田中英道のレビュー一覧

  • 日本人にリベラリズムは必要ない。 「リベラル」という破壊思想

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    フランクフルト学派、批判理論の危険性を解説した本で、単なる酒場の愚痴ではなく、学術性がある(引用元が明確で、誰の考えか明示されている)と感じたのは、中川八洋「正統の哲学 異端の思想」以来だ。これらの本がKKベストセラーズ、徳間書店という(失礼ながら)二流、三流出版社からしか出せないところがマスコミがリベラル思想に制圧されていることの証拠である。

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    2019年12月04日
  • [増補]日本の文化 本当は何がすごいのか

    匿名

    購入済み

     著者の本はいつも同じ論調である。しかし、もっともであるということが多い。
     ‎特に、仏像を日本の一級の美術品であると位置づける着眼点は素晴らしいと思う。日本の仏像の精神性の高さは世界に誇れるものであると西洋美術の専攻の著者に言われると、より説得力がある。

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    2019年11月27日
  • 日本人にリベラリズムは必要ない。 「リベラル」という破壊思想

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    あまりにも言い切っているので、若干「トンデモ本」一歩手前になりかかっている感は否めない気がしますが(渡部昇一氏を彷彿とさせるといえば良いでしょうか)、大筋においては間違えたことは言っておらず、リベラルとはまあ、こういうことなのでしょう。その核心は「西洋におけるリベラルとは、もともと何からの自由/解放を指すのか」という点。ここを理解しないまま、形だけ有難がって取り入れるから日本におけるリベラルがおかしなことになるという点は全くもって同感。

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    2019年07月29日
  • 日本人が知らない日本の道徳

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    ネタバレ

    ダーウィンの「生き残るものは強いものでも賢いものでもなく変化できるもの」これはIBMガースナーのスピーチが発端らしく、種の起源では「たまたま環境に適応していた者だけが生き残る」との事。その後の「人間の進化と性淘汰」にて「最も思いやりの強いメンバーを最も多く含んでいる、その様な集団は最も繁栄し最も多くの子孫を育成する」と。 これは古代より自然道という道徳観を現代にまで継承してきた日本人の道徳観だと作者は言う 実際、聖徳太子の十七条憲法は千年以上を経た我々でも全く違和感なく受け入れられる事には驚くばかりである

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    2018年05月19日
  • 日本の文化 本当は何がすごいのか

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    累計5。日本人は富士山をはじめとする自然を敬うことを遥か昔から続けてきた。自然への畏敬の念が神道となり,仏教などと融合しながら日本人独特の価値観を築きあげてきた。葛飾北斎が表す富嶽三十六景には,富士が描かれているが,どれも小さい。北斎は富士山を描いたのではなく,富士に守られている人々の生活を描くことで,富士山=自然に対する信仰を描いたのではないか,という。そして,その技法だけではなく,価値観や自然を神とする心がゴッホやアンリ・リヴィエールらに影響を及ぼしたのではないかという主張。庭園や盆栽など,美や観を凝縮するのが日本人,というのも興味深い。また,争いを避ける原点に国譲りの神話がある点なども共

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    2014年07月03日
  • 世界史の中の日本 本当は何がすごいのか

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    こういうのを教科書にしたほうがいいんじゃないのかなと思う。世界史がもっとわかりやすくなると思う(少なくとも日本史好きは世界史がわかりやすくなると思うし)。

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    2014年02月15日
  • 世界史の中の日本 本当は何がすごいのか

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    高校時代に世界史と日本史を30年程前を勉強しましたが、学習した時期も異なっていたこともあり、お互いの関係を殆ど意識することなく、テスト対策に追われていただけの記憶しかありません。

    世界で重要な出来事が起きているときに、日本はどのような時代だったのかを多元的に学ぼうという意識がありませんでした。歴史を勉強ではなく興味で見ることができるようになって初めて、この本の主題である「日本人の視点で世界史を見る」ことができるようになったと思います。大人になってからの歴史は楽しいですね。

    世界と日本の歴史を比べることは、どちらが良い悪いというのを語るのではなく、お互いにどのような経緯があって現在に至るのか

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    2013年09月08日
  • 日本の歴史 本当は何がすごいのか

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    チームラボ代表の猪子寿之さんに影響を受け再び日本史をさらっとおさらいしつつ日本の歴史が
    現在の日本にどのように優位に働いているかを知りたかったため手にとりました。

    日本の歴史から生まれる文化の連続性(美術や文学作品、文化など)に関連して歴史を紐解きながら
    その政治や経済が文化にもたらした影響から系統的に全体の歴史をまとめている。

    たとえば江戸時代に和紙の大量生産が可能になり、社会が平和で豊かだったために文化や学問が大衆に広まり
    発達した点などを時代の流れとともにわかりやすい言葉づかいで述べている。

    一貫して筆者が日本が神道と仏教という、宗教に育まれた文化の連続性がどれほど
    豊かな歴史を作

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    2013年05月25日
  • 日本の歴史 本当は何がすごいのか

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    井沢元彦氏の逆説シリーズを読んでから、一人の著者が、全ての歴史を解説している「通史」を読むのが私の一つの楽しみになっています。この本の著者である田中氏の本は、私は初めて出会いました。

    井沢氏同様に、日本の「通史」を書かれていますが、その視点が、彼の研究課題であった「美術品」であることが特徴です。美術品が語ってくる日本の伝統と文化の魅力を通して、日本の何が素晴らしいかについて、各時代毎に解説されています。

    以下は気になったポイントです。

    ・創業200年以上の老舗企業だけを集めた経済団体には、日本の加盟企業の多さが目立つ、創業百年以上という会社が、一万五千社以上もあるのは世界中でも日本のみ(

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    2012年10月28日
  • 新 日本古代史

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    古代史は、遠い過去でありながら、学ぶことにより今の私たちの足元を照らす鏡となる。日本の始まりを列島の内側だけでなく、帰化人や渡来系氏族の動きからも捉え直す一冊である。とりわけ秦氏、さらにユダヤ人との関わりにまで視野を広げ、日本文化の成立に外からの知恵や信仰が強く響いた可能性を示している。だが、影響を受けたことは、独自性を失うことではない。外来の力を受け入れ、祈り、技術、美意識へと編み直したところに日本の古代がある。古代を問うことは、私たちの根がいかに多層であるかを確かめることでもある。

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    2026年07月04日
  • 京都はユダヤ人秦氏がつくった【電子特別版】

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    京都の町は、幾重にも重なる歴史の層の上に立っている。古代、朝鮮半島から渡来した秦氏は、養蚕や土木の技術をもたらし、山城の地を豊かにしたという。美術史家の田中英道氏は、その秦氏の遠い源流に古代ユダヤの影を見る。祇園祭の山鉾や祭祀のかたちに、失われた民の記憶が潜むという説である。史実か仮説か、議論は尽きない。それでも京都の石畳を歩くとき、遥かな文明の風がこの地を通り過ぎたかもしれぬと思うと、千年の都はふと世界史の交差点に見えてくる。

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    2026年03月15日
  • 日本国史(下)

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    キリストが磔にされている姿をみて日本人は驚いたといいます。原罪を背負って磔になること自体、西洋人の特有な考え方で、日本人には相容れないものだったそう。現代で割と深く考えずにスルーしている異文化でも、当時は衝撃的だったことが伺えて興味深かったです。

    日露戦争の際にユダヤ人が日本に国債を売った話など、ロシアへの報復的な意味合いが強かったとはいえ、ユダヤ人というのは歴史的にも何かと日本と関わりがあったようです。

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    2025年07月08日
  • 日本国史(下)

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    歴史を学ぶ意味とは何か――著者は日本の歴史を神話から連なる天皇の系譜を軸に据え一貫した国のかたちとして描き出す。文献のない時代、縄文からの国が成立していないであろう歴史を追う。
     西洋中心の歴史観では見落とされがちな日本独自の精神や文化の根がある。教育の現場では断片的な知識の羅列にとどまり通史としての日本の姿が見えにくくなっている。
     本書は国の成り立ちを自分の言葉で語れるよう導いてくれる。とはいえ歴史をどう語るかは受け取る側の姿勢にもかかっている。事実をどう解釈しどう未来に活かすか。それが歴史に学ぶということだ。読み終えて今を生きる自分の足元を見つめ直したくなった。

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    2025年05月20日
  • 日本国史(上)

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     歴史を学ぶ意味とは何か――著者は日本の歴史を神話から連なる天皇の系譜を軸に据え一貫した国のかたちとして描き出す。文献のない時代、縄文からの国が成立していないであろう歴史を追う。
     西洋中心の歴史観では見落とされがちな日本独自の精神や文化の根がある。教育の現場では断片的な知識の羅列にとどまり通史としての日本の姿が見えにくくなっている。
     本書は国の成り立ちを自分の言葉で語れるよう導いてくれる。とはいえ歴史をどう語るかは受け取る側の姿勢にもかかっている。事実をどう解釈しどう未来に活かすか。それが歴史に学ぶということだ。読み終えて今を生きる自分の足元を見つめ直したくなった。

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    2025年05月20日
  • 日本国史(上)

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    あっ、こっちは「太陽信仰」説なんだ?先日読んだ『縄文人の世界観』は「月信仰」説ごり押しだったので。まあどっちもあるよな。

    日本の古代史においてなかなか斬新な説を解いている本書。
    ・土偶が近親相姦による異形の人々を信仰のモチーフにしている説。
    ・『魏志倭人伝』は想像の物語説
    ・武人埴輪はユダヤ教徒説(写真めっちゃ似てる)

    白鳳時代あたりからは普通の歴史の読み物といった感じ。当時の人が書いた文章などの資料が少ない時代は、各々いろいろな主張を出すよね。古代はそれがまた面白いところというのを実感しました。

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    2025年04月12日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

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    『アマテラス』のネタ本。
    斬新でユダヤ人の埴輪や神話の新しい考察など興味深いが、九州の高天原については完全無視?
    50年後には新たな日本史として認知されるのか?

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    2024年09月04日
  • 日本史5つの法則

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    日本の「神」と西洋の「GOD」この異なる

    日本史の法則
    ①日本の神話と歴史はつながっている
    ②国譲りの精神で戦わずに融合する
    ③権威と権力の役割分担
    ④日本外交は専守防衛
    ⑤日本人は天皇と共同体と共に生きる

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    2024年09月03日
  • 日本国史(下)

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    上巻に比べると、普通の歴史書に思える。
    著者が美術史専門だからか、文化の話が多い。
    写真、図版があればもっと楽しめる本になるのに。
    私は、日本好きなので、保守的な本も抵抗なく読めるが、自虐史観で育った人はそもそも歴史が嫌いでこういった本も読まないと思う。

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    2024年04月30日
  • 日本国史(下)

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    読み物としては面白い。
    日高見国が東日本にあり、そこから高千穂に船で移動したという説明。つまり天孫降臨はフィクションではなく事実だったとの説。
    古代史は少ない証拠から解釈や推論するしかないので一つの説として興味深い。
    ただ現代に近づくほどエビデンスなしでアメリカやユダヤの陰謀が断定されてるのが受け入れにくい。

    賛成できるのは日本文化は歴史が連続しており、西洋と違い分断がない。西洋的な進歩史観で理解するのは間違い、というところ。

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    2024年03月09日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

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    そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないし、いいとこだけしか見てないような気もするし、それがすべてのような気もするし。
    ファンタジーとリアルを混ぜ合わせたエンターテイメントとして観ればそういうこともあるかもしれない思います。文化は決して西から東に流れているわけでは無いようです。そういうことが主題なのかなぁ。

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    2024年01月07日