グレゴリ青山のレビュー一覧

  • ナマの京都

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    京都に生まれ京都で育った著者による京都案内、というか日常の京都についての本。文もコミックも面白い。観光には役立たないけどね。
    ・料亭でバイトした時の中居長や女将のいけずぶりが、いかにも京都らしい。懐石の客には新しい葉っぱの茶で、弁当の客には出がらしだとはね。
    ・「はる」「よる」「もっさい」とかの京都語の実態
    ・京都には王将が多くて、繁盛しているとか。
    ・高級なお茶などめったに飲まず、常は番茶なそうな。
    ・鯖寿司やお好み焼き、ひやしあめ、水無月の話
    ・京都の近所の人のうわさ話は応仁の乱まで遡る。
    ・映画館事情
    ・地元のものは案外観光地には行っていないとか。今回、あらためて行ってみての珍道中記

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    2020年11月14日
  • 深ぼり京都さんぽ

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    11月1-3日、京都を旅した。2日目は市内のこの本をガイド本にすることに決めていた(遺跡博物館は休館日だからである)。ところが、あいにくの雨!しかもある目的地に着いたところで、大失敗に気がつく。

    以下は、旅レポートから(関連するところだけ)転載。(文庫本の感想は既に書いたので、新たに単行本に書いています。レポートには本来写真をつけていますが、こちらにはつきません。想像で補ってください。以下書名は「さんぽ」に統一。因みに本書は「深ぼり京都さんぽ」だが、文庫本は「京都深ぼりさんぽ」。微妙に題名を変えている^_^;)


    (略)
    二条城。国宝、二の丸御殿。ともかく豪華な造り。中は撮影禁止のために写

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    2020年11月09日
  • スケオタデイズ 戦慄のフィギュア底なし沼

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    氷のきらめきを思わせるキラキラ装丁。
    フィギュアスケートにハマる女子会。
    熱狂が伝わる会場レポート。
    スケオタの愛の深さに圧倒されます。

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    2019年12月22日
  • グレさんぽ ~琵琶湖とかインドとか~

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    グレちゃんは大好きなのに、読み逃していた一冊。いやー、やっぱり面白いわ。得意のアジア・インド方面ではなく、国内のあちこちに出かけていったときのことが中心。ありきたりの観光客視点とは違う(当然だが)、独特のものの見方がとてもいい。

    美術館でインド映画関連のコレクションを展示したときのこととか、竹中英太郎の足跡を訪ねて筑豊に行ったときのことなど、自分の好きなものを熱く語っているのが印象深い。他のどれもこれも楽しいのだけど、その中で一番グレちゃんらしい!と思ったのが、プロローグ。いるよいるよこういうオバチャン、と笑いながら読んでいって、ラストのエピソードにじわっときた。同時にグレちゃんが「激安パン

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    2019年06月01日
  • スケオタデイズ 飛び出せ!海外遠征編

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    作者さんは語りたいことが多くて字が多くなって読みにくいところもあるけれど、同じスケオタとして「わかるわかる」と思うことばかりだし、よく見てるなぁーって感心することも多い。このテーマでずっと描き続けてほしいと思う。

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    2016年12月30日
  • 田舎暮らしはじめました ~うちの家賃は5千円~

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    田舎暮らしで気になることの一つにトイレ事情がある。なかなか詳しく記載されたものに出会えなかったのだが、この本でだいぶスッキリした。人生観を変えるくらいの気合がいるだろうことも書いてあるが、考えてみればそうなんだろうなぁと納得。
    ほかの田舎暮らし情報では得られない内容で、参考になった。

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    2015年11月10日
  • グ印亜細亜商會

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    グレゴリさんの本はほぼ読んでると思うけど、これは「字が多いから」と未読だった(本好きとは思えぬ理由だわ-)。読んでみたらばこれが大正解。

    著者のアジア指向は、「失われた日本」への郷愁も色濃くあるんだなあ。考えてみれば当然のことかもしれないが、「妄想パスポートで行く日本映画」の章にはそれがはっきり出ている。今の日本では、時代の流れがあまりにもはやくて、数十年前には確かにあったものの影さえなかなか見つけられない。アジアの街角にはそうした気配がまだ残っている(いた)ということなんだろう。古い邦画を見て、自分たちはこの人たちと同じ日本人なのだろうか?と嘆息するグレちゃんの気持ちを私も共有する。

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    2015年06月03日
  • スケオタデイズ 戦慄のフィギュア底なし沼

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    ネタバレ

    前作「グだくさんのグ!!」でもフィギュアスケート好きについては描いていたけど、今回は丸々一冊フィギュアスケート。最初から最後まで濃ゆい。

    出されたお菓子の「モロゾフ」に反応して、途端にフィギュア話が始まってしまうっていうのもスケオタならではだし。
    何より写真を撮るとなったらエデンの東やマンボのポーズを次々に全力で決め出すスケオタ達の姿が面白かった。かなりのカオス空間。

    「みをつくし料理帖」好きとしては物語中に登場するふきが宮原知子という著者のイメージも興味深かったな(栗鼠のような前歯とか頑張り屋なところが似てるらしい)。更にはふきが喜ぶ時に飛び跳ねるあれが、宮原選手だったら三回転ジャンプだ

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    2015年12月27日
  • グだくさんのグ!! どうでもいいこだわりに溢れた人生の断片コミックエッセイ

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    「すげぇもん見せようか?!」
    と、
    両手をおにぎりの形に丸めてやってきた息子。

    この小さな手の中に納まるくらいの「すげぇもん」って一体何かな?
    「ほらっ!」
    「えっ?何これ?鼻〇ソ?!」

    「ちげぇよ!消しゴムのカスで作った玉だよっ。」

    小学生の頃の息子は、
    チビ鉛筆だの、消しゴムのカス製鉄球だの、
    とにかく拘って、ヘンなものばかり作っていた。

    他人からみれば、くっだらないものでも、
    本人からすると、
    消しゴムを必死でこすってカスを集めるという地道な作業を繰り返し、長い月日をかけて完成したソレは
    立派な美術品のごとく、であったのだろう。

    グレゴリさんの日常に密接している拘りも、
    そんな

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    2014年09月01日
  • 田舎暮らしはじめました ~うちの家賃は5千円~

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    ■面白かった。
    ■田舎暮らしに憧れてはいたのだけれども,
     やはり,ま,大変ですよねぇ~と。
    ■家賃は5000円と格安かもしれないけど,
     その他の雑費で,何だかんだでお金が出ていってしまう。
    ■都会と田舎の中間(トカイナカ)が
     コスパや便利さを考えると無難なのかもしれない。

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    2014年04月01日
  • ふたたびの旅。

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    止まらずこれも。グレちゃんが言うとおり、一度行ってとても良かった所を再訪するのはちょっとコワイ。いろいろ変わってるだろうからなあ。大連や上海の変貌ぶりにたまげたり、仲良くなった子が大きくなっててしみじみしたり、自分も少しだけ一緒に旅する気分を味わう。

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    2014年01月31日
  • 旅で会いましょう。 大人の週末バックパック

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    「旅のグ」を読んだら、なんだか勢いがついてしまってグ印本を次々と手に取ってしまう。いいなあこんな旅、はぁ~(ため息)。あれ?今ちょっと煮詰まってるのか?ワタシ。

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    2014年01月31日
  • グだくさんのグ!! どうでもいいこだわりに溢れた人生の断片コミックエッセイ

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    グレゴリさんの身辺ネタマンガを集めたもの。ちょうどフィギュアスケート全日本選手権をコーフンして見た後だったので、四大陸選手権観戦記がとても面白かった。

    グレゴリさんが言うとおり、フィギュアのトップ選手ってどうしてああいう緊張にたえられるのか?と思う。失敗と成功がこれほどくっきりしているスポーツもあんまり多くないんじゃないかなあ。そのドキドキと、すばらしい滑りを見せた選手の輝きが臨場感たっぷりに伝わってきて、うんうんそうだよね!と楽しんだ。

    それと、グレゴリさんの絵が浅田真央ちゃんや鈴木明子さん、羽生結弦君などなどの選手たちの雰囲気をすごくよくつかんでいて、特に高橋大輔さんの似てること!これ

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    2013年12月29日
  • しぶちん京都

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    あはは、わかるわかる。京都人って本当にシブチン(けち)でイケズなんだよね。京都生まれのグレちゃんが、その生態を楽しく読ませてくれる。

    京都は、古い街なのに外国人や学生に優しいと言われたりするが、なーに、それは、どうせ「ガイジンさん」や「学生はん」はよそ者でそのうちどっか行くからなのだ。はんなり嫋やかな京美人も、その笑顔の裏でイケズなことを考えてるんだから~。開けっぴろげで人の懐にズンズン踏み込んでくる大阪のオバサマたちとどっちがいいか、うーん、難しいところだ。

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    2013年07月28日
  • 添乗員奮戦記

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    おもしろかった!
    添乗員って本当に大変なのね…

    イタリアやアフリカなど様々な国でのツアーの回想記。
    事件起こりまくり!でも仕方ない
    トラブル=トラベルなのだから…
    だから面白いといえる岡崎さんに乾杯
    シリーズものなので他のも読みたい

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    2013年03月02日
  • 田舎暮らしはじめました ~うちの家賃は5千円~

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    グさんのロットリングタッチは気になってたけど、著書をちゃんと読んだことなかったので、この本が初グ。
    他のレビューでも書かれていたけど、田舎暮らし日記というより旅本だなぁと思った。あちこちバックパックでもしてなきゃ、4年も暮らすのムリだと思う、たぶん。都会では無駄なこだわりさえなければ、暮らすことにいちいち感情はいらないけれど、田舎じゃそうはいかないだろうし、いずれは何処かに移動するとでも考えてなきゃやってられないのでは。お疲れさまでした。とかいなか本も期待してます。

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    2012年11月04日
  • グ印関西めぐり(濃口)

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    ネタバレ

    同郷のグレゴリさんは大好き。やっぱり面白い。関西のあるあるネタ満載。濃すぎて、つゆに例えるなら(?)3倍濃縮タイプって感じです。京都人は「にゃ」と言う。のところでは、大阪の人は言わないということを初めて知りました。私のメールのやり取りには「にゃ」が時々出てきます。「されてへんにゃろ?」みたいな…めっちゃ共感、あるあるネタです。関西でも和歌山や、京都の橋本は知らなかったので、新たな発見もいくつかあり、グレゴリさんのマニアックな情報も、インド情報でスイッチが入るところも面白かったです。

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    2012年10月15日
  • 田舎暮らしはじめました ~うちの家賃は5千円~

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    ネタバレ

    一気読みしちゃった。
    田舎暮らしは大変だと思い知らされるだろうと期待したのに、
    やっぱり田舎暮らしいいなぁ~って思いました。
    猫連れて散歩とか素敵★

    虫とかは慣れるだろうけど、寂しいのは分かる気がする。
    あそこまで田舎じゃなくていいやって思いながら読んでいたら
    やっぱり少し都会に移住してた。
    お勉強になりました。

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    2013年04月08日
  • ねうちもん京都 お金をかけずに京めぐり

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    京都生まれのグレゴリさんによる京都「ねうちもん」ガイド。あ〜、こういうのを読むと「また京都で暮らしたい!」という思いがふつふつとわき上がってくる。

    学生時代を過ごした街に、今また大学生の娘が住んでいるので、時々遊びに行く。大学近辺は小綺麗になったような気もするが、基本的に30年前とあんまり変わってないというのが泣かせる。語学のクラスの子とたまり場にして入り浸ってた店がそのまままだあって、行くたびに今度こそ入ろうと思うのだけど、まだその勇気が出せないでいる。

    京都には他の土地にはない懐の深さがあると思う。それは住んでみてこその味わいであって、ああ本当にもう一度京都で暮らしたいなあ。

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    2011年11月25日
  • 田舎暮らしはじめました ~うちの家賃は5千円~

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    サブタイトルは「うちの家賃は5千円」。

    東京から和歌山の山奥へ。田舎の家を探すのに、自治体へ手紙を出して、それに返事がある・・なんてことはびっくり。こんな探し方があるんだ! 
    著者が書いているように、彼女等にとっては「旅」の続きだったんだろう。サラリーマンではない彼女等だからできる・・・のか?

    うらやましい。

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    2010年11月07日