岩崎美奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み終わったのに記録つけるの忘れてた。
犬村小六先生の新作というだけで待ちきれないぐらい楽しみにしていたのだが、期待を裏切らない出来だった。
何より印象深いのは主人公と王女の逃避行の中で揺れ動き、そして身分の差から引き裂かれる二人の心情だ。犬村先生得意の心情描写の技術をこれでもかというほどふんだんに使った一連の文章は読むがわまでせつない気持ちで満たしてくれる。
周りに言えない秘密を抱えたミズキや、もちろん主人公とのただならぬ因縁を感じさせるアステルも含めて、読者をワクワクさせる伏線を張りながら、戦闘シーンは圧倒的な描写力で満足させてくれる。新しい名作が始まった。 -
Posted by ブクログ
ラノベで☆5つって初めて出すなぁ。
というか、これがラノベで出てるって事が不思議。
電撃文庫で全12巻+外伝1巻という長さの物語を書き切ったという事だけでも、その人気&すごさはわかるのでは?
とある大陸のとある国アルセイフ。
その国では初夏が近付くと空の彼方から鐘の音が鳴り響く。
その年、第4王子フェリオの運命を大きく変える鐘の音が鳴り響き、彼の目の前に<来訪者>リセリナが現れた。
彼女の来訪の後、再び現れた6人の追跡者。
上官でもあるイリスという少女はリセリナそっくりで・・・。
《御柱》と呼ばれる巨大な柱から、時として現われる<来訪者>は、いったい何者なのか?
アルセイ -
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