古賀及子のレビュー一覧

  • 好きな食べ物がみつからない

    Posted by ブクログ

    エッセイストとしても活動する古賀さんの本を初めて読んだ。まず、プープーTVで大北さんと色んなものをレンチンして食べている古賀さんの印象との違いに驚いてしまった。そして序盤からずっと、わかるようだけどわからない、自分ではかけない場所がむず痒いような気持ちがずっと続いてしまい、古賀さんってこんな繊細なところもある人だったんだなと(失礼)、そしてその繊細さが食の分野に発揮される、そのされ方が自分とはだいぶ違うなと、やや困惑しながら読み進めた。
    しかしながら、終盤で食のプロフィール帳を作って整理したあたりから、すごくしっくりする感じで読んだ。着地点も清々しい。
    そうか、古賀さんは、それが好きな私、を選んだのね。
    でね、私の好きな食べ物は、野菜と果物と寿司としゃぶしゃぶとお酒です。
    好きな食べ物って、一つじゃなくてもいいと思うんだ。

    0
    2026年06月06日
  • 好きな食べ物がみつからない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オーディブルで聴いた。
    好きな食べ物について、こんなに長く書けるなんてすごいと思う。
    私は、好きな食べ物は色々あるけれど、やっぱりテンションが上がるものではないかと思い、スティック状の大学芋が一番に思い浮かんだ。
    好きな食べ物って、自己プロデュースの一種で、何の食べ物を選ぶかによって、他人からの印象が変わるという話だったのか!と思った。そんなこと考えたことなく、正直に、思いつくままスティック状の大学芋!って思ったけど。他人にどう思われるかまで考え始めたら、大学芋って微妙な気がしてきた。
    でも、私は自分には嘘をつきたくないので、やっぱりスティックの大学芋が好きです。

    0
    2026年05月15日
  • 5秒日記

    Posted by ブクログ

    5秒のことを200字で書く

    なるほどな思いつき。

    古賀さんとお子さんたちとの掛け合いに、クスッと笑いがこぼれる。
    素敵な日記を読ませていただきました♪

    焼き芋とコンクラーベ
    財布に入れとくカエルくらいの大きさ
    イヤホンのケーブルで(物理的に)釣れる息子
    三が日の先、どこまで餅を走らせるか

    細かく上げるとキリがないほど、日常に潜む小さなひとコマにぐぐっと心引き寄せられました。

    0
    2026年05月03日
  • 好きな食べ物がみつからない

    Posted by ブクログ

     これは、タイトル通りの内容の一編が表題作として含まれるつれづれエッセイ集ではなく、一冊まるごと「好きな食べ物が見つからない」ことについて語り尽くされた本なのか、とはじめの方で気づく。ああ、取るに足りないことをとことん突き詰める系ね、と思い、まあ気楽な読み物としては好きよ、くらいのつもりで読んで(聞いて)いるうちに、気づくとムフッとなんども笑っていた。16個の食べ物を並べて、「私の好きな食べ物は○○です」と一度全部言ってみて、そう言う自分を好きかどうか検証してみるところに特に惹かれた。

    0
    2026年04月29日
  • 5秒日記

    Posted by ブクログ

    日記。5秒間のことをぐぐっと綴る日記というのはおもしろい。しかしこの方の日記は多数の他者に見られる前提の日記であるからどこか説明っぽいし、毎日が素敵な発見にあふれている。本当の日記の、辛さ、どうしようもなさ、孤独、自己嫌悪などはあらわれない。

    0
    2026年04月14日
  • 好きな食べ物がみつからない

    Posted by ブクログ

    デイリーポータル的な真っ直ぐでは許さない感覚とはこういうこと!
    真摯に好きな物考えるってこんな感じだし、簡単では無いから、ほんと研究者とか没頭してる人すごいなと思う。
    萌音ちゃんがあとがきとか凄い。

    0
    2026年04月12日
  • 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り、最初の話では日記の書き方の著者なりのコツが書いてあってなるほどなと思った。
    自分で自分の日記を評価してしまうと、それを気にして変に整いすぎた文章になってしまう。
    日記とは元々は誰にも見られずに鍵をかけるなどして、自分の思いのはけ口や日誌のように使われてきたが、現代ではブログやエッセイ本として気軽に世間に披露するものになっている。
    人に見られるだけあって、身元がバレそうなとても個人的なことを詳細に書いたり、個人名を出したり、ネガティブなことを書きすぎるのはいただけない。(最初からネガティブをモットーにしたものは別だが)

    などと、私も誰に見せるでもなく日記を書いているため、またブログを書きたくなった。
    初めの話はタイトル通りのものだったが、その後は著者の通常の子育ての日常エッセイが続き、人の日記なのでとやかくいうのはお門違いだが、子供の観察日記のようにとにかく子供のネタが多いので、タイトルだけ見て読み始めた自分からしたら求めている内容ではなかったので、ざっくり読んだ。
    子供ネタは日記として書きやすいため、もっとそれ以外を読みたかった。

    0
    2026年04月06日
  • 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている

    Posted by ブクログ

    古賀さんのエッセイはなんでこんなに面白いんだろう。日常の場面を切り取るのがうますぎるし、ご家族もユーモアに溢れている。
    もっともっと毎日を大切にしようと思う。

    0
    2026年03月20日
  • 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている

    Posted by ブクログ

    日記エッセイストの古賀さんが日記をつける上でのコツや書き方をまとめたものと、実際の日々の日記が収められた日記エッセイです。

    「私が日記をつけていることが私にばれると、私は私に感想を求めるようになる。都合のいい物語を語り出す。だからこっそり覗いて、ばれないようにする」
    という「物語として整形される以前の、現実のなまなましさをそのまま、できるだけ日記に取り入れたい」ために「感想を禁じる」という書き方が面白いなと思いました。確かにあった事実を並べていくことでその人の感情というのは自然と浮き上がってくるもの…というのは発見というか考えても見なかったことでした。なんか俳句とか短歌にも通じる考え方では。人それぞれやり方はあるでしょうが、この古賀さんの日記の型みたいなものが日記を書きたい方には1つのヒントかも。

    あと「かけがえなさというのは、思いがけなさのなかにあるんじゃないか。なんとか常に世界や他者に驚き続けたい」
    というのは分かるなぁと思いました。確かに物語的なものから逸脱したところに生のきらめきみたいなものがあるな、と。

    また古賀さんの日記を読んでいて意外に思ったのは家で仕事をする人でも、打ち合わせとかワークショップ等々…で外に出る用事が結構あるんだなぁということです。更に友人と会ったり、お子さんの用事に付き合ったりということを含めると、なんだかんだとほぼ毎日出かけていて、アクティブな人なんだなぁと。朝家で仕事をして外での仕事のために外出し仕事の後で友人と会ってその後買い物して帰ってきて夕ご飯作って…という著者を尊敬(あれ?皆これくらいやってるのかな…私は出かける用事が何かあると一日それ以外はできないタイプなので羨ましい…)。

    日記を書きたいとか全く思ってなかったんですが、本書を読んでちょっと日記を書いてみようかな…という気持ちになりました。

    0
    2026年03月03日
  • 好きな食べ物がみつからない

    Posted by ブクログ

    食べ物についてこれだけ考えられるのがすごい
    こんな熱量を持って生きて行けたら楽しいだろうなと思った
    途中は正直ダレる、というか考えてることがコロコロ変わるお喋りみたいな文体が話題について行きにくくてちょっと流したところもあるけど、最後の方とても面白かった
    ウェブライターらしい言葉のチョイスの良さ

    0
    2026年02月20日
  • 巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある

    Posted by ブクログ

    著者が思い出を巡らせるのと一緒に、自分の思い出を反芻するなどした。 自身を常識も何もしらず不器用と言っているが、なんてことのない些細な記憶も、ディテールが鮮明で、とてもとても羨ましく感じた。 良い本

    0
    2026年02月12日
  • 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている

    Posted by ブクログ

    毎回、本のタイトルが秀悦。
    読まずにはいられない?!

    日記、年の初めだしメモ書き程度で始めようかなと思いつつ、その一歩がつかめない(笑)

    0
    2026年01月08日
  • 巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある

    Posted by ブクログ

    古賀及子の思い出エッセイ。
    ノスタルジー感が強い。

    古賀及子のこれまでの人生と場所について思い出が綴られる。読んでいてそんなことがあったんですね、という気持ちになるが、面白いかといえば、そこまででもない。

    やはり古賀及子の真骨頂は子供達との日常を描いたエッセイだと思う。何だか物足りない。

    ちょくちょく使われる大袈裟な形容詞がちょっと気になる。この表現が古賀及子だと言われればそうなのだが。

    とはいえ、古賀及子作品はまだまだ読むつもりだが。

    星は3つ。3.4だな。


    あと、2025年は本作で読み納め。
    今年は98冊読んだ。100冊届かず。

    今年のベスト3
    「世界99」
    「レーエンデ国物語」シリーズ
    「疫病神」シリーズ

    「世界99」はずっと独特の気持ち悪さがあり、どうなるのか分からない展開でずっと面白かった。
    「レーエンデ国」シリーズは未完ながらずっと面白く、早く続編出てくれ!という気持ちになるくらい面白い。
    「疫病神」シリーズは新作が全然出てないが、主人公2人の掛け合いが最高。このシリーズも新作が待ち遠しい。

    以上。

    0
    2025年12月31日
  • よくわからないまま輝き続ける世界と~気がつくための日記集

    Posted by ブクログ

    “ひまを防ぐ”ため、また日記を書くために、日常にどのようなエッセンスを取り入れたのか、各章の副題として明示されている。一見すると、日常の出来事をとりとめもなく書き綴ったようでもあるが、副題を意識しながら読むことで、ひとまとまりのエッセイとして楽しむ事ができる。

    マクドナルドのホットケーキを食べに行くエピソード。「久しぶりである手触りの一方、ホットケーキの味わいは新鮮でもあって、その気分がすれ違った」という表現が素敵で、何度も読み返した。

    0
    2025年12月27日
  • 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている

    Posted by ブクログ

    「文学フリマ」が毎回入場者数を更新し、日記本がブームになり、自分でも日記を書きたい・noteで公開したい・ZINEにまとめたい……という人が増えているなか、日記エッセイストの第一人者が、日記を書く際の独自の経験知と秘密を大公開。その実践例としての日記もあわせて収録。日記を読みたい人にも、書きたい人にも、いますぐ役立つアイデアと実例が満載の、これからの日記作家に捧ぐメタ日記エッセイ。(紹介文より)
    ーーーーーーーーーーーー
    経験値と秘密を大公開というほどでもないけど、
    日常がつづられていて、ちょっと見るのにちょうどいい。
    エッセイというほどでもないけど、小説でもない、
    確かに日記だなと。
    ただ、日記のなかでも、
    公開することを前提とした日々の記録、で、
    自分の内面を見つめなおすものではない。

    私も子どもがいるから、
    息子さんや娘さんが絡む日常がのぞき見できて面白い。
    生活のなかの小さな出来事に
    感情や考察があり、
    それを文章化できるというのは、才能だなと思う。

    ただの記録でもなく、自分の深みを探るものでもないけれど、
    感じたこと、考えたことをきちんと記録している。

    きちんとした感情任せでない日記だな、と感じた。

    0
    2025年12月21日
  • 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている

    Posted by ブクログ

    古賀さんの日記は病みつきになる。
    使う言葉ひとつひとつが凝りすぎてて、ちょっとだいぶ鬱陶しいんだけど、それが気にならなくなってくる頃には読み終わるのがさびしくなってくる。いつもそんな不思議な感覚になる。
    え?っていうようなことで、家族と喜び合う、共感し合う、ハイタッチする、なんてこと、そんなにある??って思うけど、よく考えてみるとたしかにときどきあって(ハイタッチはしない)、それを文章にするとこんな感じになるんだ、そして些細なとるにたらないようなことでもなんかちょっとしたできごとなんだなって気付かされる。

    0
    2025年12月05日
  • 巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある

    Posted by ブクログ

    飯能のバイトの話が好きだった。
    その土地土地の思い出。

    会社員、学生、母、娘…人間っていろんな側面があるんだなと改めて感じる。

    0
    2025年11月29日
  • 巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    住んでいた町、働いていた町、旅行で訪れた先など様々な場所にまつわるエッセイ。落ち着いた文章でたんたんと思い出が語られるが、若いころの話はけっこう破天荒というか奇人という感じなのでびっくりさせられる。身だしなみや衛生観念、生活習慣なんかから短大生の孫を優しくしつけなおした祖父の努力は気が遠くなるようなものだったろう…と思わずにはいられない。
    この人の日記を先に読んでそちらが良かったのでエッセイも読んでみたのだが、日記の方が勢いがあって好きかな。この本では「所沢店、売れ!私たちの福袋」が好き。それぞれ違う雑誌のスタイルを体現する女子たちが集まっているがちゃがちゃのお店が、ショッパー特需で福袋の売り上げテナント一位をたたき出して心を一つにする瞬間、面白い。漫画みたいだ。その後あっさりと著者がバイトからフェードアウトしていくのも良い。現実だ。このたんたんとした感じが読んでいると癖になってくる。他の本も読んでみようか。

    0
    2025年11月14日
  • 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている

    Posted by ブクログ

    日記本。本屋で目にとまって、ふらっとレジまで運んで本棚にお迎えした1冊。
    前段はおばけに取り憑かれることを覚悟の上で日記(本)の中で日記を書くことについて書いてあり、個人的には腹落ち具合がよかった。自身では日記書いていないのだけれども。。

    0
    2025年11月09日
  • よくわからないまま輝き続ける世界と~気がつくための日記集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文章を書きたいから日記をつける、しかも中身が本にできるレベルというとんでもないな作者。
    日常の中で食べたり感じたり笑ったりすることをメインに書いているし、中身もいい意味で軽いので面白い。

    0
    2025年10月15日