喜多嶋隆のレビュー一覧

  • She Is Wind~彼女は風のように~

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    1946年の戦前から戦後の時代にゴルフに人生を学んだ少女のお話。

    イギリス スコットランドで父から教わったゴルフ。
    ビー・フェア。つねにフェアであれと教えられた可奈は
    いつもそれを心にフェアに生きてきた。

    喜多嶋隆の小説に出てくる女性はいつも清々しく気持ちいい。
    濁とすることを良しとせずに、凜と生きる。
    そんな姿を目にすると自分の背がしゃきっとのびる気がする。

    いつもは簡潔すぎるぐらいの文章だが、今回は多少、小説らしい
    文体でしっかり読ませてくれた。

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    2011年04月30日
  • ブラディ・マリーを、もう1杯

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    途中までは、2時間ドラマみたいな、ちょっと安っぽい感じ。
    でも、最後はちゃんとメッセージがあってよかったな。大事なコトだけどつい忘れちゃうことを思い出した。

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    2010年12月09日
  • 湘南レッド・シューズ

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    少女野球もの。面白いことに、チームができるまでに全体の3/4を費やしている。なるほど、ここで切る手もあるのか、と学習。

    米軍兵士を父に持つハーフの女の子が主人公で、日本の高校野球の不自然さ、管理野球に対する批判、男社会に対する批判になっているのは面白いけれど、それに立ち向かうのが暴力っつーのもなーーー。やっぱ喧嘩強くないと男に勝てませんか??

    考えてみると、これ少年ものの男女逆バージョンって感じでちょっと興がさめる。
    スケバンが喧嘩しあって引き分けてタバコを一緒にすって友情が芽生えるって、おいおい、それって完全に男の発想だよ。クローズじゃないんだから。

    野球のプレーのシーンがあまりにも少

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    2010年10月31日
  • キャット・シッターの君に。

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    小説は特に現代の作家はなかなか読まないので
    正直この小説家のお名前を存じ上げませんでしたが。
    とても気持ちよく読めました。
    人のいろんな人生のなかで、そっと寄り添う小さな生き物。
    この小さな存在に、私達は支えられているのですね。
    作品の場所の設定もよかった。材木座海岸近辺は、私の好きな湘南でもあります。

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    2010年10月31日
  • ポニー・テールは、ふり向かない

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    実家になぜかあったこのシリーズにはまって、
    中学生の頃に一気に読んだ。
    テンポの良い軽い語り口や外国の雰囲気に魅かれ、
    奔放だけれどセンチメンタルなところもある主人公を追いかけていた。

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    2010年09月07日
  • 再会のシンガポール・スリング

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    作者と誕生日が一緒でした!!

    シンガポールに住むことになり題名から興味を持ち読んでみました。素朴な感じの内容でした。近くにある幸せとか、当たり前のことって気を付けないと、当たり前になって大事に出来なくなるよね。

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    2010年06月17日
  • 君の夢を見るかもしれない

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    ◆あらすじ◆
    CFディレクターの流葉爽太郎は、ロスを訪れていた。
    13年前、恋人の里美を亡くした街。
    そこでふいに出会ったのが、里美の面影を持つ日系五世の大学生・レイだった。
    彼女が撮った一枚の写真が、思わぬトラブルを招いていた。
    爽太郎は、彼女を救うため、ロスの街を疾る!
    次第に近づく二人の心は、いつか重なるのか?
    ほろ苦く心に沁みる大人のラブ・ストーリー。

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    2009年10月12日
  • 水恋 SUIREN

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    なんとなく買ってみた本。
    この作者サンは初めてだったけど読みやすくてすぐ読んじゃった


    でも本文、『〜でした。〜と思った。』って小学生の作文みたいだなぁーって感じた。

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    2009年10月04日
  • 君はジャスミン

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    ◆あらすじ◆
    湘南、ニューヨーク、シンガポール……それぞれの街に、そこの漂う「香り」に包まれた、4つのラヴ・ストーリー。
    ボーイッシュな女性から微かに感じられたジャスミンのコロン……一瞬にして恋に落ちた湘南ボーイ。
    女性シェフの炒める玉ネギの香りに癒されるNY市警のワケあり刑事。
    プールの匂いから初恋の甘酸っぱい記憶を呼び起こす青年───。
    ときにエロティックに、ときに爽やかに「恋の香り」を描く傑作短編集。

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    2009年10月12日
  • きみの愛が、僕に降りそそいだ

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    売れっ子の一流カメラマンが「心身の金属疲労」に
    陥って、故郷の田舎に帰ってひとりの女性と出会う。
    ざっくり要約するとそんな感じ。

    感想は…
    うーん。
    あんまり好きじゃなかった。
    展開も登場人物も描写も。

    各章のタイトルのつけ方とか
    なんだか細かいところも
    気になっちゃって
    好きになれなかった。

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    2009年10月04日
  • 三十秒のラブ・ソング

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    いつからか判らないけど、いつの間にか「喜多嶋 隆」ワールドにはまっていました...
    絶版品を含めても9割以上は読んでいると思います。
    海・青春・ちょっとほろ苦いそんなストーリーに興味ある方は是非読んでみて下さい。

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    2009年10月04日
  • レタスと剣 2

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    五月と剣道部主将との一騎打ちは、秋に止められた!! 夜の浜辺で秋の練習相手をする五月は、秋とのカケに負けて、またしてもくちびるを奪われそうになって……!?

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    2009年10月04日
  • レタスと剣 1

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    厳格な父親の怒りを買い、鎌倉の私立校に転校させられた五月(さつき)。キビシイ校則に敢然と立ち向かう青春学園ドラマ!!

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    2009年10月04日