川上健一のレビュー一覧

宇宙のウインブルドン

川上健一

常識に非常識をぶつけて風穴を開ける！という話か、
それとも単なるパロディか。
けっこう楽しく読んだけど、もう一度読むことはなさそう。

朝ごはん

川上健一

2018.2.17
朝ごはんが大好き、よくわかる！タイトルに惹かれて手に取った本。朝ごはんって、夜よりも食べることに罪悪感がなくって、何食べようってわくわくするからすき。
島森慶を囲む山梨県でのお話。元々が山梨県の新聞に掲載されてたものだと知ったのは物語を読み終えてから。慶が大好きな山梨での生活の描写を見ていると、こんなところでの朝ごはんは美味しいやろうなあって、お客さんのような気持ちに。ブログの力はやっぱり偉大で、いまや大事な情報発信源だと思う。
山梨まで行けなくても、近くで、外で朝ごはんを食べるっていうのもやってみたいかも。終始ほんわか、おだやかなストーリーでした。

朝ごはん

川上健一

妹より譲受本。川上健一さんの小説も初めてです。

リストラされた主人公の女性が、八ヶ岳が目の前に広がる古民家で「朝ご飯や」を始める。
カマドで炊いたご飯、七輪で焼いたシャケ、…　とてもおいしそう。

シンプルだけど、美味しそうなごはんと、美しい自然とで、優しいお話しですが
大きな事件が起きたり、またそいういうのを望んでもはいけない感じなので、お話しとしてはちょっと物足りないかな

雨鱒の川

川上健一

とてもピュアな二人がほほえましい。
美しい文学作品でした。

最後のエーちゃんが泣けた(ﾉ_･｡)

あのあと二人はどうなったか気になる…

しかし言葉がよくわからなくて、正しく理解しないまま終わったかも。

お父さんにラブソング

川上健一

いつもは家庭の中でないがしろにされがちなお父さんにスポットを当てた短編集。
父の日にプレゼントしてもいいかも

朝ごはん

川上健一

朝が大好きな主人公がリストラされたのち　朝ごはん屋をやっていく小説。悪人がが出てこず　主人公もお人好しで優しい癒し系でおいしそうな話でした。

宇宙のウインブルドン

川上健一

目にもとまらぬサーブができる高校生が、ウィンブルドンに挑戦する物語。主人公のことがよく分からないまま、終わってしまいましたが、これはそういう常識外れを楽しむ話なんでしょうね。まあまあ面白かったです。

ららのいた夏

川上健一

展開もストレートアヘッドで、ドンデン返しもそういう意味ではストレートアヘッド。
この作家、正直文体は全く好みでは無いんですが、そのストレートアヘッドなストーリーに何故か惹きつけられて、これで3作目。
この話、ストーリー経過は3作中一番好きでした。ストーリー結果は3作中最も読みたく無いものでした。哀しい。

ナイン 9つの奇跡

川上健一

老若男女9人だけの草野球チーム「ジンルイズ」が起こす奇跡を描いたファンタジー野球小説。
メンバーの個性が微笑ましい。野球が好きといっても色んな側面があり、野球という競技の奥の深さを改めて知ることができる。実況する会社社長やスコアブック好きの青年なんて、まさにそう。白球とはなんて魅力的な物体なんだろう。

ライバル

川上健一

高校のゴルフ部の葉奈は，ゴルフを楽しくプレイしているが，同じ学年で優秀な宇希恵からどういうわけかライバル視される。

作者は違うが同じスポーツ女子ものとして「武士道シックスティーン」と比べると，どうしても見劣りしてしまう気がする。

小さな幸せ物語

川上健一

見開き２ページのショートストーリーが101話。家族のありがたさがつくづく伝わるお話が中心。
ドラマ風のCMの題材にしたら面白いかもしれないが、こんな言葉を交わせる家族はちょっと現実的ではない。

ライバル

川上健一

高校ゴルフ部に所属する２人の少女の成長物語。エース宇希恵が陥ったスランプ。そこから抜け出せる方法に夢中で考える葉奈のキャディを務める宇希恵。

朝ごはん

川上健一

朝が大好きな女性が「朝ごはん屋」を始める。こんな店があったら行くな～
2014.6.9

小さな幸せ物語

川上健一

見開き一作なんですが、量が結構あって読むのが苦痛になりました…。
よかったのは前半かなー。斜め読みしてしまったのもありますが…。

宇宙のウインブルドン

川上健一

サーブの練習しかしない高校生がウインブルドンを優勝してしまう！！

ま、ありえないわなwww
でも面白かった！

ストーリーどうこうと言うよりは、この主人公の考え方、みたいなところが面白かったかな。

ただ、、、最後の左手のストロークはちょっと卑怯だと思ったなぁ。。。使うにしても、もう少しスマートなやり方、と言うか弁明みたいなのが欲しかった。

とはいえ、単純に面白かった。これは、もうこう言う本だと思って楽しむもんだと思う。

朝ごはん

川上健一

八ヶ岳が目の前に広がる古民家でカマドで炊いた御飯を出す「朝ご飯屋」
美味しそうだな。

素晴らしい環境で、真心込めて作った御飯を、家族や友人と食べるなんて最高だろうな。朝ご飯を楽しめる人生は幸せだな。

お父さんにラブソング

川上健一

お父さんにスポットを当てたほんわかショートショート。
どれも3ページ程度でさくさく読めて次の物語へ。
それを良しとするかどうかは読む人次第だね。

個人的には、短編集にするためのネタ集程度にしか感じなかった。
悪くないんだけど、読み応えに欠ける感じ。
ほんのいくつか、余韻が残る素敵なものがあっただけに
それらを拡げて短編集にして欲しかったなと。

あまり長く続けて読めない人にはオススメ。

ららのいた夏

川上健一

爽やか。
走る足音、波の音が聴こえてきそうで、
過ぎ去った自分の青春時代を少し思い出しきゅんとします。
設定やストーリー展開はありがちですが、楽しくさらっと読めた。

女の子同士の会話になんだか違和感を感じる。
ちょっとクサイ描写だったり微妙な下ネタが多いところは気になります

月の魔法

川上健一

時々でも読み続けていきたい川上健一作品。こんな風に思っても「何かが違う」と離れてしまい読めなくなってしまった作家も。立男は、舞台を外国にするような小賢しさを感じるともういけない…宮本輝も昔は良かったのに。

朝ごはん

川上健一

川上健一さん独特のほのぼのとした内容でした。青春を題材とした作品が多かったので、今回はアラサー世代に挑戦されたのでしょうか？今までの川上作品とは違う印象を受けました。