保坂和志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても癒されました。
毎日の暮らしの中に共存している
猫という生き物が、たくさんの
作家の方々の憩いであり
生きがいであり、無くては
ならない存在でした。
家の猫も保護してから3年
猫を飼った事もない家族の中で
その存在感の大きな事、
角田光代さんの文章の中に
(以前は、自分は自分はという
感じで暮らしで辛かったところに
猫がきて自分以外の事に心を
持っていけるようになった事で
楽になった)とありました。
まさにそれです。疲れたけど
とりあえず猫に餌をあげようと
声をかける事で気持ちが良い
方向に切り替えていける。
猫って不思議な生き物です。 -
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Posted by ブクログ
★藤井時代だからこそ★おそらく1997年か98年に読んで以来の再読。将棋でのAIが一気に進み、藤井聡太が席巻する今になって、改めて保坂和志の分析と羽生の考えを読んでみたい。コンピュータは人間がプログラミングするもの、という前提があり、部分的な良し悪しを人間が判断して入力する考えだったろうが、現在のAIは人間の判断を不要にしてしまった。それだけに見方は変わっているだろう。
<以下引用>
――人間vsコンピュータとい図式で考えてしまいますが、そういう図式ではないんですよね。
羽生 コンピュータは人間が作り出すものですから結局は。人間が作り出したコンピュータvs人間なんです。
――そういう意味で、 -
Posted by ブクログ
久しぶりに保坂和志を読んでやはり著者の小説観は素晴らしいと実感。小説を読むとは読んでいる体験のことであって、ああこういうタイプの小説ねとか、期待した感情(感動とか、怒りとか、)を得るために読むものではないということ。
小説家とは小説やフィクションというコードがあってそれに沿って書く人のことではない。だから例えば著者の小説で描かれる猫は単に猫であり、何かを象徴・表象するために書かれているわけではない。また大人の男女が2人いたらそこにセックスが描かれないと小説っぽくないというのもコードだ。さらに単に会話文を続ければ小説になるものでもない。これは著者が引用するトルストイのアンナ・カレーリナの文章を -