たかぎなおこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日々、家族が食しているのは
ほとんど「私」が作ったごはん、である。(あたりまえか)
偶に
よそ様のお宅に招かれ、
よそ様の食卓を囲んでみると、
(おおっ、こんな料理が?)(なんか変わった味がする…)
と、変化があって、タイヘンに面白い。
つまり、100人が作ったのが、すべて同じ『料理』だったとしても、
そこにはあるのは、異なる100の料理なのだ、と私は思う。
こんな微妙な変化でさえ、大喜びしてしまう私なので、
住んでる街を飛び出て、
全く生活様式、文化の異なる地方で『ローカル』なご飯を食す旅、
は、全く刺激的で面白かった。
昔、読んだ『星新一』の短編小説『味ラジオ』
(聞いてるだけで、 -
Posted by ブクログ
たいへん意地の悪い言い方をさせて頂くと…
親元を出て行く自立心があって、
貧困を耐え抜く精神力があって、
やりたい事がはっきりしていて、
今はまだ出ぬ芽でも、
秀でた才能がひとつでもある人ならば…
充分、上々の人生歩んでる、と言えるのではないだろうか?
そして、その自覚も少しはある、と思うの・・・
だが。
>こんな努力をしたから今がある。
とか、
>あの時の苦労は全ていい経験でした。
などの
メッセージがまるで伝わってこない。
あくまでも、
どこまでも
浮き草ですから
浮かんだままなんです…的なのほほんとした感じ♪
こちらも呑気に読んでいい、
そんなこの本の雰囲気が大好き。 -
Posted by ブクログ
多忙で一日に何度も時間をチェックする現代人は、
ゆっくり出来るはずの旅にすら、時間に余裕をもてないような気がする。
弾丸ツアー、なんて実は私も興味はあるものの、
高速の乗り物使って、ばーーーっと移動し、(良し、見たっ☆)と満足して、
またばーーーっと帰ってくる。
それもあり、だけど、なんかちょっと寂しい感じがするのは・・・
気の迷いだろうか?
『ローカル線』
って響きがいいですね。
がたん、ごとん、列車の揺れも振動も車窓もすごく心地良さげで♪
好きな駅で降りて、
何もないとこでしばらくのんびり。
どこにでもあるよーな食堂にはいって、
どこにでもあるよーなうどんを食べる♪
自由とい