかがリードしているというわけではなく、単純に実力差や準備の差が顕著になる
特に巨人側が知らぬ知識の武器として登場する雷槍のインパクトは凄いね
以前戦った際は鋼の巨人に傷を付 -
Posted by ブクログ
革命が成ったことで始まるウォール・マリア奪還作戦
その前に改めて言及されるのはグリシャの正体に繋がるシャーディスの証言とエルヴィンの覚悟の源泉への言及だね
特にエルヴィンの夢への欲求は印象的
リヴァイに建て前を使っても、自分の身の安全よりも、人類の勝利よりもエルヴィンは真実が明かされる瞬間への立ち会いを望んだ
エルヴィンの欲の深さはエレンが「自由を手にし、海を見に行く」という夢を忘れかけているシーンと対象的
多くの命を費やす戦いの中で自身の夢を忘れずに戦い続けるのが正しいのか、自身の夢を追い続けることが正しいと言えるのか難しい所
けれど、確かなことはエルヴィンの欲が調査兵団をウォール・マリア