喜多嶋隆のレビュー一覧

  • 地図を捨てた彼女たち

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    私が一番気に入ったのは、最後にあるマギーの話。
    どんな環境に置かれても、進む事を諦めなければ、きっと人生はよい方向へ向く。進み具合がじわりじわりでも・・・

    そんなストーリーに感動しました。

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    2012年10月26日
  • ラブソングが歌えない

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    ラストの、あれだけ寒い中、彼が彼女を探しまわる姿は『今、こんなに必死で好きな子を探す男性いるかな?』と、首を傾げましたが(笑)
    (だって、凍え死ぬ位、寒い中でですから)
    二人が再開出来た時、なんだかめくるページの指先が震えました。

    こんなに感動する再会ならば、恋愛も悪くないですね。

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    2012年10月16日
  • みんな孤独だけど

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    生きてる上で、必ずついてまわる「孤独」。
    そんな少し重いテーマを著者らしい軽快なタッチで、重苦しくなく、けれど心に残る言葉で綴られています。
    どの主人公も時には勢いよく、そして時には悲しみを抱きながら、最後は明るく乗り越えて行く様子が、読んでいて励みになる一冊です。

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    2012年10月16日
  • ビーチ・サンダルで告白した

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    短編集‥
    夏と海と女子(^^)人(^^)
     
    喜多嶋さんのテイストいっぱいの一冊!
    素敵でなおかつ素晴らしいです♪
     
    ◇◆◇◆◇◆◇
     
    春には夏を恋しく思い‥
    秋には過ぎた夏を淋しく思う‥
     
    んで冬には夏を恋しく思う!
     
    夏とか海って‥
    なんだか特別感有りませんか?
     
    夏の時期には夏を満喫!
    春秋冬‥夏以外の季節に!
    夏を愉しむべく一冊(*^^)v

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    2012年09月29日
  • 君の夢を見るかもしれない

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    CFギャングシリーズの最新作

    喜多嶋隆作品にハズレはないのだけれど、このCFディレクター流葉爽太郎を主人公としたCFギャングシリーズは、とくにオススメできます。

    基本的には毎回アクションとロマンスがカクテルされたシリーズなのですが、CFのプレゼン場面なども、こういうCMの商品だったら欲しくなる、そんな気になります。

    CFギャングシリーズは明るいシリーズですが、ハードボイルドの王道を行くシリーズだと思います。

    オススメ度 ☆☆☆☆☆ 5つです。

    ・・・・・・・・・・
    喜多嶋 隆『君の夢を見るかもしれない 』(光文社文庫)

    [内容](「BOOK」データベースより)
    CFディレクター

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    2010年06月04日
  • さよなら、湘南ガール

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    生きていくってことは いくつになっても いろんなことに躓いたり 迷ったり 悩んだりしていくものなんだなと。
    そういう自分も今 求職中で もがいてるところで 心に痛い小説でした。

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    2010年02月04日
  • 8月のカモメたち

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    くっさいね。
    内容が。初めて読んだ中学の頃はまぁそれでよかったけど。
    今は少し恥ずかしくなるなぁ。

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    2009年10月04日
  • On The Beach

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    夏の海を舞台にした7つの恋の物語。
    この本は、『夏』以外に読むとダメ

    甘く切ない、大人の恋。
    いやらしくないのがgood

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    2009年10月04日
  • 潮風キッチン

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    店の仕入れの中心が、魚市場に落ちている傷物の魚って「そんなアホなっ」という所も度々あった。
    だけど、この作品の雰囲気が好きで、いつまでも読んで入れそうな作品だった。シリーズ化しているようなので、続けて読んでいきたいと思う。

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    2025年10月01日
  • 潮風テーブル

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    シリーズを追いかけてきたからこそ
    感じられるじんわりとした感動が 。。

    個人的には一郎のその後が
    毎回どうしても気になってしまう … !

    次回作もとっても楽しみです (*´ `*)

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    2025年09月04日
  • 潮風メニュー

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    ちょっと人生に疲れた時におすすめな1冊 。

    そういった今の問題や悩みを抱える人達へ
    色々な世代の人たちの背中をそっと押してくれる

    誰かのためにしてきた優しさは
    違った形でもいつか自分のもとに帰ってくる ‪ ̖́-‬

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    2025年08月31日
  • 潮風キッチン

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    主人公含め必死に今を生きようとする人たちの
    心情や勇気に感動させられる ( ;ᵕ; )

    また湘南のさわやかな空気や港町の描写が
    素敵で惹き込まれる 〇 .

    とても心が洗われる作品でした *

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    2025年08月31日
  • 潮風キッチン

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    喜多島ブシは健在。私の年齢…そのものが末巻に
    有隣堂の名智さんが「書店員の僕が、今喜多島隆という作家を押す理由」に書いてある通りだ。
    作品の2/3まで苦笑と微笑とぷっと吹き出すのを繰り返し
    寂しさ、切なさ、10代の人がこの21世紀に、そこにあるのに見ないふりをしている日本、世界。
    喜多島ブシとは世相をきれいに切り取り、知らせてくれた。さあ、どうする、こんなにうまくいかないよと言ったって始まらない。この作品のように歩めるようにできるだよって
    真剣に手を動かしていきたい

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    2025年06月29日
  • かもめ達のホテル

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     気が遠くなるほど蒸し暑いこの時期に、清涼感を求めて選んだ一冊。
     本作品は、葉山の一色海岸近くにひっそりとたたずむホテルを舞台に、若き女性オーナー・美咲と使用人・マイが、ホテルを訪れる3組の“ワケあり”な宿泊客たちの秘密や傷を、やさしく紐解いていく連続短編小説である。物語に共通しているのは、いずれの登場人物も「一度立ち止まる」ことの大切さに気づいていくということだ。都会の喧騒やプレッシャーの中では見失ってしまう自分自身の声が、このホテルの中でだけは聞こえてくる。作者の筆致は繊細で、感情を過剰に煽ることはない。それゆえに、登場人物たちの小さな変化や気づきが、読者の心に静かに響く。海辺のホテルで

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    2025年06月25日
  • 潮風キッチン

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    ひとまず主人公の母親も愛の父親も育児放棄していて、見えづらい日本の闇が垣間見える。

    落ちた魚を拾ったり、歪な野菜を買ったり、フードロス問題にも着目。
    それも恋を交えてわかりやすく。

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    2024年05月14日
  • 潮風キッチン

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    おかれた状況で最善を尽くす、それをひたむきにがんばる人々の姿が読みやすくかかれている。料理ものが好きなので、入り込みやすかった。個人的には、どっち付かずの恋愛要素は要らないなぁと思うけど。

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    2024年01月03日
  • 潮風キッチン

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    湘南を舞台にした小説。
    作者が伝えたいのは、この世にいらないものなどないということ。
    決して捨てられる為に生まれてきたものなんてないということ。

    そのテーマの対象が食べ物だったり、人だったり、、、

    この世にどんな物でもどんな人でも必ず必要としてくれている人がいると言う事が伝わる温かい小説。

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    2023年11月07日
  • キャット・シッターの君に。

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    はじめての作家さん。タイトルに惹かれて。
    「自分で時間を止めてちゃいけない。思い切って時間を動かしはじめないと、心の傷が、ただの古傷になってくれない」

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    2023年09月19日
  • 潮風メニュー

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    海辺の田舎町でお店を構える女性と
    その周りの人々のお話。

    それぞれが何かを抱えながらも
    それぞれが支え合い
    お料理を食べて前を向いていく。

    温かい人の感情が
    読み取れるお話でした。

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    2023年05月27日
  • 7月7日の奇跡

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    初めて喜多嶋さんの作品を読みました。心に傷を負った青年・雄次と少女・ノブが恋によって再生していくと言う、まあありそうな話ですが、舞台が湘南・葉山のためか、爽やかな印象でした。これが喜多嶋マジックなのかな?

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    2022年12月29日