古賀及子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんでもないような日常が書いてあるだけ、といえばそうなんだけど、子どもたちとの何気ない会話に人柄の良さを感じる。高校生の息子くんも、中学生の娘ちゃんも、お母さんである古賀さんと適度に仲良しで、素敵なご家庭。
たぶん、こういう、なんでもないようなことが幸せなんだと思う。
THE虎舞竜のロードがリフレインする。
なんでもないような日常って、何でもなさすぎてホントに忘れる。でも、「昨日なにしたっけ?」と日記を開いて思い出して書こうとするとき、自分がたしかに生きていたことを実感する。なんだー、案外いいこともあったじゃんーって思う。私も日記を続けている人として、「うんうん、そうですよね!」とひとりで相 -
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日記についての価値観、どんな日記を作っているか、という内容。
日記をつけている人はこんな日記の書き方もあるという発見、日記を付けていない人も、書きたくなるような内容。
私自身も日記を付けており、その日にあった出来事をただズラズラと書き殴って感情の吐き出し場所のようにしている。
しかしこの本に書かれている「日記」というものはそういうものではなくて、日常を切り取った何気ない、書かなければ忘れてしまいそうな一瞬について書く、というもの。
2章3章では実際の日記も掲載されている。そこでは、私から見ると短編小説のようで、読んでいて細かな風景が思い浮かべられるものだった。こんな風に書くのは難しいな~と -
Posted by ブクログ
子供の頃は好きな食べ物は即答出来ていたけど
それは自分というのはこういう人です!という自己紹介のようなものでもあった気がする。
そもそも好きな理由って、好きだから。でいいのになぜ好きなのかも説明出来ている時点そういう事だったのか。
大人になって好きな食べ物はなんですか?と改めて聞かれると確かに見つからない。多くの美味しいものも食べた経験と、上記の理由もあいまってますますわからなくなる…
著者はその「自分の好きな食べ物=私はこういう人間です!」に値する食べ物を探していく…もはや寿司!なんてものは種類が多すぎるしという意見も、そもそも固有名詞でなくてもポムポムプリンのように「ふにゃふにゃしたもの」 -
Posted by ブクログ
今の世の中は、美味しいもので溢れかえっているため、1つだけ「この食べ物が好きです!」と声高らかに言えるものが自分もないことに気付かされた。
その時の気分によって、数多の好きな食べ物から都度都度ピックアップして伝えていた気がする。
好きな食べ物をはっきりと紹介できることによって、自分がどう見られたいか、自分というキャラの確立。
そして周りに好きな食べ物を認知してもらえることによって、その食べ物に関する情報が集まってくるというメリット。
好きな食べ物とは、真剣に考え、答えるべき「問い」であることに気付かされた。
作者の好きな食べ物を見つけるまでの道のりが描かれている本書は、誰もが過ごしている -
Posted by ブクログ
「好きな食べ物はなんですか?」に対する最適解を考察していく。ある程度の食べものを食してきて、コミュニケーションスキルの1つとして、いい大人になった今ならではの…ベストな好きな食べ物があるはず!様々な選択肢から論理立てて答えを探し求める様子が収められていました。1位から3位の表彰台に台乗りしたり降りたり、入れ代わり立ち代わり並んでいた食べ物イラストも可愛らしかった。
『憧れる、尊敬する、共感する、興奮する、安心する、好きな気持ちには様々にポジティブな感情が同居する。対象によって心の動きはずいぶん違う。…好きな食べ物たちはそれぞれの感情を連れてくる。それで私は、ずっとくるくる翻弄させられるのだ。 -
Posted by ブクログ
タイトルの通り、最初の話では日記の書き方の著者なりのコツが書いてあってなるほどなと思った。
自分で自分の日記を評価してしまうと、それを気にして変に整いすぎた文章になってしまう。
日記とは元々は誰にも見られずに鍵をかけるなどして、自分の思いのはけ口や日誌のように使われてきたが、現代ではブログやエッセイ本として気軽に世間に披露するものになっている。
人に見られるだけあって、身元がバレそうなとても個人的なことを詳細に書いたり、個人名を出したり、ネガティブなことを書きすぎるのはいただけない。(最初からネガティブをモットーにしたものは別だが)
などと、私も誰に見せるでもなく日記を書いているため、またブ