宇野千代のレビュー一覧
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激動の時代をなんとも、軽やかに奔放に生きた宇野千代さん。
いろんな、文豪や有名な方とのふれあい。
今じゃ叩かれそうなくらいの恋多き女性。
それであって、芯があるので読んでいてこんな生き方もあるんだと、清々しささえ感じる。
最後の宇野千代さんが百歳を迎えて、角川文庫版によせての文が全てかな。
「私は年齢を意識せずに生きてきた気がする。
とりたてて長生きするために努力してきたわけではない。長生きするために何か特別なことをするのは私の流儀に反する。ただ、私は21世紀が見たい。なぜなら私は人一倍好奇心が強いからである。」
「私は自分の気持ちに正直に行動してきた。人がどう思おうが世間が何と言おうがこれっ -
Posted by ブクログ
なんという奔放で芳醇な生き方! 気になれば夫がいようが妻がいようが関係なくその男と寝て、そのまま一緒に生きて苦労をして、また別の女にとられて、飄々と渡すけれども、愛用の箪笥だけは運び出してきたりするのである。大して好きでもないのに、なんとなく流されて抱かれて、深刻に愛そうとされると身をかわし、その男の訃報を聞いて心痛めるのである。会社をおこして大金持ちになって、一転破産して大借金をひたひたと返し、でもなんとなく平気。
少女の自分を犯した男が後年事故にあって、口に筆を加えて書いたという手紙を読んで、「人はいつ、いかなるときでも、自分の身の置かれた場所に、敢然と立っている勇気を持つべきものかと、私 -
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宇野千代(1897~1996年)氏は、山口県玖珂郡横山村(現・岩国市)の酒造家に生まれ、岩国高等女学校(現・県立岩国高校)卒の小説家、随筆家、着物デザイナー、実業家。野間文芸賞、日本芸術院賞、菊池寛賞等を受賞。勲二等瑞宝章受章。文化功労者。作家の尾崎士郎、梶井基次郎、画家の東郷青児、北原武夫など、多くの著名人との恋愛・結婚遍歴を持ち、その波乱に富んだ生涯は、様々な作品の中で描かれているが、中でも『生きていく私』(1983年)は自伝的小説として有名。
本書は、著者の様々な作品等から、「生き方についての知恵」に関する文章を集めたもので、1988年に出版、1993年に文庫化された。
私は、著者につい