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湘南・葉山のかたすみにひっそりと佇む、隠れ家のような一軒のホテル。強い風をさけて身を寄せ合うカモメたちのように、ひっそりとこのホテルを訪れる客人たち。彼らの心に秘められた、謎と事件とは――? 若き女性オーナー・美咲が彼らの秘密を解きほぐします。等身大な大人の恋愛と人生模様を描き、心に響く連作短編小説。
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Posted by ブクログ
気が遠くなるほど蒸し暑いこの時期に、清涼感を求めて選んだ一冊。 本作品は、葉山の一色海岸近くにひっそりとたたずむホテルを舞台に、若き女性オーナー・美咲と使用人・マイが、ホテルを訪れる3組の“ワケあり”な宿泊客たちの秘密や傷を、やさしく紐解いていく連続短編小説である。物語に共通しているのは、いずれ...続きを読むの登場人物も「一度立ち止まる」ことの大切さに気づいていくということだ。都会の喧騒やプレッシャーの中では見失ってしまう自分自身の声が、このホテルの中でだけは聞こえてくる。作者の筆致は繊細で、感情を過剰に煽ることはない。それゆえに、登場人物たちの小さな変化や気づきが、読者の心に静かに響く。海辺のホテルでゆっくりと潮風に吹かれたかのような柔らかな余韻が胸に残る一冊である。 ところで本作品には、場の雰囲気を表現するためにイーグルスの「Wasted Time」やマーヴィン・ゲイの「悲しいうわさ」といった洋楽のタイトルがしばしば使われる。洋楽好きの私にとって本作品のお気に入りポイントである。本作品全体を楽曲で例えるならば、サザンオールスターズの「海」がぴったりだろう。
何年ぶりかに手にした作者の一冊。 さらっと読めて読後感の良い、且つ夏のこの時期にあった海辺を思い出させる作品でした。
いつもながら、短い文章の連続で、読みやすい❗️ ストーリーは30代の葉山の隠れ家ホテルの3代目経営者の女性のまわりで起きるストーリー❗️
葉山在住の作家、喜多嶋隆の作品。物語の風景が頭に浮かび、また地名もそのままだからホテルと登場人物が本当に存在する気がする。舞台は葉山一色ホテルと称するが、一色海岸沿いに立っている設定。葉山近代美術館の隣ぐらいのイメージか。
人の心はミステリー>w< 湘南・葉山にひっそりたたずむ隠れ家のような一軒のホテル. そこは様々な,わけあり客が訪れる安らぎの場所. 潮風漂う大人の恋愛と人間模様.素敵な一冊でした.
一人になれる領域が尊重される空間 ― タイトルからはそんな魅力を期待したが、当ホテルはちょっと様相を異にする介入型のおもむき。羽を癒すためには人のぬくもりが必要ってことなのかな。
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