古賀及子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
『ダ・ヴィンチ』2025年3月号のプラチナ本。
エッセイは普段あまり手に取らないけど、なんとなく気になり古賀及子作品を初読み。
「あなたの好きな食べ物はなんですか?」
この質問にベストな「好きな食べ物」がみつからないまま45年間生きてきた著者が、答えを見つけるための4か月の記録。
サンリオキャラクターの公式プロフィールに載っている好きな食べ物の考察から始まり、はじめて好きな食べ物の質問に答えた小5の思い出、その他、様々な好きな食べ物候補とストイックに向き合った結果、導かれた答えとは…
これはエッセイという形式を取った「好きな食べ物」についての論文と言っても過言ではない。それくらいテーマへ -
Posted by ブクログ
「好きな食べ物はなんですか?」に対する最適解を考察していく。ある程度の食べものを食してきて、コミュニケーションスキルの1つとして、いい大人になった今ならではの…ベストな好きな食べ物があるはず!様々な選択肢から論理立てて答えを探し求める様子が収められていました。1位から3位の表彰台に台乗りしたり降りたり、入れ代わり立ち代わり並んでいた食べ物イラストも可愛らしかった。
『憧れる、尊敬する、共感する、興奮する、安心する、好きな気持ちには様々にポジティブな感情が同居する。対象によって心の動きはずいぶん違う。…好きな食べ物たちはそれぞれの感情を連れてくる。それで私は、ずっとくるくる翻弄させられるのだ。 -
Posted by ブクログ
日記エッセイストの古賀さんが日記をつける上でのコツや書き方をまとめたものと、実際の日々の日記が収められた日記エッセイです。
「私が日記をつけていることが私にばれると、私は私に感想を求めるようになる。都合のいい物語を語り出す。だからこっそり覗いて、ばれないようにする」
という「物語として整形される以前の、現実のなまなましさをそのまま、できるだけ日記に取り入れたい」ために「感想を禁じる」という書き方が面白いなと思いました。確かにあった事実を並べていくことでその人の感情というのは自然と浮き上がってくるもの…というのは発見というか考えても見なかったことでした。なんか俳句とか短歌にも通じる考え方では。 -
Posted by ブクログ
古賀及子の思い出エッセイ。
ノスタルジー感が強い。
古賀及子のこれまでの人生と場所について思い出が綴られる。読んでいてそんなことがあったんですね、という気持ちになるが、面白いかといえば、そこまででもない。
やはり古賀及子の真骨頂は子供達との日常を描いたエッセイだと思う。何だか物足りない。
ちょくちょく使われる大袈裟な形容詞がちょっと気になる。この表現が古賀及子だと言われればそうなのだが。
とはいえ、古賀及子作品はまだまだ読むつもりだが。
星は3つ。3.4だな。
あと、2025年は本作で読み納め。
今年は98冊読んだ。100冊届かず。
今年のベスト3
「世界99」
「レーエンデ国 -
Posted by ブクログ
「文学フリマ」が毎回入場者数を更新し、日記本がブームになり、自分でも日記を書きたい・noteで公開したい・ZINEにまとめたい……という人が増えているなか、日記エッセイストの第一人者が、日記を書く際の独自の経験知と秘密を大公開。その実践例としての日記もあわせて収録。日記を読みたい人にも、書きたい人にも、いますぐ役立つアイデアと実例が満載の、これからの日記作家に捧ぐメタ日記エッセイ。(紹介文より)
ーーーーーーーーーーーー
経験値と秘密を大公開というほどでもないけど、
日常がつづられていて、ちょっと見るのにちょうどいい。
エッセイというほどでもないけど、小説でもない、
確かに日記だなと。
ただ、 -
Posted by ブクログ
「好きな食べ物は何ですか?」
この問いに、うまく答えられないあなたへ。
“やっぱりみつけたい。
「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。”
自分のことは、いちばん自分が、わからない。
どうでもいいけどけっこう切実。
放っておくと一生迷う「問い」に挑んだ120日を
濃厚かつ軽快に描いた自分観察冒険エッセイ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
エッセイでも、小説でも、自己啓発でもない、
不思議なジャンルの1冊。
タイトルは比喩ではなく、
本当に「好きな食べ物をみつける」までの
自分の観察と葛藤を繰り返す日々の記録。
確かに「好きな食べ物」は単純な話ではなく
人となりやインパクトや思 -
Posted by ブクログ
おススメの本を聞かれるのも困るけど、
好きな食べ物を聞かれるのもなかなかに困る。
ほんのれんラジオで激推しされていた
古賀及子さんのこちら。
ポップでキュートな装丁とは裏腹に、
著者の4ヶ月にもわたる「好きな食べ物を探す旅」は、驚くべき行動力と妥協を許さないストイックさを携えて、あらゆる事象に通じそうな懐深く、骨太な内容になっている…ような気がする。
正直ほんのれんラジオでほとんど内容を知ってしまっていたので、古賀さんの美麗でエモーショナルな文章を堪能(…と言ってもこの部分でさえウメコさんの朗読でだいたい知っていたんだが)することが目的っぽい読書ではあったが、
「好きな食べ物」が、アイデン