ショーン・ステュアートの作品一覧

「ショーン・ステュアート」の「モッキンバードの娘たち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • モッキンバードの娘たち
    3.5
    1巻1,934円 (税込)
    わたしが母親になるまでの旅は、母を埋葬した日にはじまった――。本物の魔術を使うことができ、自由奔放に生きた母。わたしはそんな彼女に反発し、大学を出て三十歳になる今まで、まったく違う堅実な人生を歩んできた。だが母が亡くなったとき、奇妙な力を持つ六人の〈乗り手〉が降りてくる彼女の能力を、むりやり受け継がされてしまう。素質のあった妹ではなく、能力など望まない自分になぜ? わたしは母が〈乗り手〉たちをしまっていた、シフォローブの扉を開ける……。母娘、姉妹、家族の絆を深く伝える、世界幻想文学大賞候補作。

ユーザーレビュー

  • モッキンバードの娘たち

    Posted by ブクログ

    母と娘、姉と妹、女友達。母から受けた影響はある意味呪いだ。その呪いを解除して明日への力に変えること。娘だった女は母になり、また母と娘の物語を紡いでいく。全ての女性たちへの物語。泣いたり笑ったり、とても心を動かされた。

    この「モッキンバードの娘たち」、読んでみると表紙から受ける印象と若干違う。主人公は三十歳の保険数理士。やや強情で皮肉屋、つまり面白い女性。魔術や精霊の話も出てくるけど幻想的というより結構現実的(先物取引とか)。主人公が妊娠してからはおもしろ妊婦小説と言ってもいい。皮肉の効いたジョークもたくさん。

    そして少し前に東理夫さんの「アメリカは食べる。」を読んでいたこともあって余計に楽

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    2016年04月19日
  • モッキンバードの娘たち

    Posted by ブクログ

    クセのある「乗り手」に憑依されてしまったり、その「乗り手」にストーリーがあったり、メキシコの呪術を感じるイカれた車が登場したり、舞台はかなり面白かった。

    女たちの生きる姿と彼女らの絆の話のようだけど、作者が男性だからか、単に私と感性が合わないからか、「女」の描き方が「女」からズレているように感じた。
    もっと愚かしくて、もっと逞しくて、もっと地団駄踏んで、もっともがいて、最後には笑うしかなくなるのが、女だと思う。消化不良。

    ただし、カルロスは良かった。車もかなり良かった。

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    2025年04月10日
  • モッキンバードの娘たち

    Posted by ブクログ

    テックス(テキサス)メックス(メキシコ)料理なんて言葉があるくらい、移民文化の混ざりあった南部の街での、家族のお話。住んでる人しかわからないような生き生きとした土着の生活。本当に男の人が書いたの?料理の作り方とか妊娠とか経験してるような、生理痛と日々戦ってるような、他にも読んでみたいが。いたこはあんまり重要じゃない感じ。主人公の妹がミランダカーで再生。ミランダさんも、家に帰ったら、ママ、ママ言ってそう。(家族大好き)

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    2019年01月27日
  • モッキンバードの娘たち

    Posted by ブクログ

    be attractive and be loved. characters. maybe, main characters are lost child and mockingbird. i want be happy to papa! view of front and back are wrong image for me.

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    2017年03月26日

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