小島榊のレビュー一覧

  • 破妖の剣4 紫紺の糸(後編)

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    紫紺の妖主の部下の妖貴・佳璃と、ラエスリールとの死闘が始まった。紅蓮姫をふるって戦うが、護り手のいないラスは押され気味だ。血まみれになって、力尽きようとした時、彼女をかばったのは邪羅(ザハト)だった。だが、ラスは今こそ闇主の名を呼んだ。「わたしの護り手は、おまえだから…」万感の思いを胸に言葉につまるラスに、闇主は応えた―長い、長い、口づけで。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣4 紫紺の糸(前編)

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    カラヴィス公国の第一公子・ソルヴァンセスが原因不明の難病になった。どうやら魔性に、その生気を吸いとられているらしい。浮城で魅縛師として修業をしていた公子の妹・リーヴシェランは兄を見舞いに、故国に帰ることになった。従うのは彩糸という公女の護り手と、侍女に姿を変えた破妖剣士・ラエスリール。魔性に操られた死霊がラスたちを襲う。だが頼りの闇主は姿をみせない…。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣5 翡翠の夢2

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    「あれの選択は、間違っている」だから、正すのだ―。目の前の、ラエスリールにそっくりの女がそう言った。戦うことを選んだがゆえに、いつも傷ついていた少女、ラス。彼女のまわりには、巧妙かつ危険な罠が、仕掛けられ、じりじりと絞られる。ようやくもどった破妖の名刀・紅蓮姫を手に、ラスは窮地からのがれられるか。新しく破妖剣士となった美女・ウルガのねらいは。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣5 翡翠の夢3

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    人間・ラエスリールとして生きた時間の記憶を奪われ、弟・乱華の手で金砂宮に幽閉されてしまった朱烙。守られて、平穏な時間が流れる。だが、傷つき意識もなく倒れ伏したそのブロンズの髪の青年を発見したとき、彼女は強く心を揺り動かされた。「助けなければ」―。物語がクライマックスに向かって、急展開を始める。大人気ファンタジーロマン『破妖の剣』の、見逃せない一冊。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣5 翡翠の夢5

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    第五の妖主「翡翠」の繰り出す数々の罠。護り手・闇主を欠くラエスリールは、しかし、悲劇的な自刃から復活する。運命の環は回転し、罠が絞られ、ついに対決のときが近づいた。ラスの実弟・乱華の野望は?謎の剣士・ウルガの正体とは?闇主ははたしてラスのもとへ帰って来られるのか?複雑にからまった謎が解きあかされ、大人気『翡翠の夢』がいま衝撃の終幕。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣5 翡翠の夢1

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    一目で好きになった。身を包む炎、深紅と琥珀の瞳、何よりその眼差しが綺麗だった。仲良くなりたい、と生まれて間もない茅菜は思った。「こんにちは」とあくまで呑気に自己紹介した。それが、上級魔性・茅菜とラエスリールとの出会いだった。思いの外、この幼い魔性に懐かれてしまったラエスリールが、騒ぎの種になるだろう彼女を連れて浮城を訪れた頃、そこでは衝撃的な事件が起こっていた。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣  外伝1 女妖の街

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    人間を苦しめる邪悪な魔性たちを倒すことのできる剣、それが破妖刀だ。なかでも「紅蓮姫」と銘の入つたそれは、自らの意志で自分を携える剣士を選ぶ伝説の名剣だった。少女剣士・ラエスリールが紅蓮姫とともに活躍する『女妖の街』、捕縛師・ジャイレンの一代記を描く『捕縛の瞳』、紅蓮姫誕生の秘話『破妖の剣』の三編を収録した人気ファンタジー『破妖の剣』シリーズ、初の外伝。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣1 漆黒の魔性

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    古王国ガンディアの王女が、黒衣の魔性にさらわれた。王女を救出にむかったのは、破妖の剣「紅蓮姫」に選ばれ、“彼女”を操る少女剣士ラエルリール。強大な魔力に立ち向かう彼女の力は…。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣 外伝3 忘れえぬ夏

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    大きすぎる悲しみが故に、周囲との関わりを拒絶する少女―ラエスリール。その頑さが浮城という組織の中での彼女の存在を、許さざるものにしつつあった。そんなラスの心を癒すべく、セスランとサティンは温泉町の外れにある山荘を訪れる。だが、そこには彼らの訪問を快く思わない妖貴梛薙が邪な罠を用意していた。ラエスリール十三歳の夏。三人の心の葛藤を描いた表題作ほか一編収録。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣6 鬱金の暁闇1

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    姉のアーゼンターラを魔性に攫われたリメラトーンは、浮城の捕縛師になった。しかし彼がなりたかったのは、魔性を滅ぼし得る力を有する破妖剣士。破妖剣士になるには、高邁な思想や理想も血を吐くような努力も意味をなさない。選ぶのは破妖刀そのものだからだ。不信感を募らせる彼に城長から命令が下る。「我が浮城の至宝を奪還せよ」―至宝の名は紅蓮姫。最も強力な破妖刀の名前だった。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣 外伝5 魂が、引きよせる

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    リーヴィは苛立っていた。兄ソルヴァンセスと佳瑠の命懸けの恋。三年前のある事件以来、カラヴィス次期大公絡みの思惑を孕んだ求婚が引きもきらないのである。彩糸の惜しみない愛情さえ彼女を抑えられない。自ずとリーヴィの思いはラス、そして邪羅へと馳せる。時を同じくして異常事態が頻発していた。五人の魅縛師が忽然と姿を消したのである。敵の力量からして対抗しうる者は限られていた。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣 外伝6 呼ぶ声が聞こえる

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    艶やかな金褐色の髪が美しい写磨の欲しいものは、魔性の世界にあって力を持つといわれる漆黒の髪。そして、黒い双眸。黒い髪に黒い瞳は絶対にして無二の妖貴の証。焦がれる写磨の脳裏に声が聞こえる。声の主に従えば、強い力を従えることができると直観的に感じて―。一方、サティンは黒髪の護り手・鎖縛とともに、黒髪の娘ばかりが行方知れずになる事件を解決すべく浮城を発った。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣 外伝4 時の螺旋

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    他人に比べて異常に魔性邂逅率の高い身の上の少女シェンツァ・リーウェンは、理由もわからずどこかも分からない空間にいつの間にか迷いこんでいた。ここには、いつも一緒にいて頼りになる幼なじみの少年ラウシャンもいない。途方に暮れる彼女の前に、黒い髪・青い瞳・黒い装束の美しい青年が現れた。魔性にも思えるその青年は、大切な誰かを探しているのだと言った。表題作ほか一編収録。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣6 鬱金の暁闇3

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    破妖刀・夢晶結の使い手であるスラヴィエーラは、苛立ちを隠せなかった。紅蓮姫がアーゼンターラに懐いているのに、使い手であるラエスリールは平気な顔でいるからだ。しかも紅蓮姫が惹かれているのは、アーゼンターラではなく、かつてラキスだったときの人間の魂と、幾ばくかの記憶にであった。つまり、ラキスとは意志の疎通ははかれるが、アーゼンターラ自身とはままならないのである。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣1 漆黒の魔性

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    中学3年から高校2年ぐらいの時までむちゃくちゃのめりこんでた少女小説。今見ると多分吐血する。思い出深いです。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣1 漆黒の魔性

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    中学時代にはまったシリーズ。未完のため未だに買い求めている。
    何にこんなに惹きつけられるのか今となってはもうわからない。けれど好きなものはしょうがない。不器用な女剣士ラエスリールと魔性の王闇主、彼女たちをとりまく変わった人々の紡ぐ物語。

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    2009年10月04日
  • 破妖の剣1 漆黒の魔性

    Yun

    購入済み

    設定とかストーリーの構成とかきちんとしているし、面白い…とは思います。
    ただ、現代のラノベに慣れてしまってると、表現が物足りなく感じます。結構あっさり読めました。
    自分はロードス島戦記とかもあっさりしてるな…と感じる方なので、そういう人にはオススメしません。

    普段こういうファンタジーを読まない人が初めて読んだらはまる作品ではないかと思います。

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    2016年08月25日