鈴木亘のレビュー一覧

  • 社会保障亡国論

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    社会保障とは、ピンチの時の公的支援
    高齢化社会の安定財源は、消費税ではなく相続税
    公費投入縮減、給付の抑制、効率化
    生活保護改革、魚を与えず釣り方を教えよ
    最低賃金の減額措置制度

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    2014年07月06日
  • 社会保障亡国論

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    良書。
    お先真っ暗とはこのこと。
    国に騙されないようにしなてはいけない。
    改革は絶対必要。待った無し。
    自己防衛が必要かな。

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    2014年04月27日
  • 財政危機と社会保障

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    ネタバレ

    震災前、2010年の本。
    当時のバカ菅首相の社会保障政策をテーマに、医療・年金・介護・保育といった分野がいかに持続不可能で、将来に向かって破滅の道を突き進んでいるかを、かなり噛み砕いて論じてます。やっぱり既得権益を保持しようとする層の厚さと政治的影響力って凄いのね、ということを再認識できます。

    この本の出版当時は、消費税アップを謳った民主党が選挙で大敗した直後だったので、著者は「消費増税はしばらくはパンドラの箱として、与野党ともに触れずに2013年の衆院選までダラダラ行くだろうけど、それでは間に合わないぐらい状況は切迫している」と述べてます。それに合わせて、実現できそうな対策についても私見を

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    2012年05月22日
  • 財政危機と社会保障

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    日経「アソシエ」で紹介されており、興味があったので、教養のために読んでみた。医療・介護・保育の現場で起こっている「低価格での供給」⇒「過剰需要の発生」⇒「供給者の不足」という問題に関しては、国民の立場として考え直すべき点であり、非常に納得させられた。
    少子高齢化が謳われているが、持続可能な対応策をとっていかないと、将来への安心は訪れないと感じます。(もう手遅れかもしれませんが)

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    2012年05月02日
  • 財政危機と社会保障

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    現行の社会保障が共通して抱える問題がよくわかった。
    書かれている内容が年金、医療、介護、保育と多岐に渡っているため一つ一つを細部まで議論しているとは言えないのだろうけど、それぞれが抱える問題に目を通すのにはよいと思う。

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    2011年11月30日
  • だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方

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    サラリーマンの年収の30%を占める厚生年金・健康保険料・介護保険料について詳しく書かれた本。
    一から学べて読みやすい。

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    2011年11月01日
  • だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方

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    一見わかりにくい、社会保障の基本的な問題点を指摘し、今後の制度についても提言を行っている良書。著者は2011年現在、類書を出しているので、そちらの方を当たってもよいが、特に年金、医療、介護の経済学的な分析は本書が詳細に行っているので、本書を読んだ方がよいかもしれない。

    年金は積立から賦課制度になっていることが問題であり、医療も医師不足とはシステムから問題が起こってきていることも指摘している。これらの指摘は冒頭にあるように、①ノウハウ本 ②資格取得のための本 ③専門書となってしまって、入門書として良い本がなかったので、この本のスタイルはよいと思う。

    巻末には、参考資料を10冊上げていたので、

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    2011年10月22日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    池田信夫氏が司会を務め、竹中平蔵氏などが日本経済について語る。
    世代間格差や社会保障、成長戦略や政争の内情など、興味深い内容を分かりやすく書かれている。

    2010年の本なので震災の影響は反映されていないが、経済を様々な角度から眺めてみたい時にオススメ。

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    2011年08月19日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    民主党政権を含め、日本経済の5つの問題について、4人の経済学者が議論している作品。標準的な経済政策のパッケージとして読んでおく必要のある本。ただし、経済政策の主流派についてブレが起きつつあることを勘案する必要がある。

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    2011年05月31日
  • 財政危機と社会保障

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    現在の民主党政権が打ち出す社会保障制度の考え方に警鐘を鳴らす一冊。

    現行の税制度や社会保障の仕組み、その変遷が分かりやすく書いてあります。

    筆者は「手厚い社会保障を保ち、かつ負担の少ない税率にします!」という持続不可能な政策に異論を唱えており、その代替施策として介護・保育事業への参入規制の撤廃や、税率引き上げ、所得に応じた社会保障を唱えています。

    日本の財政が危機的状況なのは周知の事実であるのに、手厚い社会保障と低い税率を掲げる政党に票が入ってしまう選挙制度、国民にも問題があると個人的には思いますが。

    著者は問題提起だけではなく、その解決策まで示しており、その解決策の合理的な考え方は勉

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    2011年04月30日
  • 財政危機と社会保障

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    日本は1000兆円近くの借金を抱えている。しかし、財政は破たんするとかしないとか議論をしている。どちらでも結局借金があることに変わりはないのだから、このままでは借金が増えて行くのは目に見えており、すべきことはおのずと決まってくるのではないだろうか?

    社会保障という聖域に踏み込んだ良き本である

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    2011年02月25日
  • 財政危機と社会保障

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    社会保障の面を財政面から論じてあるのが、自分にとって新しい視点で面白かった。
    (この本だけではないが)本書を読むと、メディアで分かりやすく言われていることだけで物事を判断するのは危険だと感じる。
    財政危機の今、論じるべきは理想ではなく、現実的対応策だ。
    政治家はそれを示してほしい。

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    2011年02月23日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    経済の視点からの政治批判。
    なんでそうなっちゃうの?と思ってたことが普通の感覚でも理解しやすくて読みやすかったです。

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    2011年08月28日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    <引用など>

    ・所得分配という意味での格差は、小泉政権では縮小しました。むしろその後の政権で「正社員」と非正規労働者の格差が拡大しました。

    ・金利上昇はめぐりめぐって、設備投資の際に企業の調達コストを上げることになります。

    ・「骨太2006」で社会保障の自然増を抑制する議論を正面から取り上げた

    ・OECDの統計によると、2010年末に政府債務残高GDP比が200パーセントに達する(これはグロス)

    ・政府保有の金融資産にも着目し、これを相殺消去したネットの政府債務(純債務)で見ると、対GDP比は110パーセント強となります。(グロス債務に将来の年金給付債務が含まれ、金融資産には年金積立

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    2019年02月04日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    最短で日本の余命はあと3年か。
    確かに個人資産の総額に国債発行額が近付いていることから、そんな感じはしてた。

    粛々と準備をしておかないと。

    そうならないことがもちろん良いのだけれど、
    そうなってしまったときにでも大丈夫なように。

    ---気になった言葉---
    子ども手当(年間5.6兆円)を諦めれば、現在、実効税率40%の法人税を、香港並みの17%にすることが数字上可能です。(P77)
    「圧力団体は一つで頑張ると資源配分によくないことが起こるが、利権グループ同士を競わせると、よい均衡に到達できる」(P196)
    社会や国家は、「幸せ」という概念について立ち入らないほうがいいと思うのです。(中略

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    2010年12月26日
  • だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方

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    日本の未来は「高負担・高福祉」ではなく、「超高負担・低福祉」。政府の無作為、国民の無関心(見て見ぬふり、あきらめ)による当然の帰結。人口減と超高齢化(社会福祉コストの極限化)が進む中、家族を守る為に何が必要かを今から考え、実行していきたい。

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    2012年05月21日
  • 財政危機と社会保障

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    良書。
    介護、医療、保育の問題点(需要>供給による医師不足、待機児童、待機老人の問題)の原因/対応策に対する著者の主張は次の通り

    【原因】
    ?安い利用料 →過度の需要
     …安易な公費投入(税金による補填)による、利用料金の不当なダンピング(サービスに対して、安すぎる)

    ?参入規制、価格統制 →供給を絞る
     …財政(政治)上の理由(国の支出=公費負担を抑える)で、価格が安く決められる
      →需要と供給のバランス調整が働かない

    【対応策】
    ?公費負担を減らし、参入規制、価格統制を止める
      →自由競争によって、需要と供給のバランス機能が働く

    ?自由競争で、低所得者が十分な医療、介護を受けら

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    2013年11月24日
  • だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方

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    なかなか分かりやすい。

    そうか、年金は積立方式ではなかったんだ。賦課方式だったと。
    創設期は戦後で被害を受けた人への救済という意味合いで支給した。
    となると、積立方式は難しかったということか。なるほど。

    この人も年金システムを民間へということを提案してる。
    これは俺も賛成。市場で補えない部分を政府が管理すればいい。

    介護にも規制があるのか。介護報酬単価。
    規制する意味分からん。さっさと自由化すべき。
    筆者の言うとおり、ここには情報の非対称性が与える影響は小さい。

    年金原資は160兆円程度あるようだけど、どうなっているのか分からない。
    100兆は国債になっているが、こ

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    2010年08月15日
  • だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方

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    日本の年金問題を中心に社会保障制度についての本。タイトルで「入門」とうたっているが、決して軽い内容の本ではなく、きちんと問題点を指摘し、解決策を提案している。しかし国民全員が強制加入の年金に対していかに自分が何も知らないことか!この本が全てではないし、内容全てが正しいかは疑問だが、しっかり年金について考えるためのまさに入門書。
    著者の経済学者としての情熱が詰まった一冊。

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    2010年06月28日
  • だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方

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    『はじめに』
    ・誰に「だまされないための」本かと言えば,もちろん,政府,政治家,厚生労働省,社会保険庁等にだまされないための本です.

    『第1章 社会保障制度の「危機」はなぜ起きるのか』
    ・本書では公的年金,医療保険,介護保険の三つに限定して話をします.
    ・深刻な財政状況の原因は,「少子高齢化」.わが国の公的年金制度の中止は,「老齢年金」で,「積立年金」ではない.団塊の世代の大量退職は「正念場」でもない.
    ・厚生労働省の損得負担は,事業主負担を考慮していないため,1985年以降に産まれた人でも得としている.
    ・諸悪の根源は「賦課方式」にある.積み立て方式にせよ!
    ・本書の結論.①社会保障制度の

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    2010年06月06日