笹森トモエのレビュー一覧
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購入済み
作者
某文庫からでている水沢先生の作品が好きで作者買いしました。
全体的に読みやすく、面白かったですが、作中の言葉を借りるなら、他のお仕事モノとの差別化は図れていなかった気がします。 -
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Posted by ブクログ
ある事故(事件)をめぐり、主人公と菜々子さんがお互いを疑い合う物語。主人公が、とある強制胡座椅子探偵状態という大変ショッキングな状況で物語が始まる。乱歩の芋虫状態に近いです。最後に真相が明かされるが、ストーリー的には枝葉のように感じた。
事件にまつわる菜々子さん特有の症状をきっかけに、彼女は主人公の前で事件の真犯人について推理を始める。その推理は菜々子さん本人が真犯人でないことを強調するものであった。そこで主人公は菜々子さんがこう思っていることに気づく。「あの事件の真犯人は菜々子さんではないか」と主人公が菜々子さんを疑っていると。主人公は菜々子さんに命をとられまいと、動かない身体を必死に動かし -
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Posted by ブクログ
この作品にとっての幸運はこの絵師さんがついてくれたことだと思う。それによって「菜々子さん」の魅力は何倍にも跳ね上がっており、それがこの作品の評価を上げることにも繋がっている。特に175Pと219P、255Pの挿絵は秀逸の一言で彼女の魅力である「陰険」で「一途」で「頑張り屋」なところが見事に表現されている。
物語はミステリ調で「事故」は「事件」だったのではという菜々子さんの語りが騙りではないか、彼女が真犯人ではないかと主人公が考える過程はぞくぞくさせられた。やや論理が飛躍してないかなと思う部分もあるけれど、気になるほどではなかった。
そして、真相には思わず膝を打った……と同時に菜々子さんへ -
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Posted by ブクログ
買って読んだのでなんともいえませんが、ちらっとみたweb版は読みづらそうでした。やっぱり紙媒体がいいな!(笑)
伏線は概ね回収されてすっきりしたんだけど、設定が整頓されてない感じはあったきがする。あとわざわざ考えなくてもいい場所で考えさせられたような(いやすぐわかるんだけど!なんていうか、久美子らへんがちょっとまわりくどかった気がする)。
結局昔の話だし、現在の登場人物が菜々子さんと主人公(と、久美子)しかいないから曖昧ですよね。妄想の範囲内すぎる。
でも久しぶりに興奮したから高評価つけてみまる。一気に読んだのも久しぶり!続編が出る雰囲気じゃないなと思ってたらなんか出るんですね。 -
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