アジアを1ヶ月ほど旅しているときに
マレーシアのコタキナバルという土地で出会った本。
読む本がなくなり、日本語の本を扱う書店で見つけた。
選べるほどの量はなく、なんとなくこの本を手にした。
期待せず、ビーチで一人寝そべりながら読み始めると、
テンポ良くサクサクと読み進められる。途中、登場人物の笑い
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“がはは”が非常に気になるものの、文体自体は読みやすいので
一気に読破できる。
物語は、高校球児の純也と天才ランナーららの恋愛小説。
ランニング中にららと出会い、順調に日々を重ねていく二人に悲劇が・・・。
物語の骨子は、ありきたりのもので読み進めると先が読めるのだが、
それでも感動できる物語である。
そして、読み終えた後には、なぜか気分がスッキリとしている。