鈴木亘のレビュー一覧

  • 社会保障と財政の危機
    「コロナ問題」を経済学で分析、対策を提示。実に面白い。
    日本のコロナ対策も「科学的・専門的知見」に基づいて立案・実行されるべき。
    これまでの「気合いの政治」から脱却しなければ世界の中で戦えない。
    今回のオリンピック組織委員会のバタバタが良い例。
    脱・老人の跋扈
  • 経済学者 日本の最貧困地域に挑む―あいりん改革 3年8カ月の全記録
    やればできる、けれども禿げ上がるほど大変である。
    という感想です。
    題名で感じるより遥かに読みやすい、テンポの良い文章です。

    行政の縦割りと、ごった煮状態の区民の中に入って動き回った経済学者の鈴木亘さんのお話です。
    綺麗事と正統法だけでは絶対に解決しない問題を、経済学者の物の見方とフットワーク、広...続きを読む
  • 経済学者 日本の最貧困地域に挑む―あいりん改革 3年8カ月の全記録
    あいりん地区改革の日々が細かく臨場的に描かれていました。
    テンポがよく、読みやすい一冊です。
    自治体(役所)を動かすにはどうしたらよいか、地域の人を巻き込み街づくりを進めるにはどうしたらよいか、等参考になる内容が多かったです。

    また、各章の最後にミニコラムがついており、経済学のミニ知識(ゲーム理...続きを読む
  • 財政危機と社会保障
    この本はよく調べられている。元々経済・財政の専門家であった著者が、社会保障についても詳細に調査分析し、わが国財政の最大の部分である社会保障制度について問題点を的確に示している。今まで感じていたことが、はっきりと明確になった。問題点を踏まえ、提言もなされており納得できるが、あまりに問題が大きすぎるため...続きを読む
  • 経済学者、待機児童ゼロに挑む
    認可保育所が社会主義的な発想で運営されており,それに係る個人や組織がそのぬるま湯から出ることに激しく抵抗する.これが待機児童問題の本質だと著者は論破している.さらに保育という事象を70年前から変わらない現象ととらえている官僚たちのかたくなな発想も問題だ.市場経済の原理に沿った形での変革を実施すること...続きを読む
  • 経済学者 日本の最貧困地域に挑む―あいりん改革 3年8カ月の全記録
    「政策実行はかくあるべし。」
    そう思わせてくれる本です。橋下大阪市長時代に行われた西成特区構想の特別顧問である鈴木亘学習院大学教授が行った構想の策定・まちづくり会議の組織・運営など、構想をボトムアップで行う道筋をどのようにつけていったのかを理論的(経済学的な視点も含めながら)に整理した「政策過程本」...続きを読む
  • 社会保障亡国論
    至極もっともな事が書いてある良書。孫子の財産を食いつぶしている今の状態が異常なのはもっとも。

    まず本書をリタイアした世代に読んでほしい。いや、おそらくかなりの数の人たちは、薄々気づいているはず。それでも、未だに、選挙になると、老人医療にしろ、年金にしろ、甘い事をささやく政党に一票を投じる。

    グル...続きを読む
  • 社会保障亡国論
    社会保障制度を経済学の観点から分析し、財政健全化のために課題と解決策を分かり易く示した良書。現在の借金まみれの財政から考えるに、公費投入と給付抑制を実現する「身の丈に合った社会保障」は納得。世代間格差を是正する相続税率UP、中高所得者にも配分される公費投入の廃止、社会保障産業の高コスト脱却など、具体...続きを読む
  • 社会保障亡国論
    現状の社会保障制度のままでは日本は「亡国」するという真っ当な論。問題は最終章に書かれている、社会保障に関する財政の正確な情報・統計の不在、「共有資源」として使いたい放題の放置、の2点に尽きる。

    自分の世代(40代)はかろうじて耐えられるが、子どもの世代のことを考えると本当にまずい事態だと認識した。...続きを読む
  • 社会保障亡国論
    これは!必!読!

    オジイちゃんオバアちゃんやみんなを守るための・・・
    社会保障によって・・・
    日本が・・・
    生き地獄に・・・
    なっちゃうよ!!
    という本・・・

    社会保障って・・・
    年金、医療、介護、雇用などの社会保険と・・・
    生活保護や保育などの社会福祉のこと・・・
    ヤバイ時の公的支援制度ですね...続きを読む
  • だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方
    少し専門的かもしれないけど、日本で生きる人には間違いなく必読の書。

    実はワタクシはファイナンシャルプラニング技能士2級なんつー
    微妙な国家資格を持っております。(AFPも持ってましたが失効しました)

    でもねー 社会保険は制度が本当に複雑でよー分からんのですよ。
    過去の経緯をまるごと引きず...続きを読む
  • 財政危機と社会保障
    GDPに対する国債費比率が突出して世界最悪の日本。ギリシャの二の舞を演じなければならない日が目前に迫っている。国債の元凶は社会保障費。医療、介護、保育産業には多額の公費が投入されており、料金の低さが国民のコスト意識を狂わせ旺盛な需要を生み出し、社会保障費は毎年1.3兆円もの自然増が見込まれている。医...続きを読む
  • 財政危機と社会保障
    現在我が国が抱える財政問題に社会保障の問題を関連させて論じている。現在の両者の問題を包括的に理解するにはもってこいの著作。
  • 財政危機と社会保障
    1970年生まれの著書の本。

    作者を年代で分けるのは、ある意味では先入観かもしれないが、難しい話をわかりやすく語る世代が次々と生まれてきていることを実感した良書だった。

    財政危機や社会保障については、それぞれの専門家がいろいろな歴史、他国との比較で述べることはあるが、全体を俯瞰して、その問題性を...続きを読む
  • 財政危機と社会保障
    現在の社会保障の問題は、高度成長を前提として、制度疲労を起こしていること。すなわち、参入規制、価格規制による護送船団方式、多額の公費投入、業界団体と官僚、政治家の利権保持。

    協力なリーダーシップを持って変えていく人がいなければ、日本は変わらないと思わざるを得ないし、これから先、変えなければ日本は日...続きを読む
  • 財政危機と社会保障
     「社会保障の不都合な真実」と両方読みました。2010年の7月、9月と同じ時期に出版されています。この本の方が読みやすいですが、生活保護については触れられていません。
      この本のメリットは、一人の学者が、年金、医療、介護、保育所、(生活保護)という社会保障全般について論じていることである。通常はそ...続きを読む
  • 財政危機と社会保障
    「身の丈にあった社会保障」を目指すべきという、とてもシンプルな主張。センセーショナルな表現を排しながらも、筆者の危機意識がはっきりと伝わってきます。年金・医療・介護・保育…デリケートですが、この国がまっすぐに見据えなくてはならない課題群=社会保障。すべてお金がなければ回らない=財政問題です。
  • だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方
    国試のちょっと前に読んだ本。公衆衛生のつまらない国試勉強に対して批判的な態度で臨めるようになりました。公衆衛生に取り掛かる前に読んでおけばよかった。複雑怪奇な保険制度の経緯がかなり理解できたかと思います。
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか
    テレビを見なくなって経済・財政・政策の専門書をガンガン読むようになってからは、竹中さんが言ってることは経済学的にはかなりまっとうなんだって思えるようになった。

    小泉・竹中改革の害悪とかいっていつもテレビで垂れ流していれば洗脳されちゃう。テレビの害悪ってほんとひどいなって思う。

    池田信夫さんとかも...続きを読む
  • だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方
    この本が正しいなら、
    未来の世代の税負担は過酷さを極めるだろう。

    そして、おそらく、この本を読む限り、
    それは間違えなく訪れる未来だという事も。

    年金が足りない時、
    給付の削減と、税負担の増加という選択肢が二つあるが、

    給付の削減は将来世代の年金額の削減を意味しているわけだから、
    当然の事なが...続きを読む