秦郁彦のレビュー一覧
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【由来】
・「動乱のインテリジェンス」のカバー裏の関連本紹介で
【期待したもの】
・「陰謀史観」は自分も陥りやすい思考停止の誘惑であるが、最近はそうではないだろ、と思う。だが、そう信じてる人間って、なかなか論破できないので、その知力を身につけたい。
【要約】
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【ノート】
・この本には唇亡歯寒を陰謀史観的に論破することを期待していた。そのことに気づいたのはタイトル故で、正岡さんの言う「タイトル読み」とはこういうことかと思ったりした。
・1908年 ホワイトフリート(P75)
1924年 排日移民法(P83)
松方乙彦(P93) ルーズベルトへの影響
「国際政治における不感症」(P104)
「陰謀」はあるけど「陰謀史観」はない?(P166)
ウールステッターの「パールハーバー」(P181) -
Posted by ブクログ
東京裁判、コミンテルン、CIA、フリーメーソン・・・疑心が疑心を呼ぶ。
第一人者が現代史に潜む魔性に迫る。
「何かあるに、ちがいない」陰謀論と秘密組織の謎
誰が史実を曲解し、歴史を歪めるのか。
第1章 陰謀史観の誕生
第2章 日米対立の史的構図(上)
第3章 日米対立の史的構図(下)
第4章 コミンテルン陰謀説と田母神史観
第5章 陰謀史観の決算
世の中には、陰謀史観というものがある。本書では現代史研究の第一人者
である著者が徹底検証している。陰謀史観には、根拠の不明確なものや論
証の粗いものが多い。自分の主張ありきで、資料の都合の良い部分だけを
引用する牽強付会な感がある。
東京裁判史観を批判する人たちには、歴史の専門家は少なく他分野(英語学、
ドイツ文学、国文学、数学)やアマチュアの論客が多いという。
いずれも読者の情緒に訴えるレトリックの功者であることから、支持する人
も多いようである。
陰謀史観がはびこる背景には、あえて異を唱え名を売るという側面もあるよ
うだ。「歴史学では大小の論争がつきものである。そして問題提起、推論、
仮説が出つくす過程を経ておのずと通説や定説が固まってくるのだが、それ
にあえて異を唱える主張と論者は修正主義、修正論者と呼ばれる。新人が名
を売る早道なので、アメリカには「修正主義者は事件の数ほどいる」と皮肉
る声もある。」
本書は、現代史をテーマに取り扱った本であるが、歴史とどう向き合うのか
考えることが出来る内容である。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
陸軍大将全員の人物像と事績を4人の歴史家が洩らさず紹介した、リーダブルな陸軍史の決定版。
本書は西郷・山県・児玉・乃木など、明治期の大将31人を扱い、その実像を伝える。
[ 目次 ]
第1章 大将の誕生(廃止された陸軍元帥;ほとんどが金鵄勲章佩用者 ほか)
第2章 草創期の大将たち(大村益次郎―建軍の父;西郷隆盛―「敬天愛人」の人 ほか)
第3章 眠れる獅子「清国」に挑む(野津道貫―猛将の典型;北白川宮能久親王―台湾で死んだ宮様 ほか)
第4章 日露の戦いのなかで(山口素臣―初の教導団出身の大将;岡沢精―初代の侍従武官長 ほか)
第5章 明治陸軍の栄光に包まれて(大島義昌―日清戦争、緒戦の功績者;大島久直―師団長の在任記録ホルダー ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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