【感想・ネタバレ】やがて恋するヴィヴィ・レイン 3のレビュー

あらすじ

ルカは皇位継承を巡る闘争へと巻き込まれ…。

ウルキオラ暴動から三年……。神聖リヴァノヴァ帝国においてルカはジェミニらと共に帝国最強の独立混成連隊として勇名を馳せていた。ルカの編み出した新戦術は三次に及ぶ「ドル・ドラム戦役」においてその威力を発揮し、帝国軍総司令官ヴラドレン皇太子はルカに作戦会議への参加を許可する。
だが皇帝の血を引くジェミニも皇太子を排除すべく暗躍を開始、ルカは皇位継承を巡る闘争へと巻き込まれる……。

「子どもだった。見た夢が幼すぎた。あの約束は世界を破壊してしまう」

「飛空士シリーズ以上!」との声も上がってきた、魅力的なキャラクター設定で圧倒的話題の一大軍事戦記。さらにさらに加速する恋と会戦の物語、第三巻。

※「ガ報」付き!

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※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

僅か260ページにおいてこの濃厚さ、濃密っぷり。   
リヴァノヴァで4年。積み上げてきた経験と人脈。   
そして訪れる転機。    
シリーズ全体としての序が終わった。のかな。   
そして破が始まろうとしている。のかな。    
けっこう展開が早い。     
革命の狼煙を上げろ。     
今、君に会いに行きます。     
ミズキの正体も気になるところ。灯台下暗し。いや、幸せの蒼い鳥、かな。

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2019年01月22日

Posted by ブクログ

いや、物語が進むにつれて、さらに面白くなっていく。
うん、いいね。

前巻までが序章とすると今巻は物語の第2章。
ガルメンディア王国を逃れリヴァノヴァ帝国に移ったルカ達の傭兵としての活躍が描かれる。
ほぼ一巻丸ごと戦争話だ。

これまで『千年に一人の軍事的才能』と冠してきたわけだけど、さすがにそこまでの戦いにはならなかったなあ。
まあ、ルカに快刀乱麻を期待するのはちょっと違う気もするし、歴史に尾ひれは付き物だし、これぐらいがちょうどいい。

新たに登場したブラドレン皇太子がなかなかいい性格してて、なんとも愉しかった。
対照的にジェミニの方はこれぞ悪役というクズっぷりで、こちらも良かった(笑)

本巻の個人的ハイライトは脱走し捕まったルカが、ガブーやメルヴィル相手に自分と一緒に来てくれと頼む場面。
ルカの周りに信頼できる人が集まっていく様は胸が熱くなる。

ラスト、ファニアの身を悪意が覆う引き。
さあ、次巻、王国に戻ったルカはファニアを救うことが出来るのか?
次も楽しみだ。

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2017年10月01日

Posted by ブクログ

他との格の違いを見せつけるかのような、スケールの大きなストーリー構成は、3巻目にしてここまでやるかという密度の濃さで読者を犬村ワールドに引き釣りこむ力強さにあふれている。最後まで全く気が抜けないまま一気に読めてしまう。

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2017年05月24日

Posted by ブクログ

すごい激動の1冊だった!
特にラストスパートが本当にめまぐるしく
うわーーどうなっちゃうのこれーー!!
というハラハラ感が、相変わらず半端ない!

ものすごくヤキモキしながら
次巻にーーー


ヴラドレンがイイキャラすぎた

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2017年10月08日

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