宇野千代のレビュー一覧

  • 生きて行く私

    Posted by ブクログ

    毎日新聞に連載されていたという自伝的エッセイ。特に半生を語った前半部分はほとんど小説を読んでいるかのよう。時代は大正末期から昭和中期。複雑な家庭環境、地元での教員生活、上京後の文士たちとの交流、焼け野原からの雑誌発行、その成功と没落等々、どれも当時の風俗が垣間見えて興味深い。後半は時代も現代に近づき、エッセイ色が強くなる(それでも30年ほど前だけど)。
    まず文章が読みやすい。新聞連載なので一話が短く、テンポよく読める。まとまった読書時間がなかなか取れない人(私です)に特におすすめ。恋愛遍歴が有名だけれど「恋愛」部分の描写は多くはない。恋愛好きというよりはただひたすら、自分に正直な人だったのだろ

    0
    2010年11月24日
  • 行動することが生きることである

    Posted by ブクログ

    初めての宇野千代さん。
    かっこよすぎ。
    はまりました。
    ぐっとくる言葉は、彼女の経験がちゃんと現れてるから。
    もっと作品読んでみたい。

    0
    2010年11月22日
  • 生きて行く私

    Posted by ブクログ

    自分の人生とあまりにもかけ離れていて、びっくりの連続だった。ドラマみたい。宇野さんの行動力は本当にすごい。友達も著名人の名が次々と出てきて驚かされた。

    0
    2010年10月04日
  • 行動することが生きることである

    Posted by ブクログ

    美しい桜色の表紙にひかれて購入

    「私、死なないような気がするんですよ…」

    彼女のデザインした桜色のハンカチを持っていた。
    潔く生きた先駆者

    0
    2010年09月01日
  • 行動することが生きることである

    Posted by ブクログ

    これはいつも以上に時間をかけてじっくり丁寧に読みました。

    潔く力強い。
    年齢からは考えられないほどチャーミングで全てに前向き。
    おまけに嫌味がない!

    こういう生き方って素敵です。
    読むだけでスッキリします。

    0
    2011年03月02日
  • 行動することが生きることである

    Posted by ブクログ

    自信たっぷり、という感じの所も読み取れるのに嫌みがなく(むしろとっても微笑ましい)、全て70代から後に書かれた文章であるのにまるで少女みたいな可愛らしい文章。

    彼女自身辛い事や悲しい事もたくさんあったとは思うのだけどそこを全くクローズアップしようとせずとにかく自分は幸せだったと言い切ってしまう人生観にとても好感を持った。

    世の中の人生観を語ったりなんだりしている文章では自分がいかに苦労していかに悲しい思いをして生きてきたかという負の部分にばかり力を入れているものが多いがこの本はそれらのものとは違う。
    悲しくても、言わない。悲しいと思わない。
    自分も辛い事や悲しい事があってもそれをやたらめっ

    0
    2010年07月25日
  • 恋愛作法

    Posted by ブクログ

    いわゆる恋愛指南本(笑)ですが、
    すごく共感できました。
    実体験に基づいてるからかな。

    人生の先輩に叱られたい女子はぜひ。

    0
    2010年07月07日
  • 行動することが生きることである

    Posted by ブクログ

    読むと、元気がわいてきて前向きになれる。

    彼女の生き方はすごすぎて圧倒されてしまうが

    意識を前向きに変えていくその力がすごいなぁと思った。

    0
    2010年06月23日
  • 生きて行く私

    Posted by ブクログ

    地元出身作家の自叙伝(?)大物作家などが数多く登場してくる感慨深い作品です。幸福を伝染、という件が好きになりました。

    0
    2010年04月08日
  • 恋愛作法

    Posted by ブクログ

    恋愛がよくわかっていないのではないかという私にとっては、色々と考えさせられる内容でした。
    こういうおばあちゃんになりたいか、なれるのか、それは女性として幸せなのか、どうなんだ、という答えの出ないぐるぐるに巻き込まれ、それが面白かった。
    こういうおばあちゃん、好きよ。

    0
    2010年03月27日
  • 行動することが生きることである

    Posted by ブクログ

    いろいろ考えさせられることがたくさんありました。
    この本、人生のバイブルにしたい感じ。

    恋愛についても、仕事に対しても学ぶことがたくさんありました。
    彼女の生き方は大変だけれども、考え方を是非まねしたい。
    2,3ヶ月をかけて少しずつ読んでいったので、最初のほうのお話はもう忘れかけて来ているので、この本はずっと手元に置いておきたいです。

    0
    2010年03月21日
  • 生きて行く私

    Posted by ブクログ

    とっても素敵だった!!
    読んでいて一体彼女がいくつなのかわからなくなった。
    友達が有名な人過ぎて驚いた。
    出てくる舞台がご近所だったりして驚いた。
    彼女の考え方はすきだ。
    是非是非全部の作品を読みたい。

    0
    2009年10月29日
  • 行動することが生きることである

    Posted by ブクログ

    さ、さすが宇野先生!といった感じの彼女の生き方についての考え方、習慣が描かれています。
    考える前に体が動いちゃってたのよね。という先生の生き方は、読んでいてすがすがしい。

    0
    2009年10月04日
  • 98歳まで生きてわかった、「超ポジティブ思考」がいちばん!

    Posted by ブクログ

    前向きな性格、向未来思考、すんでしまったことをいつまでもくよくよしない、悪いことはすぐ忘れる、ストレスをためないからこそ長生きできたのかな。私もみならいたい。

    0
    2025年12月12日
  • 生きて行く私

    Posted by ブクログ

    宇野千代さんの若い頃の生き方が豪快過ぎてびっくり。しかも現代と比べて、女性がもっと自由に生きにくかった時代のはずなのに。
    1つびっくりしたのが、岐阜県の淡墨桜の保護活動に宇野さんが関わっていたことだった。淡墨桜は個人的に思い入れがあるからちょっと感動してしまった。いつか実物を見に行かないとな。

    0
    2025年11月02日
  • 生きて行く私

    Posted by ブクログ

    なんという奔放で芳醇な生き方! 気になれば夫がいようが妻がいようが関係なくその男と寝て、そのまま一緒に生きて苦労をして、また別の女にとられて、飄々と渡すけれども、愛用の箪笥だけは運び出してきたりするのである。大して好きでもないのに、なんとなく流されて抱かれて、深刻に愛そうとされると身をかわし、その男の訃報を聞いて心痛めるのである。会社をおこして大金持ちになって、一転破産して大借金をひたひたと返し、でもなんとなく平気。
    少女の自分を犯した男が後年事故にあって、口に筆を加えて書いたという手紙を読んで、「人はいつ、いかなるときでも、自分の身の置かれた場所に、敢然と立っている勇気を持つべきものかと、私

    0
    2025年09月01日
  • 98歳まで生きてわかった、「超ポジティブ思考」がいちばん!

    Posted by ブクログ

    宇野さんは、行動もメンタル面もとてもアクティブで尊敬するところがたくさんあります。
    特に思ったのは、良い意味での「思い込み力」が大切にであるということです。
    人間には潜在意識があります。
    自分を信じることで、この領域をプラスなことで埋めていくのが大切なんだと思いました。
    実践するのは中々難しいけれど、意識はしていきたいと思いました。

    0
    2024年08月23日
  • 98歳まで生きてわかった、「超ポジティブ思考」がいちばん!

    Posted by ブクログ

     迷ったときは「行動する」ほうを選ぶ。習慣をつくることが「達成」への最短距離。老年は女でも男でもなく「人間」になる。宇野千代「98歳まで生きてわかった、超ポジティブ思考がいちばん!」、2022.10発行。

    0
    2023年12月27日
  • 生きて行く私

    Posted by ブクログ

    山田詠美さんの尊敬する人とのこと。どんな方なのか気になり自伝である生きて行く私を読んでみました。とにかく行動力が半端ない。思い立ったら即行動。一目惚れしたその日から同棲、それまでの連れを呆気なく捨てる。興味を持ったらどんなに遠かろうがこの目で見るため聞くために訪ねていく。岐阜の薄墨桜を復活させ保護したエピソードは印象に残りました。歴史的文豪や画家との交流も興味深い。

    0
    2023年05月06日
  • 98歳まで生きてわかった、「超ポジティブ思考」がいちばん!

    Posted by ブクログ

    死ぬまでは、生きているということ。


    今後の人生で何度も読み直してみたいと思う本だった。とても学びになる部分も多い反面、今の私としては、それは違うだろうと思う内容もあった。それが自分が歳をとるにつれて、どういう風に見え方が変わっていくのかを知りたいと思った。生きることがつまらない、と思ってる人に読んでもらいたい。

    0
    2023年05月05日