【感想・ネタバレ】誘惑の甘い航海のレビュー

いとう由貴

親友に裏切られ、無実の罪で大学病院を追われた栖原尚之は、豪華客船レディ・アリス号の船医となった。傷つき、仕事にも人生にも疲れきっていた尚之に「この船に乗っている間だけ、恋をしてみないか」と甘く囁いてきたのは、王族のように優雅なハンサム、レナード・ウィンスローだった。強引なセリフに、最初はレナードを拒んだ尚之だったが、情熱的なレナードに身をゆだねる行為は、蜜のような蠱惑に満ちていた……。クールな医師と謎めいた大富豪とのロマンチック・ストーリー！

[ブクログ · ★★★★☆]

船医・栖原尚之×大富豪・レナード・ウィンスローのカップリングです。
出会いも船上、蜜月はスウィートと、
豪華客船のオーナーのプライベートゾーン、
途中で、女性が出現し、２人の間にひと波乱ありますが、
最後はハッピーエンドです（＾＾）

私も、船旅に出かけたくなりました（＾＾；；
お金も暇もないけどね・・・(-_-；；

[ブクログ · ★★★☆☆]

　理解のある身内でよかったね……

　まぁ、外国人だからそういう意味では他よりも免疫あるのかな……？

　それにしても、競うのが嫌いなのがいいことだとは、僕はまったく思わないのだけれど。
　それでじっとしてたらやられてしまうのは事実。
　そこで、やり返す強さ……とまでは言わないけど。
「やられたらただじゃおかないぞ！」くらいの気概は常に見せておく必要はあるんだと思う。
　じゃないときっとやられる一方だ。

　でも、やられる一方の人よりも。
　他人を貶めてしまうことに何にも感じない人間になってしまうことの方がよくない。
　そして、そんな人間が医者であることが恐ろしい……

　でも、世の中には理不尽なことはゴロゴロしてるよね。悲しいなぁ……

[ブクログ · ★★★☆☆]

友人と思っていた同僚に陥れられ大学病院を追われて傷心のまま豪華客船の船医になった尚之は、船内で私と恋をしようというレナードに抱かれてしまう。彼は疲れている尚之には甘やかしてあげられる自分のような存在が必要だと言う。言われるがままについ関係を重ねてしまうのだが、レナードは船内の客船名簿には載っていなくて…。

初めて読んだ作家。
なかなか読みやすい。

Ｈシーンも満載で詳細に渡る描写がいい。リボンで結ぶところとか、座位とか。
ただイラストが…。キャラの顔等は色っぽいのだけれど二人の身体の位置関係みたいなのが若干デッサンが狂うのが興醒め。私が素人なので詳細に批判は出来ないのだけれど、そこにその身体(腰とか)の位置は変、みたいなイラストがあります。