おはん(新潮文庫)
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おはん(新潮文庫)

473円 (税込)

2pt

「人にもの問われても、ろくに返答もでけんような穏当な女」である主人公“おはん”は、夫の心がほかの女、芸妓“おかよ”に移ったとき、子供を身ごもったまま自分から実家に退いた。おはんとおかよ、二人の女に魅(ひ)かれる優柔不断な浅ましくも哀しい男の懺悔――頽廃的な恋愛心理を柔軟な感覚と特異な語り口で描き尽し、昭和文学の古典的名作とうたわれた著者の代表作。(解説・奥野健男)

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おはん(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    朝日新聞文学紀行の山口県である。それほど山口特有のものが出てきた印象はない。おはんという別れた女房とその息子の悟、及びあたらしく一緒になったおかよとその妹のお仙とのやり取りである。最後に悟が死亡する。女性が書いたとは思われない小説である。

    0
    2024年12月13日

    Posted by ブクログ

    のらりくらりとした花屋の店の主人、前妻と今の妻への気持ちが、風のようにコロコロと変わっていく様の描き方・・・
    すごいよぉ~。
    男が誰かに告白しているような形式なんだけど、その文章はまるで散文で、川の流れのように、片流れの日本画の様。
    もって回った京言葉も、なんだか雅やかです。

    一人の優柔不

    0
    2011年02月21日

    Posted by ブクログ

    文句なしに、大好きな本です。
    10年もかけて書かれているのに、最初から最後までブレていないのがすごい!!
    関西弁に似た独特の語り言葉も、とても美しいと思います。
    男性の声で、朗読してもらいたいです。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    いいなああ!!
    文章がうますぎる!!
    ひきこまれます。

    しかし、おはん。
    貞淑すぎ!貞淑すぎでしょ〜!?
    愛人に夫をとられた妻おはん。7年ぶりに再会した夫に恨み言一つ言わないで抱かれる。何ー?!
    男が再びヨリをもどそうと言い始めると愛人に遠慮してみたり、どうにも押しが弱い・・・こんなダメ男になぜっ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ


    次回の読書会課題図書は、今年の後期朝の連続テレビドラマのヒロイン宇野千代さんの「おはん」。

    宇野千代さん、お名前はもちろん知っていたけど、著作を読むのは初めて。
    宇野千代さんへの勝手なイメージと、タイトルの女性の名前から、奔放な女性の一代記なのかと思っていたら、一人称で描かれる物語の語り手は、3

    0
    2026年01月09日

    Posted by ブクログ

    これは、加納屋を語り手に設定したことによって成功した作品だと思う。

    物語として読むなら、正直なところ、どの登場人物にも共感できない。
    でもこれが、エロスとアガペーについて書かれた寓話なのだとしたら?

    おはんは、一心に加納屋の幸せを願い、加納屋の幸せこそが自分の幸せであると考えている。
    一方、おか

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    主人公にもおはんにも怖さを感じます。
    弱さの部分とか自分に嘘ついてそうなところとか。

    主要人物では、おかよさんが一番好きというか安心できました。

    語り口の柔らかい感じとか最近の本にはない情感とか好きです。

    0
    2016年02月25日

    Posted by ブクログ

    別れた女房のおはんと別れる原因となったおかよとの間で揺れ動く男の話。
    なんというか、男がダメ男すぎて困る。それを助けられるのがおかよみたいな女。でもおはんと再び会って、子ども(自分と血が流れている)と一緒に暮らしたいと思って実行に移すも、なんの因果かその子は死ぬ。それから、法要が終わるとおはんは消え

    0
    2015年06月06日

    Posted by ブクログ

    男のずるさにいらつきながらも何一つ捨てられない気持ちに共感し、おかよの強い自我にあざとさを感じながらも一途さにあこがれ、おはんの怨まぬ姿に哀しさを感じながらも美しく目に映る。傍にいることをあきらめて男の永遠の女性になるなど、私にはできそうにもないけど。

    0
    2011年03月27日

    Posted by ブクログ

    ”(元)妻のおはん”と”愛人のおかよ”との間で揺れる、優柔不断なバカ男の話。
    昔言葉なので多少読みにくさはあるが、男の語り言葉の柔らかさと美しさは秀逸。
    こういうダメな男って、捨てられないんだよなぁ~と思いながら読む。おはんの気持ちはわからなくもないが、哀れでちょっと怖い。
    子供のためと思ったことが

    0
    2011年03月06日

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