喜多嶋隆のレビュー一覧

  • キャット・シッターの君に。

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    はじめての作家さん。タイトルに惹かれて。
    「自分で時間を止めてちゃいけない。思い切って時間を動かしはじめないと、心の傷が、ただの古傷になってくれない」

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    2023年09月19日
  • 7月7日の奇跡

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    初めて喜多嶋さんの作品を読みました。心に傷を負った青年・雄次と少女・ノブが恋によって再生していくと言う、まあありそうな話ですが、舞台が湘南・葉山のためか、爽やかな印象でした。これが喜多嶋マジックなのかな?

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    2022年12月29日
  • 鎌倉ビーチ・ボーズ

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    喜多島ワールドだ。ストーリーは軽快だし、主人公はかっこよくてケンカに滅法強くてサーファーで坊主だ。ちょっとさえないけど腐れ縁の優しい男友達に、理解のある眼差しのいかした女友達に、世話を焼く婆さん、これだけ揃っているとこういう話になる。浮世に疲れた夜に何も考えずに読める小休止用小説です。

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    2022年11月19日
  • C~しおさい楽器店ストーリー~

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    【あらすじ】
     哲也が営む楽器店にカスタネットを買いにやって来た少女ナツキ。
     やがて、ナツキが漁師の娘であり、カスタネットを使う目的を知ること。
     哲也は従妹の涼夏や友人たちと共に、彼女に協力することになるが......。
    【感想】
     根底にあるテーマは常に「LONG WINDING ROAD」です。
     人生は長く曲がりくねった道で、決してまっすぐは進めないし、ときには寄り道も必要。
     葉山という町を舞台に、少女と青年になりきれない元少年たちが繰り広げる青春小説ですね。
     こういう大人にはならないでほしい、という大人の描き方が昔と比べてソフトになっていて、パンチが弱くなっているところが少し淋

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    2022年03月30日
  • C~しおさい楽器店ストーリー~

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    タイトルからも分かる様に、ギターのコードをタイトルにした葉山の楽器店を舞台にした小説。著者の少女を応援する姿勢は変わらず、気持ちいい。自分的には、近所の葉山が舞台で、どこのことを言っているのかよく分かったり、登場する音楽も、釣りのこともよく分かるので、親近感がある。ちょっと気になったのは、主人公の高校生の世代には、登場する曲が古くてわからないのではと。自分の頭の中では曲が流れるが、サブスクで曲を検索しながら読むといいかも、と思った。

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    2022年03月27日
  • 潮風キッチン

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    色々な問題(ネグレクトとか規格外の魚や野菜)を含む物語でありながら海や若さでさらりと読める話になっていた。恋愛要素が中途半端で終わってしまうのが不満だったけど、それがこの話の爽やかさを後押ししてるのかも。
    この前学校給食でも未利用魚でた。そういうのを扱うお店が一般人でも気軽にいける場外にあると嬉しいんだけど。

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    2022年03月21日
  • 潮風キッチン

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    学生時代以来、ウン十年ぶりに喜多嶋作品を読む。
    舞台や構成は変われど、とても懐かしい世界観。
    若いころ読みまくり、ハワイにあこがれたものでした。

    飾り気のない元気な女の子(女性)が主人公で、なんやかんやありつつ強く生きていく定番ストーリー(良い意味で)に、主人公が冒頭で必ず鏡を見て外見チェックし、読者に容姿を教えてくれる「お約束」。何もかもが懐かしい・・・。

    こちらはめっきりトシをとってしまったが、作品世界はウン十年たってもブレずに新鮮だ。

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    2021年11月01日
  • 潮風キッチン

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    ちょっとしたところに美味しそうな所や爽やかな海の情景が浮かぶ描写があり臨場感があった。主人公達の会話の掛け合いやこれからの幾多の未来を想像させる終わり方も良かった。

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    2021年10月03日
  • B♭(ビーフラット)~しおさい楽器店ストーリー~

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    葉山が舞台の青春ストーリー。著者の作品はいつも女性が主人公だが、本作は。もちろん女性を取り上げながら、青春期の男性の心情がメイン、ちょっと珍しいかも。最近の作品では、油壺が登場したり、ちょっとエロくなったりしているかな。

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    2021年03月28日
  • B♭(ビーフラット)~しおさい楽器店ストーリー~

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    なんだろな。音楽的な要素が散りばめられてて面白かったけど文章が淡々としてていまいちまとまりを感じられなかった。

    まあこういうのもたまにはありかな

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    2021年02月27日
  • 夏だけが知っている

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    久々に恋愛小説というものを読んだ。

    私に他人のようないい感想は書けない。

    ただ、最後に良かったと思えるだけで十分だ。

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    2019年08月24日
  • 夏だけが知っている

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    【あらすじ】
    高校生1年生の航一は、二人暮らしの父親から腹違いの妹の存在を聞かされる。
    妹の母親が他界したため、その妹を養女にしたいという父親の話をさして抵抗もなっく受け入れる航一だったが、妹の凜との出会いが少しずつ航一を変えていく。
    【感想】
    久々の角川文庫からの新刊は恋愛長編です。
    今までの喜多嶋さんの扱うテーマや文体とは違っていて、青春小説という感じ。
    一時期、コバルト文庫でも恋愛小説や青春小説を書かれていて、あの頃はリズムと軽快さが目立ちましたが、あの頃とは明らかに違っています。
    リズムだけでなく行間にも思いを。いつかのあとがきでそんなことを書かれていましたが、それが顕著に表れてきてい

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    2019年07月28日
  • 賞味期限のある恋だけど

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    海外在住の日本人のお話なので、少し気取った印象も受けてしまいますが、それすらも悪くないなと思えるほどの情景描写と爽やかなストーリー。
    絵に書いたようはハッピーエンドではなくとも、読後感が良かったです。

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    2018年05月11日
  • CF愚連隊

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    ネタバレ

    けんかっ早いけれども仕事はすごい…
    そんな一人の男の物語。
    本当、この作品、サクサクと進んでいって
    あっという間に終わっちゃうのよ。

    まるで登場人物の名前につく爽太のように
    爽快にね…

    30秒にかける熱い物語です。
    時に役者がそろわずに手痛い目を見たり、
    せっかくいい人物を見つけても
    そこにそびえる人間がとんでもなかったり…
    なんだかんだで爽快だけれども困難も
    見え隠れするんですよね。

    癖ありの人物ぞろいだけれども
    くどくないのもまた魅力。

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    2018年04月22日
  • 賞味期限のある恋だけど

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    NYのバーでピアノを弾く絵未は新米ウェイターとしてやってきたヘンリック。彼はミュージカルの脚本家を目指していた。ふとしたきっかけから、彼の脚本作りに協力することになった絵未は少しずつ彼に惹かれていく自分に気付くが、彼には妻がいた(「秋が二人を分かつとも」より)。

    タイトル通り、終わりの見えている恋を描いた中編を2つ収録した作品です。
    短編以外の完全なラブストーリーは久々のような気がします。せつないお話ですが、喜多嶋さん独特のリズムのある文章で、重苦しさはまったく感じられませんでした。

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    2018年03月28日
  • 海よ、やすらかに

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    腰越を中心とした地元が舞台で、釣りが趣味の自分には、釣り船とかシロギスとか身近な事なので書店で見て購入。この人の小説は大体が葉山か鎌倉かハワイが舞台だったりして、テーマも同じだったりするが、気軽に通勤の行き帰りくらいで読めるのがいい。

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    2018年02月03日
  • ハイヒールで追いつめろ

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    テンポがよく、面白かったです。嘉手納広海(かでな ひろみ)25歳、広告代理店に勤務する粋な女性、164cm、空手有段者、コピーライターでいながら、会社で極秘の探偵業務を。危険がいっぱいの仕事をどうこなしていくか、まずまずの面白さだと思います。喜多嶋隆 著「ハイヒールで追いつめろ」、1995.5発行です。

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    2017年12月17日
  • ペギーの居酒屋

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    ネタバレ

    この著者のいつもの展開だが、いつもの葉山、鎌倉あたりがメインの舞台ではなく、千駄木の居酒屋が舞台。居酒屋がいかにあるべきかなど、いつもとちょっとちがう要素がある、さーっと読める。

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    2017年01月25日
  • 鎌倉ビーチ・ボーズ

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    逗子に住んでいて、鎌倉が舞台で、街も、匂いも、通りも場合によってあそこの店だとわかる。この本でも、自分の家の極めて近所の海が出てくる。女性を応援するストーリーは一貫していて、読みやすく、本屋さんでみて、手に取ってしまう。それなりに楽しめるところがいい。内容はあえて語らないが、タイトルは「ビーチポーイズ」ではなく、「ビーチ
    ボーズ」である。

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    2015年11月10日
  • かもめ達のホテル

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    何年ぶりかに手にした作者の一冊。
    さらっと読めて読後感の良い、且つ夏のこの時期にあった海辺を思い出させる作品でした。

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    2014年08月15日