あらすじ
親友の貴之と関係して二ヶ月。どんなに濃密な夜を過ごしても、知也は素直になれなかった。ベタベタせず、常にそっけなく。それは、高校時代から貴之を見続けてきた知也だけが知っている、嫌われない為のルール。身体を繋げたことで貴之は和也に親友以上の感情を持ち、ずっと好きだった彼に抱かれた知也は自分に臆病になっていた。貴之の激しい執着を嬉しいと思う反面、己の醜い独占欲を知られることを恐れた知也は別離を決意するが!?
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Posted by ブクログ
[パティシエ×出版社社員]
書店で普通に棚に入っていたが
ストーリーではなく、本自体の雰囲気で
気になり、買ってしまった一冊。
レビューを見ると、全然ダメな感じだったので
あまり期待せずに読み始めました。
が、最初から最後まで目が離せず、
涙で視界が霞みながらも
一気に読みました。
このかなり複雑な感情を言葉に出来る著者が凄いと思いました。
貴之にも知也にもどっちにも感情移入できます。
凄い作品です。
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☆あらすじ☆
親友の貴之と関係して二ヶ月。
どんなに濃密な夜を過ごしても、知也は素直になれなかった。
ベタベタせず、常にそっけなく。
それは、高校時代から貴之を見続けてきた知也だけが知っている、嫌われないためのルール。
身体を繋げたことで貴之は知也に親友以上の感情を持ち、
ずっと好きだった彼に抱かれた知也は自分に臆病になっていた。
貴之の激しい執着を嬉しいと思う反面、
己の醜い独占欲を知られることを恐れた知也は別離を決意するが!?