川上健一のレビュー一覧

  • 雨鱒の川

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    映画で知って(観てないけど)読みたいと思ってた本。
    方言が読みづらくて、なんとなーくな感じで読んだけど、でも面白かった。
    なんていうか、エーちゃんが憎めなくていいわ。
    映像も見てみたい。
    (08/01/22)

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    2009年10月04日
  • ららのいた夏

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    厚さの割りにぐいぐい読めちゃいます。
    ただタイトルから既にラストの予想がついていたので、もう国際マラソンあたりからはストーリーを楽しむ余裕も無く心震わせていました。

    読後感は抜群に良いと思うので、これからの時期にぴったりな一冊ですね。

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    2009年10月04日
  • ららのいた夏

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    ありがちな青春小説、と表現してしまえばそれはそうだけど、それでも読むだけで心が温かくなる。ラストは不覚にも涙してしまった。夏に読むのにぴったりな一冊。

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    2009年10月04日
  • 雨鱒の川

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    これも映画化なったやつ。これは見ちゃった。見なくてもよかったかぁって思ったり。あの2人じゃ田舎の素朴な感じは出ないね。心平と小百合のすっごくかわぃぃ恋の話。

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    2009年10月04日
  • 翼はいつまでも

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    夜明け前の十和田湖で、主人公が裸で泳ぐ同級生の女の子と出会うシーン。女の子は湖から上がった後、アヴェ・マリアを歌う。現実にありそうで、しかし小説の中でしかありえないだろう胸が高鳴る素晴らしいシーンだ。青春小説の傑作。

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    2021年05月06日
  • ららのいた夏

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    翼はいつまでもみたいに泣きはしなかったけど、かなりあま〜い(というか甘酸っぱい)青春ラブストーリーって感じ。

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    2009年10月04日
  • 雨鱒の川

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    言葉の訛りが激しく、読みづらい文もありましたが、雨鱒を通して爽やかな印象と、みずみずしさを感じることができました。英蔵、好きです。ラストは力強いタッチで描かれています。

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    2009年10月04日
  • 翼はいつまでも

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    田舎の平凡な中学生の少年が
    ビートルズの曲に出会い
    部活に、仲間との友情に、初恋にと
    ひと夏を駆け抜ける物語です。

    時代背景がビートルズの流行った頃
    (たぶん昭和40年代?)なのと
    男子目線の青春グラフィティなので
    ところどころイラっとするけど(^◇^;)
    初恋の部分は微笑ましくておもしろかったわ。

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    2025年11月14日
  • 翼はいつまでも

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    中学生による一夏の思い出と冒険、その回顧。めちゃくちゃ面白いというほどではなかった…が、こんな夏もあるのかなと想像しながら読むことができました。

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    2025年08月12日
  • 翼はいつまでも

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    神山くんと一夏の青春を味わった気持ちになりました。あの頃の素直でまっすぐでエネルギーのある感じ。
    最初は正直あまり読み進められなかったけど、途中から一気に世界感に引き込められていました。

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    2023年10月14日
  • 雨鱒の川

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    東北のとある寒村。母親ヒデと二人暮らしの小学三年生の心平は、川で魚を捕ることと絵を描くことにしか興味がない。そんな心平には心の通い合う少女小百合がいた。
    純粋に魚と絵描きを楽しむ少年は10年だってもそのままだった。しかし現実は苛酷で、小百合には経営に有能なむこ養子が迎えられ、心平との結婚の約束は果たせなくなりそうになる。
    心平が追い詰められたときに曖昧に愛想笑いをするのが妙にいらだった。男ならビシッと言い返せ!と思うのは、偏見なのかしら…?

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    2023年08月04日
  • 翼はいつまでも

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    青森県十和田市立南中学校の野球部に所属する神山少年をとりまく青春物語。
    父親との確執や友人たちとの悪ふざけ、教師に反抗して自分の意思を大人に伝える勇気をもったり、初恋を体験したり…。

    勇気をふり絞って自分の気持ちを素直に言える神山くんがうらやましくて仕方がない一方で、「私ももっとがんばれる!」という勇気をもらった。
    後味スッキリ、気持ちの良い終わり方で、読み応えたっぷり。
    今をしっかり生きようと思える一冊。

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    2023年08月04日
  • トッピング 愛とウズラの卵とで~れえピザ

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    「朝ごはん」に続き2冊目の川上さん。
    登場人物、皆良い人。
    でも、良い人過ぎて、印象が薄いのが残念。

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    2023年07月12日
  • 翼はいつまでも

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    ネタバレ

    神山久志
    青森県十和田市立南中学校。補欠の野球部員。捕球までは完璧だが、ファーストへスローイングしようとすると弱気の虫が出てしまう。三年でレギュラーになった。

    輪島
    補欠の野球部員。あだ名はおっさん。吃る癖がある。視力が弱くてボールがよく見えないから打つことも守ることも投げることもうまくいかない。

    力石
    補欠の野球部員。集中力がなくていとも簡単にエラーしたり三振したり、ランナーになってもくだらないポカでアウトになる。そのくせすぐふてくされてしまう。三年でレギュラーになった。

    中川
    大学を出たての体育の教師。野球部の顧問で監督。神山たちの担任。大学で二塁手をしていた。

    工藤
    野球部副キャ

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    2023年05月09日
  • 翼はいつまでも

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    今思うと、あの頃は些細と思えることを人生の一大事のように思い悩んで大騒ぎしていたな〜。 子供から大人へ脱皮する思春期の入口の、甘くて、切なくて、ほろ酸っぱい時代を川上さんか見事に思い起こさせてくれた。 歳を重ねて世の中が見えてしまったからだろうか、何事にも真剣に向き合っていたあの頃が輝いて見えるけど、ノスタルジーに浸ってばかりじゃなく、まだまだ未来志向でいくぞ〜

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    2023年04月29日
  • ららのいた夏

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    青春ド真ん中と言った感じか。
    展開はお約束通りだか、ヒロインがぶっ飛んでいるのは高評価。あまり考えずに読める本。

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    2022年09月07日
  • トッピング 愛とウズラの卵とで~れえピザ

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    ネタバレ

     川上さん、今回は岡山が舞台の物語、岡山弁が漏出していますw。「トッピング」、愛とうずらの卵ので~れぇピザ」、2018.11発行。難波雅彦、あゆみ、悟史の3人家族。がんで治療中の妻を励まし元気にさせるために雅彦、懸命の頑張り。まずは西大寺の裸祭りで宝木を獲得せんと奮闘するも粉砕w。次は倉敷の阿智神社に行き、見れば長生きするという南極老人星を見ようとするも星は見えず。最後は世界一のピザ、マルゲリータの作成を。果たしてピザは出来上がり、美味しく焼けたのでしょうかw。全般的にちょっとテンポがゆるい気がしました。

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    2022年02月24日
  • 雨鱒の川

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    ネタバレ

    台詞が全て強めの方言で書かれているので、読解は地の文からも頭を働かせる必要があった。ただ、方言特有のあったかさも相まって、全体的に古き良き日本を感じられる。田舎の狭いコミュニティのあれこれも、ネガティブなものというよりは、伝統的なものとして、支え合いの精神が押し出されている。一方で、排他的な面も描かれているので、最終的には駆け落ちという選択は自然に感じた。諦めきれない恋心と、断ち切ることのない心の繋がりが、田舎の社会性、排他性と照らし合わされながら描かれていた。駆け落ちした二人が、どうか幸せであるようにと願わずにはいられない。幸せの形は、人それぞれだなあ。

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    2019年08月28日
  • 雨鱒の川

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    ちょっと前半くどいかな/ どてん!/ かわいい/ 母の死に様が格好いい/ そこだけはなかなか洒落てる/

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    2019年04月15日
  • トッピング 愛とウズラの卵とで~れえピザ

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    3.5
    東京でフリーのデザイナーをしていた主人公・あゆみは、妊娠を機に恋人と破局、さらには流産と心身共に疲弊したタイミングで、両親と二人の姉の身勝手な要請を受け入れ帰岡。奉還町商店街で雑貨カフェ・セワーネを営むが、あゆみを溺愛する夫・雅彦と息子・悟史との幸せな生活もつかの間、乳がんに侵されてしまう。
    手術は成功するが、治療の副作用や戻らない体力、さらには再発の恐怖と闘いながら、微妙な関係の両親の世話、そしてセワーネの営業と奔走する。
    そんなあゆみを支え、何とかして励まそうとする雅彦のトンチンカンな頑張りや、商店街の人々の暖かいサポートの物語。

    ◯難波あゆみ
    ◯難波雅彦 あゆみの夫。

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    2019年01月10日