樹林伸のレビュー一覧

  • ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ

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     テレビドラマにもなった「ドクター・ホワイト」シリーズの第1作目。本文にもあるが「ドクターホワイトコール」という隠語があり、手の空いている医療関係者は至急集合という意味である。この話も「DCT」という医療チームが様々な観点から謎の病の原因を突き止めるというもので、まさにタイトル通りという気がする。その中心にいるのが、白夜という20歳くらいと思われる少女。医療知識、観察眼は並外れたものを持っているが、それ以外の能力は皆無。空気を読んで話すなど、この年までに備わっているべきことが何もない。まさにまっさらホワイトな状態。こうした複合的な意味合いがこのタイトルには込められているようだ。
     本書は章立て

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    2022年04月25日
  • ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ

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    2022年 浜辺美波さんでドラマ化。

    朝靄のかかる公園をふらつく人影…
    素肌に白衣をまとっただけの少女、彼女の名は、白夜。

    18、9ではないかと思われる彼女は、医療の膨大な知識をもち的確な診断をして医師たちを驚愕させる。
    しかし一方で、素性はいっさい分からず実生活の経験がなく、自分の感情すら理解できていない。

    白夜を保護した編集者の狩岡将貴とともに、知人の高森麻里亜の病院で「診断協議チーム DCT」に加わり、患者の病を解き明かしていく。


    透きとおるような肌の白さと、彼女のミステリアスな出自
    にぴったりな名前だ。
    美しさと医療の知識と人間らしさの欠乏と、そして彼女の命が狙われているとい

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    2022年04月09日
  • ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ

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    購入はしてあったのですが、ドラマが最終回を迎えたので読みました。

    ドラマで展開を知っていてもそんなこと関係なしに面白かったです。ドラマと設定が少し異なるところなどはドラマを観た後だからこその面白さもありました。

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    2022年04月06日
  • ドクター・ホワイト 神の診断

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    『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』から続けてこちらも一気読みでした。
    ドラマはこちらまでベースにしているので、ドラマを観た方は読むことをおすすめします。

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    2022年04月06日
  • ドクター・ホワイト 心の臨床

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    医大生となり病院に帰ってきた。そこからのお話。
    危うく、羊の皮を被った狼にやられるとこだったわ。

    トモエも治って良かったし、みんな治って良かった。

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    2022年03月22日
  • ドクター・ホワイト 神の診断

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    シリーズ第2作。天才的な診断能力を持つ白夜が高森病院のDTCに所属して1年がたった。並外れた医療の知識でこの1年間数々の診断をこなし、無感情だった白夜は少しづつ人の感情を理解するようになっていた。今回以前に白夜に命を救われたカンナが妊娠したが忽然と胎児が消えた。同時に癌に冒されている事が判明する。
    前作より医療の説明が多く癌のメカニズムや3大療法(手術・薬物・放射線)のエビデンス等興味深い。癌治療の代替医療や民間療法のロジックに納得してしまう。
    謎であった白夜の出生の秘密も明かされる。
    ★★★✩✩ 3.0

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    2022年03月13日
  • ドクター・ホワイト 神の診断

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    専門用語が多くて難しい。
    けど、面白いのは間違いないかな。続きを読んでみる。

    ってか、こっちが2巻やん。やってもーてるやん。
    おかしい思たんよ。大事なとこサラッと流すしさー…あー、やってもうた。

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    2022年03月12日
  • ドクター・ホワイト 心の臨床

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    水樹先生が何考えてんだかよく分からない、ちょっともやもやな結末でした。

    好評につきシリーズ第三弾、なんでしょうが、これって単純に白夜のスーパードクター(医学生だけど)ぶりを楽しんでいればいいんだっけか?と思っていたら最後に高森勇気先生が登場して、まだ白夜出生の秘密に絡む積み残しがあったことを思い出した。

    ということは更に続巻があるのだろうけど、ちょっと展開引っ張り過ぎなんじゃないだろうか。

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    2022年02月08日
  • ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ

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    ファンタジー医療系ミステリーといった感じだろうか。なんとなく各所に金田一少年の事件簿感を感じる内容。医療系とは言いながらもメインはミステリーなのでサクサク読めます。プロローグっぽい終わり方で続きも気になるところ。

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    2022年01月09日
  • 島耕作の事件簿

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    あの島耕作が、登場する怪事件。

    見知らぬ女の部屋で目覚めた島。
    しかし、そこには、首を絞められた女性の死体が...

    密室の中で、犯人は、自分しかありえない?
    そこへ、なんと女性の妹が訪ねて来た。

    果たして、島は、殺人罪の無実を晴らせるのか?
    島が調査を進めるうちに、更なる殺人が...
    混迷を深める状況の中で、島の立場がますます悪くなる。

    果たして、真犯人は、だれか?
    相棒の小暮さんが、良い味を出してますね。

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    2021年03月07日
  • 東京ワイン会ピープル

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    会社の付き合いで参加したワイン会。
    その帰り道に出会った男性に誘われ、とあるワイン会に足を運んだ主人公は次第にワインの魅力にハマっていく。

    主人公のワインに対する表現が独特で、情景が浮かぶような描写が面白い。
    粉飾決算で捕まった男性の代わりにワイン会に通うという一風変わった設定、最後のスピード展開は漫画チックですね。
    ワインについて詳しくないですが、ライトなノリで気軽に読めた。

    作中に出てくるワインを飲んでみたいが、一本何十万もする高級ワインはなかなか手が出せない…。
    作者は漫画『神の雫』の原作者とのこと。

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    2021年02月15日
  • 陽の鳥

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    ネタバレ

    1999年、沖田森彦はヒト体細胞クローン胚の樹立に成功する。
    助手の名嘉城と喜びを分かち合うのも束の間、世界で初めての成功である研究の発表を前に事件が起こる。
    最愛の息子、有基が学校に来ていない-知らせを受け、焦燥する沖田であったが、願いは届かず有基は遺体となって発見される。
    悲しみに溺れる沖田に悪魔の囁きであるかのような考えが浮かぶ。

    “有基のクローンを造りたい”

    科学の禁忌でもあるクローン技術によって死んだ息子を“復活”させてから、8年の月日が流れた。そして、運命の歯車がまた廻り始める。

    *****

    雑誌『ダ・ヴィンチ』に紹介されていて、医療もの、ミステリ、ということで気になったこ

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    2019年04月22日
  • 島耕作の事件簿

    全部見せろ!

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    2018年06月21日
  • ビット・トレーダー

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    電車事故で最愛の息子を失った男。慰謝料を株に突っ込み大当たりした日から人生は激変した。増え続ける金、愛人との生活、妻や娘との不和。ある日、会社の倒産情報と空売りの裏取引を持ちかけられた男はその誘いに乗るのだが…。人生も株も「底」を打った男が、家族の絆を取り戻すため、人生をかけた大勝負に挑む!

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    2018年06月16日
  • 島耕作の事件簿

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    殺人事件の容疑者にされても、いつもの島耕作。課長時代に不倫がバレそうになった時の方がよっぽど動揺していたように見える。
    これだけのピンチに陥っても助けてくれる友人や理解してくれる上司がいる時点でミステリーからファンタジーの領域に踏み入っている。

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    2018年03月26日
  • 島耕作の事件簿

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    まさかまさかの殺人事件。
    珍しく女を抱くこと無く終わりますがw。
    島耕作が真面目に殺人事件を推理するってのと周囲が意外なくらい協力的なのも島耕作シリーズらしくて好きです。
    こういうキティちゃん並みにフットワークが軽い所が作品が愛される所以でしょう。

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    2018年03月24日
  • 島耕作の事件簿

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    多少強引で御都合主義だけど島耕作の世界観に合わせてるから仕方ないかな。
    ミステリーとしてまあまあの出来だけど、世界観に縛られずもっとハードボイルドチックにできれば良かったかも。

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    2018年03月24日
  • 陽の鳥

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    沖田森彦は大学の研究室でヒト体細胞クローン胚の技術開発のチームリーダーをしていた。
    ヒト・クローンの研究はほぼ成功しており、あとは微修正を加えるのみの段階になっていた。
    そんな時、突然森彦の一人息子・有基が事故で亡くなってしまう。
    IQは180以上、けれど森彦の方針から普通の子どもとして育てられていた有基。
    サッカーが得意で、木登りが好きで、素直な子どもっぽい性格をしていた。
    ヒト・クローンを成功させる技術は森彦の目の前にあった。
    有基を失った現実から逃れるように、決して許されない禁忌を森彦は犯してしまう。
    たとえ遺伝子はまったく同じだとしても、亡くなった有基と生まれて来た透は別々の人間だと思

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    2017年04月06日
  • ビット・トレーダー

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    株の売買って「そうなんだ」ってことが書かれている。午前中に大きく値を上げた株は、だいたい午後1時から2時の間に利益確定売りで下げていく、下げを狙ってその時間帯に買うのがセオリーらしい。但し、価格が上がって引ける場合は翌日も更に値が上がることが多い。2時から更に引け値で下がる場合は株価下落の理由がない限りは翌日リバウンドするので買いである(P106~)小説の内容よりもこの箇所に興味をもつ

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    2016年11月30日
  • 冬を越せるキリギリス 好きなことだけ続ける仕事術

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    樹林伸という名前ではピンと来なかったけど、金田一少年の原作者と聞いて分かった。その他にも諸々ヒット作を出している。
    そんな面白いおじさんとDaigoが交互に語っていく。

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    2014年09月29日