伊達洋駆のレビュー一覧

  • 人と組織の行動科学

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    職場出よくある44項目の課題ついて、実際起きている問題、課題に対する研究知見、エビデンスに基づく解決策、解決策の副作用をまとめている。自職場でのあるある案件も多く、とてもためになる内容が多かった。
    組織改善は労力と時間がかかり大変だが、継続的改善が必要不可欠な案件。一つ一つ対応していきたい。

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    2024年12月19日
  • 越境学習入門

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    学術的な根拠と、丹念な調査結果、そして越境者の生の声を組み合わせ、わかりやすくかつ納得感がありました。

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    2023年11月30日
  • 越境学習入門

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    サブタイトルが「組織を強くする冒険人材の育て方」である通り、あえて、異文化に飛び込むことで、「人材」を育てるための指南書。
    正直なところ「なんでそんなことをあえてするの?」と思う自分は、3〜5年で異動したり転勤したりと仕事環境が変わるので、自然と「越境学習」する環境で育ったんだな、と思いながら読んだ。

    特に気になったところを3つ述べてみる。

    1つ目。P76付近の「述語主義」。本文から引用すると「述語主義とは、日常的にいつも同じ文脈で暮らしてる人が、だんだん守護を省略するようになること」とある。
    越境して最初に感じる違和感はこれだなと思う。確かに、ずっとそこにいる人は主語を省略しても文脈から

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    2023年05月05日
  • 越境学習入門

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    会社を辞めることなく、異業種へ飛び込み自らもがき苦しみつつ学んだことを、元の職場に戻ってその経験を活かす。越境学習とは、こんなようなもの。キャリアの自立ではなく自律を目指すこと。越境学習を経験した人たちの体験談も読むことができる。興味深い。

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    2023年01月11日
  • 越境学習入門

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    ネタバレ

    近くの異業種、離れた同業種での学びを実践しているが、この本の以下の点に納得。
    越境=個人にとってのホームとアウェイの間の境界を越えること
    アウェイ=見知らぬ人ばかりの、普段の言葉が通じない慣れない場で、ちょっとした違和感や居心地の悪さを味わう。
    上下関係のなさ×異質性×抽象性。自分が何ができるかを見つめ直す機会になる。やりたいことにも気づく。

    越境学習=ホームとアウェイを行き来することによる学び
    アウェイで、違和感や葛藤を抱えながらも、なんとかやろうとする中で、新たな自分に気づき、力の発揮方法を学ぶ。
    ホームに戻って今までと違う見方をする自分に気づき、ホームに違和感を感じる(二度目の葛藤大)

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    2022年11月13日
  • 「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール

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    採用フェーズごとにポイントを押さえて書かれているのでとても分かりやすい。
    「採用活動はこうするべきだ」というHow to本というより、自社の採用活動のあり方や考え方を今一度考えさせてくれる本。表紙に「採用担当の新しい教科書」とあるように、採用担当の持つべきマインドから教えてくれるので気付かされるものがある。

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    2021年06月26日
  • 「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール

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    とても読みやすい。そして、とてもロジカル。

    サブタイトルの「志望動機&コミュ力重視」から脱するとの趣旨がよくわかる。

    採用したい人材の要件を明確にすることが大切だと思った。

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    2021年06月09日
  • 60分でわかる! 心理的安全性 超入門

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    惜しくも60分で読むことはできなかったが、それだけの短時間でこれだけの内容が知れるなら申し分ないだろう。何よりコスパが非常に良い。構成は、1つのテーマにつき見開き1ページで説明されており、片方が文章でもう片方がイラストを取り入れた要約となっている。

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    2023年12月27日
  • 越境学習入門

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    違う組織に行って戻ってくる。行った先で一回、戻ったあとでもう一回の違和感を覚える。
    全体として納得感はあるものの、目新しさがあまり感じられず。誰もが行ったり来たりできる(単発的な往復だけでなく)、そしてそれぞれの異なる背景が混じり合う、そんな流動性のある状態が心理的安全性のある状態で実現できればよいが。

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    2023年11月21日
  • 60分でわかる! 心理的安全性 超入門

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    昨今、ビジネス界で大流行りの「心理的安全性」に関する入門書です。

    仕事がら興味があり、学びのために読みましたがかなりの良書でした。お値段以上、期待以上。

    簡単に要約します。

    まず心理的安全性の重要性について解説されています。
    心理的安全性の定義は「対人関係のリスクをとっても安全であると思えること」だそうです。働きやすい職場には無くてはならないことですね。
    心理的安全性という概念が注目されるたのは、グーグルが社内で実施した「プロジェクトアリストテレス」という調査プロジェクトの結果が発表されたからです。効果的な職場の条件として心理的安全性が極めて重要であることが明らかになりました。
    その後に

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    2023年10月13日
  • 60分でわかる! 心理的安全性 超入門

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    職場の心理的安全性を高めるための、具体的なノウハウが書かれており、特にメンバーの性格ごとにどういったことをすれば心理的安全性が高められるかという点が把握できた。

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    2023年08月27日
  • 越境学習入門

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    越境するだけでなく、越境して戻ってくることによって、より学びにつながるというのは新たな気づきでした。避けたいこととして「迫害」「風化」そして「活躍を過度に期待すること」が挙げられていて大きな納得感。

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    2023年07月23日
  • 人と組織の行動科学

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    2022年2月現在の知見に基づいて、組織と人について冷静にまとめられている。「副作用」が述べられていることも良い。事典のようにも使える。再読の価値あり。

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    2022年08月21日
  • 越境学習入門

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    思えば、ずーっと、
    入社三年目から越境学習していたのかもしれないと、
    最近
    過去の振り返りをしていて思うようになった。

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    2022年05月16日
  • 越境学習入門

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    前半はエンゲストローム、ヴィゴツキーといった学習理論から越境学習の系譜を紐解き、後半に向かうにつれ、越境学習がもたらす個人的体験と組織との関わりが事例を交えて紹介される。人事や働く人の現場をよくわかる人が書いたかなり入門的ではあるが網羅的で実践的にまとめられた良書だった。

    後半で特にページが割かれていた越境学習者のカスタマージャーニー的なプロセスの記述は興味深く、自らの社会人大学院通じた越境学習体験と深く重なり納得感があった。確かに私も二度死んだ。ただただ分かりやすい。概念浸透の段階で、難解な学習理論の書籍が多い中で、この分かりやすさは社会の宝だ。

    これから制度の導入もそうだが越境学習者へ

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    2022年04月13日
  • オンライン採用 新時代と自社にフィットした人材の求め方

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    採用の責任者必読。
    タイトルが「オンライン採用」なので、コロナ禍の今にしか通用しない内容なのかと思って当初手に取るのを敬遠していましたが、その偏見を大きく覆す良書。もっと早く読めばよかったです。
    この本を読むと、コロナ禍はきっかけに過ぎず、企業は長らく採用に課題を抱えていたということを思い出させてくれます。これまでのやり方が通用しなくなった今を機に、これまでの採用を見直しませんかという筆者の裏の試みを感じるとともに、ただ変化を促すだけでなく、学術的な裏付けのある具体的な指南が豊富です。
    この手の本は、採用担当者だけが熱心に読みがちですが、本質的なことが多く書かれているので、担当者だけでなく、採

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    2021年04月26日
  • 「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール

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    特に中小企業を対象にしたわけではなく、かといってネット対策やインターンなどの特定の手段に偏るわけでもなく、募集、選考、内定、入社、という普通のルートにおけるルールを明らかにしてゆく内容。各ルールごとに、最初に悪しき定説を提示しこれと比較する形で正しいルールを展開するという構造をとっているため、ルールの重要性が非常にわかりやすい。悪しき定説は就活生にとっても評価者にとってもコミュニケーションを形式的に表面的にするものが挙げられており、4年間新人採用に関与してきた身として強く共感できる内容となっている。他方で正しいルールは定説の逆張りという点でトリッキーに見えなくもないが、あくまできちんとコミュニ

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    2020年12月28日
  • 組織論と行動科学から見た人と組織のマネジメントバイアス

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    一つひとつのテーマは考え処のものばかり。モヤっとする部分が取り上げられているかと思うが、内容は広く浅くと言った感じ。

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    2020年06月22日
  • 組織論と行動科学から見た人と組織のマネジメントバイアス

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    人や組織は世界中の研究者が明らかにした原理原則をベースにマネジメントすべきとした一冊。優れたトップは、自らのバイアス(誤解)を理解してマネジメントを行うべきである。

    ○採用
    ・まずはこの会社に入社して良かったと内定者に思ってもらう。内定者同士仲良くさせるで入社して良かったと思ってもらえると、効果は倍増する。
    ・そして、キャリアプランを白紙化させる。そのためには多くの人は偶発性によってキャリアアップすること、つまりプラントハップンダンス理論などを説明する。キャリアの8割は予想もしなかった出来事によって決定されるので、それを柔軟にうけいれたほうがキャリアはより良いものになる。

    ○育成
    ・厳しい

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    2021年02月02日
  • なぜあなたの組織では仕事が遅れてしまうのか? 職場で起こる「先延ばし」を科学する

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    対策自体は一般的だけど、「仕事が遅れる」ことの理由をMECEに分ける意味では役立った

    そもそも人は「期限が遠く、報酬や道筋が曖昧なもの」を先延ばしにするので、「期限を短期で設定し、そこに至るまでのタスクを具体化する」と良いだろう

    地味に刺さったのは博愛的リーダーシップに関する言及
    チーム単位で遅れずに仕事を進めようとするとどうしても自由度の低い独裁的なリーダーシップになりがちだけど、結局それって自分の首を絞めてるんだよなぁ

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    2025年01月14日