鈴木潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
母と娘、姉と妹、女友達。母から受けた影響はある意味呪いだ。その呪いを解除して明日への力に変えること。娘だった女は母になり、また母と娘の物語を紡いでいく。全ての女性たちへの物語。泣いたり笑ったり、とても心を動かされた。
この「モッキンバードの娘たち」、読んでみると表紙から受ける印象と若干違う。主人公は三十歳の保険数理士。やや強情で皮肉屋、つまり面白い女性。魔術や精霊の話も出てくるけど幻想的というより結構現実的(先物取引とか)。主人公が妊娠してからはおもしろ妊婦小説と言ってもいい。皮肉の効いたジョークもたくさん。
そして少し前に東理夫さんの「アメリカは食べる。」を読んでいたこともあって余計に楽 -
Posted by ブクログ
はいはい、完結編も面白かったですよ
本書は19世紀初めのヴィクトリア朝時代に発表された古典文学を元にした登場人物たちが大活躍する物語なんですが、主要な登場人物のうちいったいどのくらいがオリジナルなのかな?なんて考えながら読んでたんですね
で、解説読んだら…
全部かよ!っていう
主要キャラクターは全部引っ張ってきたキャラかよ!すごいわ!
しまいにゃヴィクトリア女王まで登場させてるし
それもそのはず(解説によると)作者のシオドラ・ゴスはなんとボストン大学で英文学の博士号を取得した才女
ヴィクトリア朝期の文学についての論文まで書いてるし
そりゃ詳しいはずだわ
はい、そんで中身ね
本作はね -
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ3作目にして完結編。正直1作目があらゆる面でバランスがとれていた傑作だったので続編も期待していたのだが尻すぼみになった印象。
好みの問題なのだろうけど、まず無駄な恋愛要素が多く感じた。とりわけメアリとホームズに関してはちょっと…。
また、モンスター娘たちや女性の活躍を描きたいのはわかるのだけど、そちらを立たせる為に元ネタのある男性キャラたちが揃いも揃って無能にされている。今作に至ってはホームズはタイトル通りずっと囚われたまま何も活躍せず終わるし、モリアーティ教授というビッグネームを登場させたのにも関わらず、ただ偉そうにしてるお爺ちゃんという印象以外何もなく、あげくの果てにモラン大佐 -
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ネタバレ 購入済み
内容はプログラムそのまま
ほとんどプログラムが占めていて、解説など無いに等しい。
あってもコメント程度
しかもプログラムが間違っていたり、ファイル名が間違っていたりで
この本のままだと動きません。
Githubにちゃんとしたプログラムがあるので、そちらを読んだ方が良いと思います。