岩崎美奈子のレビュー一覧
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ネタバレついに終結した。
12年、長いようで短い旅だった。
たくさんを喪って、つらく苦しいばかりの戦争だったけど
ルカを信じて共に歩んだことが間違いではなかったと、誇れるような未来を見ることが出来て良かった。
…と、ちょっと物語中の人物みたいな語り口を続けてみようと思ったけど面倒になって断念。
ヴィヴィレイン完結!
ラストの夏空を映じたような清々しいエンドだった。
私的に一番つらかったのはメルヴィルの死だったけど(喪ってから初めて気づいた気持ち…)
あんなにドロドロしていたジェミニが最後に生きがいを得て、
己の存在価値を知ることができたのはとても救いになった。
この作品、とてもタイトルが好き。
声にして読み上げたときの音が気持ちいいし、作品を読み始めた当初の、このタイトルにもなっている人物は一体誰なんだろう?何をするんだろう?という期待感を煽る感じがずっと楽しめた。
世間は犬村さんの新作、プロペラオペラに湧いていて(買ってはいるけど順番はまだ先…)出遅れ感が半端ないけど
やっと最後まで読み切れて良かった。
それでは、新作を楽しみにしつつ。 -
Posted by ブクログ
まだ出番はあると思っていたがまさか返り咲くとはラヴちゃん。
女みたいな名前だけど最後の最期に男の意地を通したカミーユ。
いちゃいちゃするルカとヴィヴィ。
表舞台に立つために戦うファニア。
「お前の夢を、おれはまだ覚えてる」
ジェミニの原点。エデンとの最終決戦。
『親友』
世界再生に生涯を捧げることを誓うファニア。
世界を壊すだけ壊しておいてヴィヴィと放蕩三昧のルカ。
また会いましょう。また会えますように。
物語の始まりは、一人の女の子が路上の片隅で息絶えたとき。運命が動き出した。世界は変革する。
革命と戦争、恋と冒険の大叙事詩、ここに完結。
――そして恋が始まる。 -
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最高。もう最高です。
ここまで読んできて本当に良かった。
長編シリーズ物で読者にこう思わせたならもう勝ちじゃないか。誰の勝ちってこの本に携わる全ての人の勝ちだ。
「はじめまして。また、会えたね」
この瞬間のためにルカは生き抜いてきたし、この瞬間のために我々は読み続けてきた。感涙。
初期パーティの4人が再び集うとき、世界は変革する。
決して相容れることのないルカの道とファニアの道。
「あなたが壊すこの世界を、わたしが築き直します」
ここまで読んできて本当に良かった。心からそう思います。
次で最後。この世界の行く末を、心して見届けたいと思います。 -
Posted by ブクログ
巻き起こるグレイスランド大戦。
しかしジェミニの秘密兵器により……。
メルヴィル……、誇り高き騎士を私は忘れない。ありがとう。
ガヴー……、無事でいるかな、ガヴーならしぶとく生きてそうだけど。
アステル……、最初は生意気でうざい女だと思ってたけど、今は君のことが大好きです。
元々ヴィヴィ・レインを捜すために始まった物語。金を稼ぐために始めた傭兵稼業。とんでもない旧友と再会してしまったがためのこの結末。
ほぼ全てを失ったルカはミズキと共に1から出直し。
そして覚醒めるヴィヴィ・レイン。そこに立ち会うファニア。
序破急の急、三界を巻き込む本当の戦いは、これから始まる。
「楽園で会おう」 -
ネタバレ
シリーズ完結。。。
最高に面白いシリーズでした。
素晴らしい形で完結したと思います。
ただ一つ残念な事は完結してしまった事です。。。
もっとルカとヴィヴィの旅や最期、ファニア達の国造りを見ていたかったです。 -
Posted by ブクログ
なんとも怒涛の巻。
もともと本作は物語の展開が早いけど、この巻も圧倒的勝利からの大敗北と息もつかせぬ展開。
ただシリーズ全体を考えた時、多分『転』の巻なんだと思う。
前巻でジェミニに奪われたファニアを奪い返すためだけに百万の人々を戦いに巻き込むルカは確かに災厄の魔王だろう。
でも闇に落ちたとは思わない。
彼自身は何も変わっていない。
だから昔からの仲間はみんなついていくのだろう。
ジェミニとの戦いでは敗北が予想されて先を読むのが怖くなった。
50万の敵軍勢に突撃するメルヴィルの雄姿が胸に刺さる。
そしてアステルの最期。
彼女の記憶が消えないことにようやくホッとした。
でも実はそうじゃないかと思ってたんだよなあ。
ただ彼女の中に別人格としてヴィヴィ・レインがいるとは思わなかったけど。
ここんとこ物語的にはヴィヴィ・レインのことは忘れられてた感があるけど、ようやくここで真の登場かあ。
ルカとミズキはジュデッカにファニアとアステル(ヴィヴィ・レイン)はエデンに分かれてしまったけど、再び会う日はどうやって訪れるのだろう?
その時、世界に変革は起こるのか?
そして再びアステルは目覚めるのか?
物語のタイトルの意味することは?
いやあ続きがとても気になる。
さあ、次だ次!
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Posted by ブクログ
いや、物語が進むにつれて、さらに面白くなっていく。
うん、いいね。
前巻までが序章とすると今巻は物語の第2章。
ガルメンディア王国を逃れリヴァノヴァ帝国に移ったルカ達の傭兵としての活躍が描かれる。
ほぼ一巻丸ごと戦争話だ。
これまで『千年に一人の軍事的才能』と冠してきたわけだけど、さすがにそこまでの戦いにはならなかったなあ。
まあ、ルカに快刀乱麻を期待するのはちょっと違う気もするし、歴史に尾ひれは付き物だし、これぐらいがちょうどいい。
新たに登場したブラドレン皇太子がなかなかいい性格してて、なんとも愉しかった。
対照的にジェミニの方はこれぞ悪役というクズっぷりで、こちらも良かった(笑)
本巻の個人的ハイライトは脱走し捕まったルカが、ガブーやメルヴィル相手に自分と一緒に来てくれと頼む場面。
ルカの周りに信頼できる人が集まっていく様は胸が熱くなる。
ラスト、ファニアの身を悪意が覆う引き。
さあ、次巻、王国に戻ったルカはファニアを救うことが出来るのか?
次も楽しみだ。