【感想・ネタバレ】空ノ鐘の響く惑星でのレビュー

あらすじ

毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。『御柱(ピラー)』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。そんな世界に生じたひとつの噂話――。“深夜をまわる頃、『御柱』の一部に、若い女の姿が浮く――” 事実を確かめに行ったフェリオの前に現われたのは、御柱の中に浮かぶ異装の少女の姿だった――。そして、一人の少年と少女の運命の歯車が動き出す……! 『陰陽ノ京』、『パラサイトムーン』の渡瀬草一郎が渾身の力で作り出す『世界』と『人々』が向かう先は――。

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Posted by ブクログ

「先に逃げろ! 走れ!」
毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。『御柱』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。そんな世界に生じたひとつの噂話ーー。゛深夜をまわる頃、『御柱』の一部に、若い女の姿が浮くーー゛



フェリオの達観した考え方にやれやれ系か、と思ったけれども自分が嫌なことを人にしないという基本姿勢に一気に好感度が上がった。大事な事だよ、本当に。そういうキャラがいいタイミングで良い人と巡り合えているストーリーに信頼度上がってく。自分を弁えているキャラが孤独過ぎると本当に不安になるので。孤独はダメだと、言えるフェリオは愛おしいなと思う。ストーリー的にはまだ全然導入部なので、これからどうなる!?というところだけど、伏線というか、興味深い設定がたくさんあるのでぜひとも続きが読みたいと思う作品でした。主要キャラみんな良き

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2020年02月28日

Posted by ブクログ

高校の時、ゆっけに借りたのがまた読みたくなって。
二人のヒロインが清楚で大人しめな性格なのが、最近流行ってる主人公取り合い系ハーレムものが理解できない私にはすごくツボ。むしろ譲り合っちゃってる(笑)二人ともすごく可愛いけど断然ウルク派。リセリナはなんかオドオドいい子過ぎて苦手…
イラストもとても綺麗でこの話によく合ってると思う。てか半分はウルクのイラスト見たさに読み直してる。ウルクのキャラデザは神だと思う。
長いから暇を見つけながらゆっくり読んで行きます。

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2014年01月27日

Posted by ブクログ

ラノベで☆5つって初めて出すなぁ。
というか、これがラノベで出てるって事が不思議。
電撃文庫で全12巻+外伝1巻という長さの物語を書き切ったという事だけでも、その人気&すごさはわかるのでは?

とある大陸のとある国アルセイフ。
その国では初夏が近付くと空の彼方から鐘の音が鳴り響く。
その年、第4王子フェリオの運命を大きく変える鐘の音が鳴り響き、彼の目の前に<来訪者>リセリナが現れた。
彼女の来訪の後、再び現れた6人の追跡者。
上官でもあるイリスという少女はリセリナそっくりで・・・。

《御柱》と呼ばれる巨大な柱から、時として現われる<来訪者>は、いったい何者なのか?
アルセイフに、この世界に起こる、大いなる危機とは?

王道SFファンタジーです。
世界の生成に触れる部分は、GONZOの『ラストエグザイル』を思い起こさせますねぇ。

話自体はもちろんのこと、読者の多くは多彩で印象的なキャラクターたちの魅力に惹かれるんじゃないでしょうか。
ワタクシのプッシュはバロッサ卿!(自分、ジジコンですから!)
あとはジラーハのツンデレ司教(デレの部分は神姫にのみ)カシナートさまと、忠実!誠実!ご主人さま命!な日本犬のイメージ(黒髪だし、甲斐犬あたり)ハーミットくんがイチオシです(二人ともにグッドルッキングメーンです。見た目は大事です)
脇役たちで、外伝一冊書けてしまうくらいですからね。
(外伝もっと書いて欲しかったくらいですから!シュナイクは姉さん女房をもらえたのか・・・とか!)
悪役たちも魅力的で、「もう、みんなだいすきだー!」と鼻息荒くなるほど感情移入しまくりでした。
しかもこの人が書く人物って、みんな「自分」ってものを持ってるから、安心して読めるんですよ。
こういうキャラクターを描けるって、すごいよなぁ。

ラストもしっかりおさえてくれて、納得のいくものでした。
(パンプキンが泣かす!)
フェリオがリセリナとウルクのどっちとくっつくのか、やきもきするのがこれまた楽しかったのですが、あー、こういう結果になったのね~。
自分、ウルク嫌いだったので(だってイリスも言ってたけど、すごいいい子ちゃんなんですもの!ホントにいたら、女子には嫌われるタイプ)フェリオに接近すると、イラッとしてたんですよね。
でも話の後半で「あ~、こりゃやばい!ウルクエンドかぁ(頭抱え)」と思っていたので、フェリオの最後の選択はまぁ妥協できるものでした(王族だもんね!)
ラブの部分は昼ドラなみにじりじりできて楽しいので、SF苦手な女子でもいけるんじゃないかなっ☆

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2010年10月14日

Posted by ブクログ

渡瀬草一郎さんの作品で一番好きな物語。岩崎美奈子さんの挿絵も素敵です!柔らかいタッチが特にわたし好み♪
第四皇子・フェリオを中心に起こる、過去と未来を巻き込んだファンタジー。
ヒロインたちも可愛く、脇キャラクターも個性豊か。
思わずのめり込んでしまいます。

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2010年04月13日

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内容を簡単に言えば、王位継承権に縁の無い末っ子王子が、さまざまな出会いを経て国を救うって感じのストーリー。

いわゆる英雄譚であり、ロマンスでもあります。
メインの王子、ヒロインだけでなく、サブ主人公とも言える登場人物二人の視点を追うことで、いろんな物語をこの一作で読むことが出来ます。
ライトノベルってキャラクター重視とかラブコメ重視とかが多いと思うのですが、この作品はストーリー重視で読みやすいのですごくおススメです。

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2009年10月04日

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これもあっという間に全巻そろえました。
「輝石(セレナイト)」とか「御柱(ピラー)」とか
独特の用語のようなものはありますが、
それを飲み込んでしまえばとても面白い!

巻を読み進めていくと
「あの伏線はここで!」と思ったり。

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2009年10月04日

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毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界で出会った、少年と少女達の物語。そしていつしか、世界の謎を解き明かすことになる、剣と勇気と恋のお話。

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2009年10月04日

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中途半端に買い終わってる・・・;でも、この作品のようなファンタジー作品は滅多に出会えないと思います。

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2009年10月04日

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しばらく前から気になっていたものの、いまいちどんな話かが読めなくて躊躇していた作品。あるとき、無償にライト系が読みたくて、無難かなと買ってみたところ、思っていた以上に大当たりでした。中世系ファンタジーとSFファンタジーが絶妙にかみ合わされた世界観と魅力的に書かれるキャラクター、そしてちりばめられた謎。続きがとても気になる。。。

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2009年10月04日

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これは私の大好きな渡瀬草一郎さんのシリーズで、陰陽ノ京からずっと好きでしたが、このシリーズは最も大好きなシリーズです。
表紙からSFものかな?と思ったら実は戦記物でびっくりです。
国とのやり取り、陰謀、戦い……イラストも美麗で読んでいると、すごく透明な感じになるっていうか……とにかくオススメです。
知名度は低いようですが、本当に面白いのでぜひ買ってみてください。

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2009年10月04日

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西洋風が少し混じったファンタジー。世界観、キャラがしっかりとしていて、非常に読みやすい。続きもかなり気になります。個人的には主人公をとりまく恋愛模様と、彼の成長、そして何かありそうな背景が気になるところでしょうか。現在7巻まで。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

実は最初はイラストに惹かれ、買おうかどうしようか迷いにまよった記憶が(苦笑)
読んでみればすっかり嵌り、次が読みたくて慌てて本屋へ走ったくらい夢中に!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

シリーズ第1弾。
『陰陽ノ京』シリーズの人なので期待度大で読みました。
面白いじゃないですかぁ~
王道王宮物語@SFサスペンスって感じでしょうか?
主人公は第四王子で王位継承からは外れているが
王宮の中ではハブにされてるという可哀そうな環境。
王宮から目の届かない神殿に飛ばされているが
『御柱』から一人の少女が現れたことで大騒動に・・・
全12巻のシリーズらしい・・・後で追いかけよう。

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2017年08月13日

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前半の"承転"がスピーディーでおもしろい。
後半はちょっと先が読める展開だけど、キャラがうまく立ち回っててカバー。
でも、オチにもう一つ驚きがあれば良かった。
外伝は子供とシアとパンプキン

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2012年05月04日

Posted by ブクログ

設定やキャラ描写がしっかりしている。ストーリ展開も無理がなく、ストレスなく楽しめた。王子と二人の少女を巡る話がどのように進むか楽しみ。

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2010年01月10日

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世界観やキャラクター同士の交錯などに惹かれ、全巻持っております。

あれほど大勢のキャラがいて、しかもどのキャラも何かしら接点があることが素晴らしいなと。
図で表すと壮大なものになるのではないかと思います。
また、物語が進む中で恋愛なども少し取り入れられており、なかなか良い味を出しています。

ファンタジー好きの方にはぜひぜひ、おすすめしたいと思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

これまでの、作者の作品は、魅力的なキャラクター、ゆったりとした日常、そして、そこに加わった非日常のバランスが素晴らしかったのですが、この本でもそれは健在です。作品が持つ雰囲気はこれまでのシリーズとは異なりますが、あいかわらず文章は丁寧で、そしておもしろい。今後の展開にも期待できます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

いい感じに軽いファンタジックなファンタジー。
まだ4巻くらいまでしか読んでないケド。
今のところ、いいです。
・・・何がと聞かれたらとても困るケド(笑

ぶっちゃけウィスタル目当てで買ったのにまるで活躍してないって言うかずっと捕まってて残念。
これからに期待。

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2009年10月04日

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現在11巻目。岩崎さんの美麗な表紙に惹かれて手に取りました。王家、神殿を巡る策謀。それに柱から抜け出てきた異世界の人間との戦いと繋がり。世界観・キャラクターに引き込まれます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

続刊中。西洋風ファンタジー。世界観・設定が面白い。主人公・フェリオ王子を巡る恋愛模様も気になるところです!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

とても読み易い文章で、表現の仕方もクドくなくて、グダグダになるところもほとんど無し。
主人公フェリオを含めたキャラクターがとても魅力的です。
フェリオもウルクもリセリナも良い子すぎる!
世界観もとても素敵で、1巻を読んだだけでは分からない謎がたくさんあります。
この1巻で語られる世界をじっくり想像しつつ、大きく展開していく2巻目以降を読み進めていくと、ものすっごい面白いです。

1巻だけを読んだ感想としては★3くらいですが、全巻通して考えると★4~5くらいの感じです。
もし1巻を読んでみて★3くらいだと思った方には、是非続きを読んでいただきたいですね。
2巻目以降からがグッと面白くなっていきますよ。

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2010年10月30日

Posted by ブクログ

前作で陰陽師を書いていた作家さんだったので
どうかなぁ?と思い手を伸ばしていなかったのですが・・・。

これは、面白いですよ。
手始めに1・2巻購入。
面白くなかったらどうしようと様子見の購入。
それなのに・・・ガンガン読めちゃうのよ〜〜。
もう、ガンガン!!

中世と思われる世界と、科学が発達した未来と思われる世界。
その二つの世界のそれぞれの少年、少女たちの
考え方生き方・・・
そして政変に巻き込まれる中で自分にできること
を考え行動していく・・。

なんかもうねぇ。
続きが気になるのよね〜〜。
文章も読みやすくて上手いです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

渡瀬さんのファンタジー作品はたぶん初めてだと思うけど、まあ割と楽しめそうだと思う。

個人的に王族の内乱や、国対国の戦争の話は好きなので、まだ見放せない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

 異世界から来た少女を助けた第4王子のフェリオですが、これから王位争いで大変そうな気がします。鈍いフェリオの恋の行方も気になります。
 出てくる人たちがいい人多くていい感じです。リセリナを追ってきた者たちがすごい強いけどこれからどうなっていくのかなと思います。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

唯一、電撃文庫の中で読めた作品。失礼な物言いですいません。が、やっぱり、ターゲットとしている対象の問題でしょうね、そこは。

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2009年10月04日

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