いとう由貴のレビュー一覧
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たとえシリーズ2作目。書き下ろしつきの新装版です。
薄幸な主人公が過酷ないじめに遭いながらも、ひたすら耐えて頑張っていくという、一昔前の大映ドラマか少女マンガのようなストーリー。
紆余曲折の末、両想いになった瑞樹とアルフレッドがクリスマス休暇を終えて学校に戻るところから始まります。
アルフレッドの存在が心強いのが前作と違うところ。やっぱり、ゆるぎない愛というのは、ベタなんだけど安心できます。
瑞樹は、同室のアレクと距離を縮めることができたようです。もちろん、アレクは相変わらずな感じで、瑞樹なんて好きじゃないと言っているんですが、それでも友情が芽生えているようでほっとします。
アメリカからやっ -
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Posted by ブクログ
小説ショコラに2003年初出したものを加筆修正した作品。
表題作はかなりビターな印象でした。
大怪我をした猫を助けようとしたことで、医大生の彬は弁護士の忠臣と親しくなります、年の差11歳。まさに大人と子供です。
彬の家は病院を経営していて医者一家。出来の悪い自分を無理矢理医大に行かせていると反発し、金髪ピアスで大学にもろくに通わず、遅れてきた反抗期状態の彬です。
忠臣は呆れつつも理解を示してくれるのですが、態度も言葉も傲岸不遜で、反発心旺盛な彬は売り言葉に買い言葉と乗せられて、まんまと体を奪われてしまうことに。
体からの関係です。
彬は体を重ねるうちに忠臣のことが好きになるのですが、相手は大 -
Posted by ブクログ
あとがきで「きっと騙されてくれる人が続出」と書かれていて同感しました…でも最近の小椋ムクセンセはかなりの痛みにも対応してる気がします。なのでイラストも結構合っていると思いました。
虐待の限りを尽くされ、悲惨な毎日を送っている高校生の優樹。かわいそうな身の上です。事故で両親を亡くし、叔父家族からこんなことがあっていいものかと思うほど理不尽なイジメを受けています。ベタに悲惨です。
王道昼ドラ風でもあり、性的な虐待もあるのでそれ以上でもあり。
耐えられず家出した優樹に手を差し伸べてくれたのは、秀隆という行きずりの男。親切という形の優しさだったのですが、それでも優樹は精神的に救われます。
そして後日 -
Posted by ブクログ
いとうさんの作品?と思う程小椋ムク先生の柔らかい挿絵と相俟って品のいいお話でした。
親を失って親戚に身を寄せいたぶられていた優樹。
五年も絶えてきたのに後一年で高校卒業という時に叔父から会社の為に取引先相手にお前の身体を差し出せと迫られて。
家を飛び出し所持金も数千円で路地で膝を抱えていた優樹に優しく声をかけてくれたのが弁護士の秀隆だった。
一晩の宿を提供してくれ当座にと数万のお金を置いていってくれた優しい秀隆に出会えた事で逃亡生活を送っていた優樹でしたがあえなく叔父に捕まり、年老いた好色の爺の慰み者になる日々。
年を取っていた為に最後までは出来なかったのが不幸中の幸い。
それも時間の問題でし -
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