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Posted by ブクログ 2018年11月26日
この本はよく調べられている。元々経済・財政の専門家であった著者が、社会保障についても詳細に調査分析し、わが国財政の最大の部分である社会保障制度について問題点を的確に示している。今まで感じていたことが、はっきりと明確になった。問題点を踏まえ、提言もなされており納得できるが、あまりに問題が大きすぎるため...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月22日
1970年生まれの著書の本。
作者を年代で分けるのは、ある意味では先入観かもしれないが、難しい話をわかりやすく語る世代が次々と生まれてきていることを実感した良書だった。
財政危機や社会保障については、それぞれの専門家がいろいろな歴史、他国との比較で述べることはあるが、全体を俯瞰して、その問題性を...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月12日
現在の社会保障の問題は、高度成長を前提として、制度疲労を起こしていること。すなわち、参入規制、価格規制による護送船団方式、多額の公費投入、業界団体と官僚、政治家の利権保持。
協力なリーダーシップを持って変えていく人がいなければ、日本は変わらないと思わざるを得ないし、これから先、変えなければ日本は日...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月28日
「社会保障の不都合な真実」と両方読みました。2010年の7月、9月と同じ時期に出版されています。この本の方が読みやすいですが、生活保護については触れられていません。
この本のメリットは、一人の学者が、年金、医療、介護、保育所、(生活保護)という社会保障全般について論じていることである。通常はそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月24日
日本の社会保障制度は、①公費漬け、補助金漬けの「高コスト体質」、②参入規制、価格規制に守られた悪平等の「護送船団方式、③多額の公費投入による見せ掛けの「低料金」、④天下りや利権を介した業界団体と官僚、政治家の強固な「既得権益の結びつき」といった特徴を持つ「高度成長モデル」のままであって、このままでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月02日
日経「アソシエ」で紹介されており、興味があったので、教養のために読んでみた。医療・介護・保育の現場で起こっている「低価格での供給」⇒「過剰需要の発生」⇒「供給者の不足」という問題に関しては、国民の立場として考え直すべき点であり、非常に納得させられた。
少子高齢化が謳われているが、持続可能な対応策をと...続きを読む
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