【感想・ネタバレ】東京ワイン会ピープルのレビュー

あらすじ

今秋映画化。一杯のワインが彼女の運命を変えた!?
自慢のワインを持ち寄り楽しむ宴。そこは愛と欲望と打算が渦巻く場でもあった。人気コミック原作者によるもうひとつの『神の雫』。

※この電子書籍は2017月11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ワインに関して全く知識のない桜木紫野が、同僚に誘われたワイン会で、織田一志と出会ったことをきっかけに、ワインの魅力に引き込まれていくストーリーです。

桜木紫野は、ワインを口にしたときの感覚が豊かで、そのときに思い描いてる風景や雰囲気が、そのまま自分の目の前にも広がるような感覚になりました。

また、桜木紫野の周りの人物がワインを飲む目的もそれぞれ異なっていて、コミュニケーションのために利用する人、ワインそのものを愛してる人、ワイン好きな自分に酔う人、ウンチクを語りたいだけの人、恨み妬みを晴らすために利用する人…。

自分は下心なくワインを愛せる人になりたいですね。

0
2025年10月04日

Posted by ブクログ

会社の付き合いで参加したワイン会。
その帰り道に出会った男性に誘われ、とあるワイン会に足を運んだ主人公は次第にワインの魅力にハマっていく。

主人公のワインに対する表現が独特で、情景が浮かぶような描写が面白い。
粉飾決算で捕まった男性の代わりにワイン会に通うという一風変わった設定、最後のスピード展開は漫画チックですね。
ワインについて詳しくないですが、ライトなノリで気軽に読めた。

作中に出てくるワインを飲んでみたいが、一本何十万もする高級ワインはなかなか手が出せない…。
作者は漫画『神の雫』の原作者とのこと。

0
2021年02月15日

「小説」ランキング