あらすじ
イラストレーターになりたいという夢を片手に東京にやってはきたものの……世の中はそんなに甘くなく、仕事もお金も友達もナイナイづくし。生活費を稼ぐために、福引きイベントや電話受付けなどバイトに追われて、毎日が過ぎていく。それでも初めての都会のひとり暮らしを楽しみつつ、なんだかふわふわ暮らしてたあの頃。漫画家、たかぎなおこさんが、自身の浮き草な日々をほんわか描いたコミックエッセイ。
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Posted by ブクログ
イラストレーターのたかぎなおこさん
実家の三重県から夢と貯金を抱えて上京します
上京すると初めてのことがいっぱい
知らなかったこともいっぱい
期待と同じくらい不安で押しつぶされそうになることも
初めての一人暮らしの思い出や、夢を持って上京した人にはうんうん頷けるところがたくさんあるはずです
おすすめです
Posted by ブクログ
なんだかんだ定期的に読み返してしまう本。
自分に娘がいたら?想像して泣いてしまうほど感受性が豊かで、でも自分の道は自分で決める。嬉しいことも辛いこともある生活の中でちょっと楽しみを見つけて、とりあえず生きていく。そんなたかぎさんが好き。
Posted by ブクログ
面白い。こんな生き方もあるんだなぁーっとほんわかする本です。
確かに少しの貯金だけもって東京に行くのはあまりにも無謀。
でも裏を返せばその無謀さがたかぎさんの魅力でもあるんだよなぁ〜
結界夢を叶えられていて、すごい!お金なくて辛いときもあっただろうけど…よかった!
出身地がおなじなのがまた親近感わくんだな
Posted by ブクログ
たいへん意地の悪い言い方をさせて頂くと…
親元を出て行く自立心があって、
貧困を耐え抜く精神力があって、
やりたい事がはっきりしていて、
今はまだ出ぬ芽でも、
秀でた才能がひとつでもある人ならば…
充分、上々の人生歩んでる、と言えるのではないだろうか?
そして、その自覚も少しはある、と思うの・・・
だが。
>こんな努力をしたから今がある。
とか、
>あの時の苦労は全ていい経験でした。
などの
メッセージがまるで伝わってこない。
あくまでも、
どこまでも
浮き草ですから
浮かんだままなんです…的なのほほんとした感じ♪
こちらも呑気に読んでいい、
そんなこの本の雰囲気が大好き。
Posted by ブクログ
『150cmライフ。』以降、エッセイ漫画が何冊も出ているたかぎなおこさんの上京~バイト暮らしが書かれているエッセイ漫画。
思えば、私が「東京で夢の職業に就く」というイメージは、この人の経験談そのものだったんだよね…。
東京の一人暮らしでバイト生活って、大変なんだなー…。絵描く暇を作るのも大変そうなのに、持ち込みとか、ほんと大変そう。
1巻は、このどうしようもない不安感を抱えて、次に続くのか…。
Posted by ブクログ
本当にやりたい仕事ができている人は一体どれだけいるのでしょうか?
こんなに素敵なイラストエッセイを描く作者でさえも、これが本当にやりたかった仕事ではないなんて、信じられませんでした
人として生きてきて、頑張らなければいけない時が何度か訪れると思います
その時を頑張り乗り越えてきた作者の話は、とても励みになりました
(頑張り方がまた可愛らしいのですが)
人生は何がキッカケで、どう変化していくか分からないと、思うとゾクゾクします
Posted by ブクログ
「ひとり暮らし○年目」「上京はしたけれど」と似たような話だった。いっそタイトル「上京はしたけれど2」でも良かったんじゃないだろうか?
都会でおしゃれな暮らしをしながらイラストレーターになることをを夢見て上京した著者が、なかなか仕事をもらえないで金銭的に困窮する現実に直面し、いろんなアルバイトを転々する。
他人の私が見ても「なんでそんなに楽観的なの?」とハラハラしてしまうが、どこか気ままで楽しそう。
そんなに明るい内容でもないのに、さほど悲壮感もなく、作者にシンクロしながら読める。
この当時のふわふわした時代感と夢にチャレンジする若さが、良い雰囲気出している。
若さと夢があるってそれだけで生きていく上で強みになるんだな。
なんだかんだで、エッセイ漫画家として成功する才能も持ち合わせているし、郷里に優しい家族がいて心底うらやましい。
美術系の短大に出してもらったうえに、専門学校にも通わせてもらえて、無計画な東京一人暮らしも許してもらえて、時々様子を見に来てくれるって
本当に家族に愛され、大切に育てられたお嬢さんなんだなぁと羨ましくなる。
バイトの面接がうまくいかず落ち込んで気晴らしに街に出かけるエピソードが心に残った。
気軽に誘える友達もいなくショッピングするお金のゆとりもなくただぶらぶらするだけで、高層ビルの展望台から東京の街を一望して部屋に戻りチャーハンを食べゴミを出して、外から自分の部屋の明かりを眺めてベッドに入る
「細やかで小さな光だけど今の私にはここが大事な居場所なんだ」と思いながら眠りこむ。
この余韻を残したラストシーンがとても良い。
Posted by ブクログ
もうね、ほんとに応援したくなっちゃう。
もう現在は売れっ子になって旦那さんもお子さんもいて、ほんとに良かったねって安心して読めるけど。
ポンとひとり上京してきて親の仕送りも断り、家賃と生活費で暮らしはいっぱいいっぱいでバイト三昧の日々。(このバイトの漫画が面白い、怪しい幸運を呼ぶキーホルダーとか、効果を聞かれたら”全国から喜びの声がたくさん届いてます”というのか…なるほどね)売り込みのイラストも描けないという本末転倒な日々に焦る著者。
わかるぅ。
一人暮らししたこともないのに、痛いほどわかる。
浮き草デイズ②も楽しみ〜
Posted by ブクログ
WEB漫画で存在を知ったのだが、彼女の描く食べるシーンは本当においしそうで。
その後、親が年取ったり、犬のを読んだり
あたりまえだけど、それを共感あるあるで描けるのにも惹かれて。
一人暮らしシリーズも読んだけれど
彼女のフリーター?時代をこんなにも描き切った本作が一番強烈かも。
母親のお金がなくギリギリだと人間すさむ、というのが本当に。。。
家賃光熱費、本当にでかいんだよなぁ。。。
しかも今は引き落としだから、チマチマおろして。。。
ほっこりと、でもしんどさと、でも暗くなりすぎず
ちょうどいいなぁ。。
という感想
Posted by ブクログ
一人暮らしをはじめたたかぎさんの毎日。
バイト暮らし、大変なはずなのに、たかぎさんだと
悲壮感がないのが好き。
色んなバイトをしたんだなぁ。
2巻も早めにGetしようっと。
Posted by ブクログ
コミックエッセイは、著者の過去が結構生々しく書かれている。そしてそれがコミックエッセイの面白さ。
この本も、著者が上京して、夢をかなえていくまでの話が、ほんわかした絵を通して語られていく。
たくさんのアルバイトをしながらも、夢を追って絵を描いて、時々悩んだり落ち込んだりしながらも、自分らしく前向きに生きていく。
そして、夢が叶う時というのは、本人が必死で頑張ってやっていたことからではなく、何の気なしに楽しみながら書いていた絵日記から、話が転がり込んできたりする。不思議だね。そういうもんなんだね。
Posted by ブクログ
イラストレーターを目指して上京、あっという間に貯金はなくなりバイト生活に突入。
大変だなぁ…と思うけど、漫画がすごく可愛くて、なんかのんきに読んでしまう。
デザイン会社で働いていたのに、退職して東京に出てくる勇気はすごい。
なかなかイラストの仕事ももらえない状況で諦めずに続けていくのだってすごくしんどいはず。
それでも不安に負けずに、ちゃんと自分の気持ちを大切にしているたかぎさんは素敵な人だなと思う。
帯の「この仕事、ほんとに私に向いてるの…?」という呟きが私には他人事に思えないのだけど、私にもこうじゃないと思う日がくるだろうか。
Posted by ブクログ
浮き草・・・自分も浮き草暮らしなので
タイトルにひかれて 今回も手に取ってしまいました
浮き草って言うけど。たかぎなおこさんはちゃんと芯を持ってる感じがします
のほほんとしているように見せながら、でもちゃんと信念を持っている だから浮かんでいるのにも 意味がある そんな感じ?
のほほんとしてそうなのに その行動力・・・どこから来るの?
Posted by ブクログ
将来の不安&目先の生活の不安…。
立場も状況も違いますが、私も同じ気持ちだったなーとしみじみしてしまいました。
ほんわかした絵柄なので、そんなに深刻な気持ちにならずに読めるのがいいです。
Posted by ブクログ
義妹の本
内容(「BOOK」データベースより)
この仕事、ほんとに私に向いてるの…?仕事もお金も友達も、ナイナイづくしの東京暮らし。大きな夢とバイト情報誌を手に、ドキドキふわふわ暮らしてたつまずきっぱなしの「あの頃」をコミックエッセイに。
作者さんが上京してからのお話。
イラストで身を立てようと思いながらも、アルバイトに終われた日々を思い出して書いています。
いろんなアルバイトもあるんだなぁと思いながら、それでもひとりのたのしさもある生活がかかれてました。
浴衣のデザイナーってそんな必要?
Posted by ブクログ
夢をもって東京に来たけど、バイトに追われるジレンマ。たかぎさんは成功してこうやって振り返っているけれど、諦めていった人もたくさんいるんだろうな。
Posted by ブクログ
201502/はらぺこで知ったフレンチトーストのくだりを読みたくて購入。誰もが感じる不安や淋しさをカッコつけず素直にかかれてて、じんわり染み入る一冊。
Posted by ブクログ
ぱらっと読んでみて、
作者のバイト経験が面白かったので読んでみました。
貯金70万と夢を持って単身で上京。
私にはできん。
内容は予想できるし、そのとおりだったけど、
そこまでして頑張ろうとおもえる何かを
持っているのはすごいと思う。
「福引」「銀行の裏方」「通販のオペレータセンター」等、
アルバイトの裏側が面白かったです。
Posted by ブクログ
手に取ったタイミングのせいか(娘の受験の日だった)親の気持ちになって読んでしまった。かわいがって育てた娘が単身あてもないのに上京し、ぼろアパートに住みバイトで何とか食いつなぐような生活をしている…あ〜私には耐えられません。想像しただけで涙が出る。
この前読んだ「ローカルごはん旅」ではお父さんとの二人旅もあってとってもほほえましかったけれど、こんな時代もあったんだ、ご両親も本当に心配されただろうなとしみじみ思った。
この人の描くものはとっても品がいいのだけど、まっとうに普通に育てられたからこそのあじわいなんだなと再確認した。
Posted by ブクログ
2巻まで読んだ。
やっぱり自分の身一つで(才能で)稼ぐっていうのはカッコイイけど難しいよね…
内容は、「田舎から出てきた女の子がイラストレーターになるまで」。良くも悪くもこれで想像できる内容そのまんま。
Posted by ブクログ
著者が上京してからの話。イラストレータの仕事を掴むまでの苦労話でバイト生活の話が大半を占めている印象が強い。「福引」「銀行の裏方」「通販のオペレータセンター」著者の「上京はしたけれど」や他の著書から断片的な略歴を合わせて読まないと半生を追っていくのが難しい。ゲームで断片的な日記を拾ってゲーム終盤で裏の物語が判ってくる、のように各著書に散らばっている。