笹森トモエのレビュー一覧
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魔術に悩む人をサポートする魔術コンサルタントを営む主人公・秀春を中心とした魔術物。筆者曰く、ライトノベルには珍しいハードボイルド的な要素を持つライトボイルド小説、とのことだが、主人公の確固たる信念を貫き通す生き様がその要素のことだろうか。そのような主人公像は本作を通して描かれ続けているので、好みの人には期待してもらいたい。
序盤は少ない登場人物の会話を主体に、一人称視点の地の文が入る形で設定の説明がなされていくため、少々読みにくいかったが、終盤の展開は非常に面白かった。物語の全体像が主人公を中心に、クライアントなどの数名の登場人物の中で綺麗にはまっているので、一巻分で描ける展開とは思えないくらいの濃さだった。
ただ、個人的にはそこに重要人物であるはずのヒナコがあまり介在できていないように感じてしまった。主体的に動けていない、というのが適切かもしれない。設定の根幹をなす面白い部分なだけにもったいなく思う。
小さな問題を解決したが大きな問題がしっかり残っている続編を意識した終わり方になっている。すると、続編があれば今後はヒナコの活躍がさらに描かれ、また学校に通い始めてから生活等が描かれるだろうので、期待したいところだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2011年 1月当時の日記転載
根暗な主人公が鬱屈とした独白延々と語り続ける。
”菜々子さん”はかわいいけども。
正直この一人称はダルイ。
そしてミステリネタとしては、チープなトリックが序盤で明らかになると、事件か事故かとか、犯人的な人物とか、オチが透けて見える状態。
こんな状態でどーすんのかなとおもったら、散々遠回りしつつ、それでも納得のいく所に着地。
つーか頭いいなこの人…。
ミステリ風に書いてて全然ミステリではないのだけども、結論は序盤から視えているのだけども、その過程を十分に楽しむ事ができたと思います。
まあだからといって序盤のつまんなさが帳消しになるわけじゃないですが。
会話のセンスはあると思うのですが、お硬くて。たぶん主人公のせいだね。
もう少しコミカルな会話で序盤を盛り上げればかなり良かったと思います。
まあそれでも十分素晴らしい作品だったと思います。2巻も読もうw -
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「数」でのバトルってなんぞ!?と思って購入
数々の数式を駆使して
世界の法則をねじ曲げていく感じです
一応解説はしてくれるけど、
専門用語が少し難しい。
一度説明されただけじゃすぐ忘れるんです←
メインキャラがどっちも冷めてます。
熱血は好きじゃないな〜と思うけど
この、世捨て人みたいな、全てを諦めてる雰囲気も好きじゃないなと思った←
いや、主人公は熱いのかな
1巻の敵は「確率」を操ります。
どんな事象や攻撃も、確率を操作してしまえば
発生しないことに出来る。
勝率0%、そんな未来を、変えていくことはできるのか!?
題材は良かった。
でも萌え要素いらない←電撃否定w
あとがきを読んでの作者の印象がとても良かったので
ちょっと応援したくなりました -
Posted by ブクログ
そういえばスニーカーはひさしぶりだな、とか意味不明のことをおもいながら読んだ。電子書籍でもでてたらしいけど、、、。これは時間かけて読んでしまったから電子書籍は、、、ちょっと、、、とおもいました。
この文章は読んでからだいぶ時間をあけているのでちゃんとかけてないのでご注意を。
読んでいたときにけっこう眠い状態だったためにそんない覚えてないのですが(おいっ)、もっとおもしろいものかとおもったら、意外と普通でした、ということ。
主人公が眼がみえなくて体が動かなくって耳だけ使える、みたいな状態でずっと病院のベットで生活、それで平日に菜々子さんがきてくれる、というわけなのですが、、、。
主人公をベットにしばりつけているというのが斬新だった、とおもいましたが、まったく喋ることはないのでずっと菜々子さんが話かけたり主人公の思考とか回想ぐらいしかなかったので斬新だったちゃあ斬新だったけど、正直それほどでもなかったようなきがした。
推理自体もそれほどでもなかったような、、、というかんじですかね。菜々子さんのキャラとしてはだいぶいいかんじにはなってましてたけどんね、はい。 -
Posted by ブクログ
【レビュー】
小学五年で起きたとある事故。そこに居合わせた三人はそれぞれ一つずつ失った。
その事故で身体の自由を失った少年は全身麻痺患者として三年間の入院生活を強いられる。
事故以来、本名を呼ばれると発作として重度のパニックを起こす少女は”菜々子”という仮名で三年間を過ごし、そのほとんどを少年への見舞いに費やす。
発端は少女のある日の発作。半年ぶりのその発作をきっかけに、少女は少年へある疑念を抱く。
やがてその疑念は少年から少女のそれへ。
きっかけは疑念。
結末は呪い。
その過程にあるのは、少女の推理と少年の思考。
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読んでいて少しつらい。
しかし、展開的な不安、いわゆる鬱展開は特にない。
たぶん、書き方か編集の問題。おそらく後者。
前者としては、少年の回想部分が個人的にきつかった。なんだか『この道を通れ』と歩き方を指定されているような窮屈感がある。もっと抽象的でもよかった気がするけれど、読者が作者のリード(といえるレベルかすらわからない何か)の先に到達すること前提の結末なので、たぶん仕方がないだろう。
悪く言えば中途半端。ミステリとはいわないと思う。
良く言えばそんなことがどうでもよくなるくらい魅力的な会話が多い。
ほかのタグにあるミステリとして読んだら損をする気がする。良い意味でストーリー展開が素直なので、馬鹿みたいに疑ってかかるとかえって損をするパターン。まあ、こんな読み方をするのは中毒者だけだと思うけど。素直に読むべき。
普通に面白かった。
繰り返すが、個人的には会話がとても魅力的だった。
【感想】
完全にタイトル/ジャケ買い。後悔しないレベルで面白かった。
途中、『埒外』という言葉をつかう小学生に違和感。まあ、小説へのこんな感想は最低レベルの指摘なんだけれど。
”菜々子さん”の特異性を表す目的としても、さすがに……。
続刊が出るらしい。期待したいが不安もある。自分はこれをシュガーダークでも感じた。
いったい、どんな続編を書くのだろうか?
最近、こういった『とりあえず続編』が多い気がする。おそらく、気のせいだと思うが……。
イラストの菜々子さんが可愛い。だからジャケ買い。
こういうイラストからのインパクトの強さが、ラノベの良いところだろう。 -
Posted by ブクログ
一風変わったライトノベル。
「菜々子」さんと呼ばれ(名無しのななこが由来)るのは
その本名を連想させる言葉を聞くと、極度のパニックに
陥る彼女と、全身不随の少年との不思議な繋がりが
描かれています。読んでいて息苦しさを
覚えるのは作品自体に緊張感と閉塞感を伴っている
からか? ぐるぐる、グルグルと同じところを
歩かされる騙し絵の螺旋階段を登っているようなイメージ。
一見、心理的な推理もののミステリ作品の皮を
被ってますが、核は歪んでるけど、実は直球な
恋愛ものなのですね。
細かい会話に散りばめた伏線も最終的には
きっちり回収したりするなど細かい芸当を見せ、
着地してるのですが、意図的に長く、ループ展開を
するストーリーが少々疲れるかも。
それにしても肝心の「菜々子」さんの本名って?何? -
無料版購入済み
イメージと違う
タイトルから想像していた内容とちょっと違うように感じました。個人的には、「教師であるヒロインが一方的に教え子の主人公に惚れるものの、主人公からはドン引きされ付き合えない。しかし、交流を続けることで主人公はヒロインに徐々に惹かれていく。」みたいな展開だと思っていたのに…。