グレゴリ青山のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白い。一度行ったところを再訪するというのは、ある意味度胸が必要なもの。せっかくのいい思い出が、再訪することによってなくなるかもしれない、思い出は思い出のまましまって置けばよかった・・なんて後悔することにならないとも限らないからである。僕にとって、ベルリンがそうだったかもしれない。最初にベルリンに行ったのはまだドイツが東西に分裂していた頃で、東ベルリンの整然さと、西ベルリンのなんとも猥雑な雰囲気が奇妙におかしくて、どちらの街も魅力的だった。10年後に訪れたベルリンはなぜか知らないがときめかなかったなー。
グレゴリ青山は、なんと言ったらいいんだろう、蔵前「旅行人」仁一グループのひとりといったほう -
Posted by ブクログ
著者は、京都生まれの京都育ち。そんな著者が暴露する(?)「ナマの京都」のお話。
京いけず、京食、京まぼろし、京観光の4部構成で、京都と京都人を、
おもしろおかしく解剖するというもの・・・。
「いけず」というのは、いわゆる「いじわる」で、京都の「ぶぶ漬け」の話などは有名ですね。
京都のお宅に行き、「ぶぶ漬け(お茶漬け)出しまひょか」などと言われたら、
「はい、ご馳走になります」などと言っては絶対にいけません。
なぜならそれは、「もうそろそろお帰りにならはったらどうどす?(=早く帰れ)」
という意味なのですから・・・。
(そういえば昔、実際にそれを体験したという話を聞いたことが・・・。)
でも