ラノベで☆5つって初めて出すなぁ。
というか、これがラノベで出てるって事が不思議。
電撃文庫で全12巻+外伝1巻という長さの物語を書き切ったという事だけでも、その人気&すごさはわかるのでは?
とある大陸のとある国アルセイフ。
その国では初夏が近付くと空の彼方から鐘の音が鳴り響く。
その年、第4王子フェリオの運命を大きく変える鐘の音が鳴り響き、彼の目の前に<来訪者>リセリナが現れた。
彼女の来訪の後、再び現れた6人の追跡者。
上官でもあるイリスという少女はリセリナそっくりで・・・。
《御柱》と呼ばれる巨大な柱から、時として現われる<来訪者>は、いったい何者なのか?
アルセイフに、この世界に起こる、大いなる危機とは?
王道SFファンタジーです。
世界の生成に触れる部分は、GONZOの『ラストエグザイル』を思い起こさせますねぇ。
話自体はもちろんのこと、読者の多くは多彩で印象的なキャラクターたちの魅力に惹かれるんじゃないでしょうか。
ワタクシのプッシュはバロッサ卿!(自分、ジジコンですから!)
あとはジラーハのツンデレ司教(デレの部分は神姫にのみ)カシナートさまと、忠実!誠実!ご主人さま命!な日本犬のイメージ(黒髪だし、甲斐犬あたり)ハーミットくんがイチオシです(二人ともにグッドルッキングメーンです。見た目は大事です)
脇役たちで、外伝一冊書けてしまうくらいですからね。
(外伝もっと書いて欲しかったくらいですから!シュナイクは姉さん女房をもらえたのか・・・とか!)
悪役たちも魅力的で、「もう、みんなだいすきだー!」と鼻息荒くなるほど感情移入しまくりでした。
しかもこの人が書く人物って、みんな「自分」ってものを持ってるから、安心して読めるんですよ。
こういうキャラクターを描けるって、すごいよなぁ。
ラストもしっかりおさえてくれて、納得のいくものでした。
(パンプキンが泣かす!)
フェリオがリセリナとウルクのどっちとくっつくのか、やきもきするのがこれまた楽しかったのですが、あー、こういう結果になったのね~。
自分、ウルク嫌いだったので(だってイリスも言ってたけど、すごいいい子ちゃんなんですもの!ホントにいたら、女子には嫌われるタイプ)フェリオに接近すると、イラッとしてたんですよね。
でも話の後半で「あ~、こりゃやばい!ウルクエンドかぁ(頭抱え)」と思っていたので、フェリオの最後の選択はまぁ妥協できるものでした(王族だもんね!)
ラブの部分は昼ドラなみにじりじりできて楽しいので、SF苦手な女子でもいけるんじゃないかなっ☆