伊達洋駆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ブリリアント・シャーク:優秀だが、協調性がなく周囲に悪影響を及ぼす嫌な人。
この人がいなければ数字が上がらない。この人がいなければ仕組みが回らない。この人に逆らうと怖い。この人についていけば安心・・・的な人(´・ω・`)
ネットフリックスは企業文化の表明で ブリリアントシャークを許容しないとした。
「どんなに優秀であっても、嫌な奴(Brilliant Jerk)はチームに入れない / 排除する」
(Do not tolerate brilliant jerks. The cost to teamwork is too high.)
序盤で著者は彼ら個人を否定するものではないと強調している。
■どうして生まれる?
破壊的なリーダー、脆弱なフォローワー、助長する環境の3条件(トキシック・トライアングル 毒の三角形)がそろうと発生する。脆弱な〜とは、同調者、共謀者に当たる。シャーク自体は、組織環境への「適応」の結果として生まれる場合がある。
■そうなる人の兆候は?
仕事や組織に対する熱意と善意を持った人。本人の意思によらず。気がついたらそうなってしまっていた、そうならざるおえなかった。
■どういう職場環境で発生するの?
成果至上主義、不透明さと権力の集中、慢性的な忙しさ。これらの過酷な環境で発生。
■なぜ排除されないの?
■自分はなっていないか?
■もしそうなら、どうしたらいい?
複数の環境に身を置くことで、違和感をしり、「自分が間違っているかもしれない]と気づく。
以下ライブ感想文
ブリリアン・シャークは仕事に厳しい人、人付き合いが不器用な人を指すのではない。本人が会社のためと言っていとしても、現場が疲弊し、人が辞め、組織機能が低下していれば該当者となる。
なぜ彼らは生き残り、会社は昇進させ多くの権限を渡すのか?
成果をだす社員を手放すことは、経営者や管理職にとって恐怖になる。売り上げが下がると株主に怒られるし、管理職は売り上げが落ちたら自分の評価はどうなる?と考えてしまう。
仕事の中での連携、協調性を無視していないわけではない。でも、結果が出ないと会社は成り立たない。多少問題があっても、目先の甘美な果実(成果)は手放せない
。現場レベルでは、この人なしでは仕事のやり方がわからない、仕事が動かない(業務の属人化が起きている)となっていて、排除できない。
【P27-28 この箇所でジレンマという言葉が出てきている。うまく解きほぐせないので省略】 -
Posted by ブクログ
以前サイコパスから見た世界…を読んだ時に感じたどことなく他人事感がまるでなく、ブリリアント・ジャークは相当数いるなと感じた。
今まで感じた違和感や問題にブリリアント・ジャークという名前がついたことで、あぁ、あれもブリリアント・ジャークの仕業だったなと思い当たることが多々ある。
ただ、この本の素晴らしいところはケーススタディでこんなジャークに出会ったらどう対処しなければいけないか?を教えてくれるところ。
そして何よりコレを手に取り読んだ私自身がジャークになる可能性の種を持っているんだぞということがヒシヒシと伝わってくる点。
ピープルマネージャー以上の人、人事に関わる人は読んだ方がいい。 -
Posted by ブクログ
ブリリアント・ジャーク(高い専門性や卓越した成果を上げる一方、高慢な態度や協調性の欠如で周囲に悪影響を及ぼす人材)について掘り下げた1冊。
ケースファイルを見ていて、「あの人はブリリアント・ジャークだったな」と心当たりもあった。
とはいえ、どこの会社でも起こりうること、かつジャークになる可能性は誰にでもある。
組織で働くのであれば、管理職にはもちろん新入社員にも、自身がジャークにならないために知っておいて損はない内容だった。
本書を読むことで、仕事ができるゆえに許容されてきた悪影響が及ぼす結果とそのリスクの大きさがよくわかる。
個人に原因を追求するのではなく、組織の問題として環境をマネジメントする必要性を強く感じた。